出生前診断について「産むか、産まないか」突き付けられた家族 難しい課題・・・
【平成家族】突然の宣告、おなかの子に障害? 出生前診断、「産むか、産まないか」突き付けられた家族
7/1(日) 14:01配信
夫と長女がじゃれ合う姿を見つめる女性(右)=2018年6月
おなかの赤ちゃんの状態を知る「出生前診断」を受けるカップルが増えています。高齢妊娠が増え、出生前診断がよく知られるようになったことが背景にあるようです。「産むか、産まないか」の選択を突き付けられた家族もいます。障害のある子を育てられるのか……。悩み抜いた家族を訪ねました。(福地慶太郎)
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2015年夏。東京都内の産科医院で、妊娠11週になった第1子のエコー(超音波)検査を受けた女性(37)は、医師から告げられた言葉に混乱しました。
「むくみがあるのでお子さんはダウン症の可能性が高い」
当時34歳。おなかの中で育っていくわが子を、検査で知るのを楽しみにしていました。まさか、ダウン症の可能性を伝えられるとは思ってもいませんでした。
「エコーを見ても、元気に動いているぐらいしかわからなくて。先生の深刻そうな雰囲気で『大変なことになった』と感じた」と振り返ります。
仕事中に呼ばれ、医師の説明に同席した会社員の夫(39)も不安になりました。
医師は、まだあくまで可能性の段階で、おなかに針をさして羊水を取る「羊水検査」によって、ダウン症などの染色体異常なのかがわかると説明。夫婦に羊水検査を受けるようにすすめました。
「先生から言われたので、受けるしかない」と思った女性は羊水検査を受けました。結果が出た後にどうするかは考えられなかったといいます。
妊婦の羊水を採取して調べる羊水検査
妊娠19週ごろ、事前に言われていたタイミングよりも早く、医師から連絡があり、夫婦で結果を聞きました。
結果は陽性。おなかの子どもは、ダウン症であることを知らされました。
人工中絶は法律で、妊娠22週未満までと決められています。医師はすぐに中絶するかどうか、尋ねました。
「中絶手術の予約をしよう」と夫は言いました。落ちついて考えたかった女性は「いったん考えさせてください」と医師に答え、夫婦で話し合うことにしました。
「子どものうちは育てられるけど、自分たちがいなくなったら、この子はどうなるかわからない」と夫は不安を口にしました。「陽性だった人のほとんどが中絶しているのだから、そういうもの」だと考えていたと振り返ります。
女性は「将来はもっとダウン症の人が暮らしやすい社会になっているかもしれない。私は産みたい」。互いに譲りませんでした。
けれども、「この子を産んでも、俺は愛せないと思う」。夫の言葉に女性は、このまま産んで家族の関係が悪くなってしまってはいけないと思いました。夫婦はやむを得ず、おなかの子をあきらめる決断をしました。
女性にあやされ、笑みがこぼれた長女=2018年6月
8月。妊娠21週で中絶した男の子は、445グラム、24センチに育っていました。手の指にはすでに爪があり、顔は夫に似ていました。
それからの女性は自宅の仏壇の前で、毎日泣き続けました。「何も悪くないのに。ごめんね」
女性の姿を見ていた夫は、胸を痛めました。「もし、また子どもを授かったら、今度はどんな子でも必ず産もう。もう羊水検査は受けないでいい」と考えるようになりました。
年が明け、女性の妊娠がわかりました。そして、第1子と同じ産科医院で受けた妊娠11週のエコー検査でむくみがみつかり、再び、医師からダウン症の可能性を指摘されました。
「産む」という二人の決意は揺らぎませんでしたが、医師にすすめられ、採血で高精度に調べられる「新型出生前診断」(NIPT)を受けました。結果は陽性。そして羊水検査も陽性でした。
ただ、羊水検査の結果から、おなかの子がダウン症になったのは、遺伝によるものではなく、偶然が続いた非常に珍しいケースだと、医師から説明されました。
夫は「1人目のときに考えた子どもの将来への不安は、あまり深く考えないようにした。妻の心と体にこれ以上の負担をかけるわけにもいかない。受け入れよう」と覚悟を決めました。女性は「2度続いたことで、おなかの子に運命的なものを感じた」。
2016年11月。2800グラムの長女を出産しました。
1歳7カ月の長女をあやす夫=2018年6月
1歳7カ月になった長女は、夫が仕事から帰宅すると、声を出して笑顔で迎えてくれるそうです。夫は「本当に癒やされます」。女性は「普段はなかなか笑わない夫が、娘が笑うと、つられて笑顔になる」。3人で出かけることも、家族の楽しみです。
長女の誕生は、夫婦にたくさんのことを教えてくれました。
ダウン症やほかの障害がある子の家族とのつながりがうまれ、助け合いながら、子育てをしています。女性は「同じように悩んだ経験があるからこそ、親身になってくれ、密な人間関係が築けている」と感じています。
食事や運動の仕方を学んでもらう訓練や、言葉を使うのは難しくてもジェスチャーでコミュニケーションができる「ベビーサイン」の指導など、障害のある子が生活しやすくなるためのサポートも、どんどん発展しているとわかりました。
女性は「こうして娘を大切に育てていこうと決断ができたのは、息子のおかげ」。
そして、女性は、自身も受けた出生前診断についてこう語ります。
「出生前診断は、より体制の整った病院への転院や気持ちの準備ができる一方、産む、産まないの選択を迫られることもある。陽性が出て出産をあきらめた後、前に進めなくなる人もいる。あきらめた後はどう立ち直るかも考えないといけない。不安を解決するための検査ではないことを知ってほしい」
主な出生前診断
国立成育医療研究センター(東京)の左合治彦・副院長は「高齢妊娠の増加と、検査の認知度の高まりから、出生前診断を受ける人は増えている」と話します。
左合さんらの推計によると、出産した妊婦のうち、何らかの出生前診断を受けた人の割合は2008年の3%から16年には7%に増えました。
出生前診断には、さまざまな種類があります。
新型出生前診断(NIPT)や母体血清マーカー検査は、あくまで確率を判定する「非確定検査」。診断を確定させるには、羊水検査などの「確定検査」を受けることが必要です。
母体血清マーカー検査について、国の専門家会議は、十分に理解せずに受けて混乱したり、全員が必ず受けるものと誤解されたりする恐れがあるため、「医師は妊婦に検査を積極的に知らせる必要はない」との考え方をまとめています。
ただ、医師は妊婦から相談されたら、検査の目的や予想される結果、その後の選択肢などを十分に説明し、誰でも生まれつきの障害を持つ可能性があることを伝え、質問に納得いくまで答えること。
そのうえで、妊婦が自分で受けると決めたときだけ検査をする、と定めています。
NIPTについても、学会の指針は「医師が妊婦に積極的に知らせる必要はない」としています。
しかし、相談した医師から十分な説明がなく、検査結果に振り回された家族もいます。
医師から示された母体血清マーカー検査の用紙。当初は、妊娠22週の検診時に結果が伝えられる予定だった
東京都内に住む会社員の女性(43)は2度の流産を経験し、不妊治療もうまくいきませんでした。費用が高額になり、治療はやめました。
しかし昨年12月、自然妊娠がわかりました。
うれしさの半面、「高齢出産は障害のある子が生まれるリスクが高い」と聞いていたので不安になり、出生前診断を受けようと決めました。女性は「もし障害があるとわかっても、すぐに中絶するなんてありえない。そのときは、時間をかけて考えて決めたい」と思っていました。
妊婦健診に通っていたクリニックの医師に相談すると、「母体血清マーカー検査」を紹介されました。妊娠16週で検査を受けました。
4月下旬、妊娠20週のときに体調を崩してクリニックに行くと、医師に「検査結果が出ていますよ」と言われました。渡された紙には、ダウン症の確率が「約186分の1」と書かれていました。「陽性」と判定される数字です。
この結果はあくまで確率なので、「羊水検査」で陽性かどうか確定させる必要があります。しかし、中絶ができる22週未満の期間は、残り13日しかありませんでした。
「羊水検査を受けるなら、近くの大病院に紹介状を書きますが、すぐに予約できないかもしれません」と医師。女性は「なんとか22週に間に合うようにできませんか」と助けを求めましたが、医師から「詳しくないんです。知りません」「大病院で相談してください」と言われ、途方に暮れました。
「羊水検査もできないなら、産むしかないよ」と夫(45)は言いましたが、女性は「まずは結果をはっきりさせたい」と思っていました。女性が父親に話すと、羊水検査の結果を即日出せるという関西のクリニックを見つけてくれました。
このクリニックは、羊水検査で採取したDNAを増幅させて分析することで即日結果を出すことができ、時間をかけて培養する別の分析結果は数週間後に出します。
出生前診断に詳しい専門家によると、即日の結果でほぼ確実ですが、特殊なケースを見落とさないために、時間がかかる別の分析もするといい、欧米ではよく行われているそうです。
「陽性」と言われた3日後、夫婦は関西に行き、検査を受けました。その日出た結果は陰性。約4週間後に聞いた別の分析結果も陰性でした。
女性は秋に出産する予定です。自分のように検査結果に振り回される妊婦が出ないよう、医師には適切な対応をしてほしい、と願っています。「障害のある子を育てるには転職や退職が必要になるかもしれない。それぞれがすごく悩んで『産む・産まない』の決断をしている。その悩む時間は限られていて、尊いものだと思う」
家族のあり方が多様に広がる中、新しい価値観とこれまでの価値観の狭間にある現実を描く「平成家族」
この記事は朝日新聞社とYahoo!ニュースの共同企画による連載記事です。家族のあり方が多様に広がる中、新しい価値観とこれまでの価値観の狭間にある現実を描く「平成家族」。今回は「妊娠・出産」をテーマに、6月29日から公開しています。
【朝日新聞デジタル記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00010000-asahit-soci&p=1
色々葛藤があったと思う。
当事者にしかわからないだろうが
子供の障害で夫が家に寄りつかなくなって
心も離れていって別れた夫婦を知っているから
案外そうなってしまうのも少なくないのかも
どちらの選択も間違いでは無いと思う。
昨今の幼児虐待のニュースを見ると、障害のある無しに関わらず生まれた子が幸せに育つ事だけが大事だと思う。
老いた母親が
訳の分からなくなった40代の息子を連れていた。ダウン症のような感じだが、奇声を上げ続けていた。
駅の先頭に2人で立っていた。
母親は泣いていた。
毎日そうしているのか
たまのことなのか。
自分ならそこまで
育ててゆけるか、自信はありません。
系列の違う大学病院にエコーの有名な先生がいるということで診察してもらったら羊水検査の必要はなく病名も診断されました。
脳に異常があるのは確かで普通は合併症などもあるけどうちの赤ちゃんにはないのでそれはいい事だけど、脳はエコーでみてもかなり重度で一生寝たきりかもしれないと言われました。
子供ができるまでは障害のある子だったら諦めようと思ってました。けど母親になって自分のお腹の中にいる赤ちゃんを諦めようとは全然思えなくて…
でも周りの説得と、障害の重さ色々考えて諦めました。
辛かったけど私以上に夫や両親、義両親、義妹たくさんの人がこの子のために涙を流してくれたことが私にとっては嬉しかったです。悲しくて辛いのは自分だけだとずっと思ってたから。
私だったら諦めると思う。
親たちはそれで幸せかも知れないが
生まれてくる我が子の人生が、今後どんな人生を送っていくと思うとかわいそうだ。
親が先に亡くなることがわかっていうのに
親がいなくなったら、障害を持って生まれてきた子は、今後どうやって生きていくのか。
堕胎はしたくはないけど、育てるのってほんとに大変
健康な子だって大変なのに障害のある子を育てるのって想像を絶するよ
自分の親、相手の親だって
障害がわかってるなら堕胎を進めると思う
大切な命だとは思うけど、私なら産めない
子供が死ぬまでそばにいることは出来ない
その子を幸せにしてあげることは出来ないと思う
育てる苦労や金銭
差別や障害を背負った人生を歩ませるのを
考えると産まれないのも幸せだと思う
最初のご夫婦の旦那さんが言うように両親が揃っている内はいいけど両親共にもしくはどちらかがいなくなった後の事を考えると。
行政任せになるかそれとも残された別に家族が面倒を見るのか。
少し前に高齢のご兄弟3人が飛び降りた(おそらく自殺だろうがまだ詳しい事は分かってない)事件がありましたがその内のお二人は障害を持ってらっしゃいました。
一人の方は後天性のようでしたがもうお一人の方は先天性。
面倒を見る事が出来ない三人じゃ生きていけないそう思ったんでしょうか。
先天性の障害を持ってらっしゃった方は入所していた施設から退所したばかりだったようす。
なぜ施設から退所したのかはニュースでは言ってませんでしたけど経済的な問題だったのか介護などの問題だったのか。
悲しい事件ですね。
負担がかかってしまうのではないか?
結婚もすんなりとはいかないだろう。
諸々のことを熟慮すべき。
産むと決める前に必ず身内に相談を。
それが出来ぬのなら、決して周りの身内に頼る
べきではないし、産まぬ方が良い。
綺麗話ではく、責任を持つということ。
透明なゆりかごがドラマになるから、当事者もこれからの人も考える良い機会だと思う。
子どもの死因上位の中絶は、交通事故者数より多いと言われてるけど、どうしようもない人もいるということを知ることも重要。
優生保護法じゃないけど、先天的に障害があるのが判って産むのであれば責任は取って貰う・・・コレが皆が言わないだけで内心思ってる事だろうね。
医療技術の発展でダウン症などトリソミー障害でも、成人を迎えられるようになり寿命が延びている。
そもそも高齢出産で多くなるダウン症で、両親が高齢になり面倒が見られなくなれば福祉にお世話になるしかない。
また早期に育児放棄して施設へ・・・ともなれば、社会福祉費用の負担が増すばかり。
そう言う面を踏まえて医師は「堕ろしますか」と言ってる。医師もそう産んだは良いが、そのまま逃げたり虐待とか経験してるから安易に「産みましょう」とは言えないんだろう・・・
色々美談化してダウン症児を「天使」だとか言うけど、介護が無ければ生活できない状態が幸せかと今一度問いたい。
夫婦で話し合い、二番目の子がダウン症だったら、僕たち夫婦はそのうち二人とも死んでしまう。その後このお腹の子の面倒を見るのは長男だ。長男に苦労をかけたくない。と結論を出し、でももしかしたらダウン症ではないかもしれない、とわずかな期待にすがり、羊水検査を受けました。結果は陰性で、妻は無事二人目を出産しました。
ダウン症かもしれないと告げられた日から、羊水検査の結果が出るまで、泣き続けた妻の姿を忘れることはできません。
一家心中する人の気持ちもわかる
今 産む前にわかっていたら産んでないと思う
しかし、健常児で産んで無事出産できても、後から障害がわかる場合もあると思います。
親が元気で仕事、金銭面で問題がない場合にしろ、子供より先に親が死んだ場合…
保護下にいる間はいいだろうけど、親が死んだ後、この子はどうなるのだろうとも私も考えました。
非常に難しい問題だと思います。
女性が中絶して一生背負わなければいけないのも事実。
なんとも思わない奴もいるかもしれませんが。
ただ、もしも自分にそう言うことが起きたら?
と考えたら、生まれる子供の不自由さを考えて堕胎の道を選ぶな
私も周囲にこういった障害を持っている人がいないので他人事に聞こえてしまうかもしれませんが、出産までは母親が頑張らないとその子は生まれることもできないし、生まれても保護者が頑張らないと子どもは育てられない。
しかも、子どもを育てること自体が大変なのに、障害を持っている子を育てるのは人一倍大変だと思います。
周囲の協力はもちろん大切ですが、結局一番頑張らなきゃいけないのは産みの親など、保護者。障害を持って生まれてきてほしいと望んでいたわけではないと思いますし、他人が「産むべき」「中絶してもいい」と決めて良い問題ではないと感じますね。
検査で陽性が出て中絶を決めた人たちも、自分たちの快楽のためだけに性行為と妊娠、出産、中絶を繰り返す人たちより、よっぽどその子の命のことを考えた判断だったのではないでしょうか。
母親はその子が赤ちゃんの時に亡くなり
父親はその子を見捨てました。
今、障害のある男性は高齢の母方の祖母と暮らしていますが大変そうです。
両親がいなくなった時の事を考えると
難しい問題
けど、旦那さんの言うように今は将来に不安が伴う時代
いくら同じダウン症の知人が出来ても子供の面倒をずっとみてくれる訳ではない
厳しい言い方だけど、産む選択をしたなら責任を持って親がいなくなっても生きていけるよう育てて欲しい
その子の将来を心配して妹二人を産んだ
何かが違うと感じた
妹二人は両親が亡くなったときにダウン症の長女の面倒をみるための保険なのか?
前は、障害があるからと子供をおろすことに反対だったけど、障害の子を母親が手にかける事件のことを考えるとその選択もありかもしれないとは思うようになりました。
しかし、事前にわかる障害はほんの一握りです。ダウン症に限らずありとあらゆる障害を考慮した上で子供を産むか生まないかを考えなければいけないと思います。
多くの人は出産を諦めると思います。
当事者達に聞きました。
妊娠前に考えておかないといけないことを、今だそんな事が起こるはずがないと考えていて検査後に考えることにただ驚くばかり。
結婚前は子供が出来なくてもこの人と一生生きていけるか?妊娠前は障害を持った子が産まれても育てられるか?出産後は発達障害だったらどうするか?くらいは普通に考えておかないとダメ。
中学くらいで避妊と共にちゃんと教えなきゃ。高齢になるほど妊娠できなく障害者が産まれる確率が上がることも。
ただ、自分が結婚してやっと子供が出来たときに同じ考えになるか分からない
自分が女だったらどう考えるだろうか
とか、あんまり意味の無いことを考えている
産んで良かったと思いました時が進むにつれ色々な病気が出てきました。今は48才になり
心臓の手術もできなく目も白内障で麻酔が使えない為、左目は諦めました。この次は決して産まないと思います。子供が可哀そうなので。
こういう問題提起は重要なのだと思います。
遺伝子異常に奇形、子供をつくるに当たって確率論で可能性は避けられません。(確率を下げることは出来るのでその周知も重要なのだと思います)
自身も子を持つにあたって良く考えましたが、妻に出生前診断を受けてもらいました。なんの問題もないと言われた時には正直安堵してしまい、そのことに関して少し罪悪感もありました。
医療現場で接するとダウン症の子はどの子もニコニコと明るく、子供のいる家庭はとても幸せそうに見えました。
家族の幸せな生活が続くのなら一つの家族の形なのかなとも思いました。
しかしながら勝手なことに、自身の子がダウン症なら自分には産み育てる自身がありませんでした。
産む産まない、出生前診断を受ける受けないは自由だと思いますが、突然の選択とならないように事前に考える時間を社会全体で考える必要があるのかなと思ってます。
俺が親なら生まれてきた子が障害を理由に虐められたり生きにくい生活を余儀なくされたらとても可哀想だ。そして親もいつまでも支えられない。親亡き後どうするつもりだ?
だが、宿った命最後まで育てるというのも立派な愛情だと思う。
色々なことを踏まえて俺ら第三者は障がい児を腹に抱える夫婦に何も言ってはいけないと思う。
悩みに悩んで選ぶはずだろうから。
敢えてリスクを負う必要はないです。
分かる障害なら諦めて下さい。
その方が絶対に幸せです。
育てているうちはいいが、親が高齢になり
面倒見れなくなったらどうするのかなと心配になる。
そのような判断を受け入れる社会は、どこまで負担に耐えれるのか?
ドイツの難民問題もそうだが、
人道的に正しい判断と、
社会を長期安定的に維持するために必要な判断は、
往々にして違うもの。
個々の人権を尊重する社会は、
それに応じた負担増を求められる国民の覚悟も問われます。
でも、自分は父と母の多くの苦労を目にしてきました。妹には何の罪も無いのに、妹さえいなけりゃもっと父も母も楽が出来たのにと思う事がありました。
きれいごとばかりでは済まない事もあります。
家族にしかわからない苦労もあります。
もし、自分にダウン症の子供ができたら…
自分の苦労はともかく、妻に母と同じ苦労はさせたくありません。必ず中絶を選択します。
産むにしろ産まないにしろ決断するのは辛く責任を背負う事ですが、選択肢があるだけ羨ましい。
親が死んだ後…の心配はもちろんあります。だからこそ親が生きている間に施設等に入れたり、何らかの筋道を立てなきゃいけないと思っています。
他の兄弟に負担がいく事は避けたいので、親が何とかする事だと思ってます。
医師の勧めもあり、保険適用外の決して安くはない費用を支払って中絶後の胎盤などから原因を調べてもらったが結局分からなかったと。
稀であるとはいっても何度も経験される方がおられるというのは、胎児に浮腫が出やすい原因がどこかにはあるのでしょうね。
今の医学では原因が分からないのかもしれないけど、悩み苦しむ妊婦さんと赤ちゃんが少なくなると良いと思います。
理由はたくさん。
偽善でないならやはり障害ないにこしたことはないし、どうするか選べるための技術であり検査なのだから最善の判断をしてほしい
苦労した育児の先に自立することも無い絶望が育児のストレスを増幅させてくれる
そもそも正常な子より育児が桁違いにキツイ
歩くこともハイハイも出来ない、けど体は大きくなっていくからより介護が大変になってくる
言葉は話せない、目もあまり見えてない、意思の疎通は無し、1日を通してほとんど寝ずに泣き続けたりと介護者の生活が保証されない
共働きだったが妻は介護のため専業主婦になり世帯収入は減少
何もいいことが無い現状がこの先も延々と続く事が確定している
夫婦以外に頼れる者が居ないので夫婦揃って希望の持たない介護疲れで絶望しかない
そんな子だけど可愛いと思える時もあるからこの生活から逃げ出せない
でも安楽死させれるものならさせたい
これが障害児を授かった家庭の一例だよ
どーしても子供が欲しいなら、親が居ない子供を引き取ってあげる方が、お互いに幸せになれると思う。
親が70,80代で障害のある子供が40,50代。高齢の親が中年の子供を怒鳴り散らしている姿を見たときは、これが現実だと思った。
旦那さんは、家に帰るのが嫌になって離婚。
女手一つで育てるのも大変そうですが、もっと問題なのは健常のお子さんです。
健常のお子さんから、度々電話で養子にしてほしい、ダメなら誰か紹介してほしいと言われています。
母親から、あなたが大人になったらダウン症の子の面倒は責任もってみてねと言われ続けて、ノイローゼで学校も休みがちなようです。
産むと決めた親御さん達が頑張れるなら、その後を社会で見守るならまだしも、兄弟姉妹にとっては、こうも選択肢のないつらい人生になるのかと。
もちろん、ご家族みんなが幸せになっている家庭もあると思うんですが、私が目の前でみている家庭を思うと、産むということがどういうことなのか考えさせられます。
そりゃもう大変と聞いているぜ。
子供のうちはいいのかもしれんが、
大人になってからもずっと面倒を見ないと
いけないから想像を絶するものがある。
それを知ってるから綺麗事を言えないんだよな。。
一人目は堕胎し二人目は生を受けた
ご両親は辛かっただろう…
でも、その子が成人して自分らが老いた時の事を考えると難しい問題。
余裕のある家庭でないと、後々までお世話は出来ないと思う。
陽性ならあきらめることを夫と初めから決めていて受けた検査ですが、実際に告知されると動揺する自分がいました。
どうにか産んでみんなが幸せになる方法はないのか。
夫は即答で無理だといいました。
そもそも、まだ彼は若いこともあり、子供がそこまで欲しかったわけでもなく、できたなら産もうか、、といった子供に対する想いの違いもありました。
私は彼よりずいぶん年上で高齢のため、子供がほしかった。。。
ただでさえ妊娠発覚当時は彼に父親になる覚悟もなく、1人で普通の赤ちゃんを育てることも考え悩みました。
障がいは、産んでみないと重度か軽度か、なにが起こってくるのかはわかりません。
1人で育てていくのはとてもではないですが難しいことです。
お腹の中に赤ちゃんが生きているのを感じる母親と、父親の気持ちの温度差は少なからずある可能性は高いと思います。
子どもの命を奪ってしまう罪悪感もすごく感じたと思う。
でも、障害があるとわかって生まれてきて、普通の子よりはるかに手間も費用もかかり、親までもが精神が病んでしまうかもしれないとか考えると生まない選択もあるのかな~
生まない選択をしても一度は命を与えられた子のことをいつまでも忘れないことが大事だと思う。
おろすなら供養してあげてください
宿ったからには意味があるだの、育てられると思ったから宿っただの。
それは産むという選択を選んだ夫婦やその家族が思う分には良いけど、それを押し付けて産まない=命を殺めるみたいな風潮とは違うと思う。
障害が分かったから中絶するのに対し否定的な意見もあるとは思うが、本当に育てて行くのが難しいと考えるならそれも選択肢の一つだと思う。
それは大きな賭けであり、負け目である可能性が高いと思う。無責任だなと思った。初めから他人ありきの賭けだから。
親によっては道連れもありえる。
本当の問題は親の死後なんだろうなって思う。
綺麗事だけじゃ済まされない事が沢山ある。
俺としては60代、70代のダウン症の子を育てた親の意見を知りたい。
陽性の疑いがあるのに産んで育てるつもりなら、半端な気持ちでは耐えられない事を伝えたい。心の中では、自殺・娘の殺害・無理心中は数え切れないほど実行していた。そして、自分の親に助けて貰えると考えない方が良い。自分が負けるか、親子共々生命を天寿を全うできるかの勝負だ
3人目を授かることが出来て、高齢出産の年齢に入った今すごく考える。
自分がいなくなった後、今いる子供たちに苦労を掛けてしまうと考えると産む選択肢はないかもしれない。
外野がとやかく言うことではない。
社会の考えかただろうけど。
知らなくて生まれたら障害なのと、障害と知ってて生むのはまったく違うし、それならむしろ知らないで生んだほうがいいかな。
ダウン症ってよく知らない人は、幼稚園生くらいの知能はあるんでしょ?穏やかだしなんとかなるって思ってる人多いけれど、
合併症もあるし、早く亡くなる人が多いのは、それだけ医療機関にかかることも機能が最初から弱い部分もたくさんあるから。
障害にもよるけれど、生まれる前にわかっていたなら生まないで欲しかったと思う人だっているよね。
生んだ後の親の現実をしっかり伝えてから決断してほしい
周りからの目、身内から障害児という事を隠されたり
仕事も選ばないといけない。育てにくい。1日ほとんど付き添い
夫とは距離ができ何度も葛藤して泣いて悩んで悲観する私のような親もいます。
もちろん我が子は可愛いです。仲良くしてくれる障害児のお母さんたちもいます。必ずしも私の悩みが障害児の親全て当てはまるわけではありません。
しかし障害という育てにくさは一生です。
同じように悩むかもしれないお母さんは増えて欲しくない。
お母さん自身の幸せを願ってます。
そんな心の葛藤や体の負担も考えずに、授かったんだから産むべきとか命の選択をしてるのかとかいうのは綺麗事だと思う。誰だって元気に産まれ成長して欲しい思いは一緒だよ。どんな選択をしようとそれは親だけにしかわからないと思う。私も2人の子がいる。中学生と高校生。2人とも発達障害。辛い事も多くあるし、子供たちの前から逃げ出したくなる思いもあるけど、この世に送り出した私の責任でもある。背負わせた私の責任でもある。子供に対して常に罪悪感を感じてしまう。生きづらくてごめんと。でもいい事もあった。だから、一緒に生きていきたいと思う。自立するまでいつまでも見守っていこうと思う。
世の中だって、変化する。だから、その時その時で必要なことを選択すればいいと思う。私はそんなお父さんお母さん達を責められない
お腹に宿り、生きている赤ちゃんの命を奪うのは酷い事。
着床前なら、子宮内に胚を戻す前だから、母体への負担がなく、苦しみを軽減出来る。
命の選択になりかねないと倫理的に進まないけど、妊娠し、途中で生きた赤ちゃんの命を絶命するより、よっぽど良い。
何より、母体を守る事になる。
習慣性の流産をする人が、学会に認められた場合のみ着床前診断することが出来るから、直ぐにやりたいと言って出来るものではないけど、晩婚の今だからこそ、必要な検査。
これは運命ととるか悪夢ととるか。
自分は産み育てる自信がない。
自分の周りで障害者を持った家族を数件見ているがほんとに大変そうだ。
親は先立つため子供が世話を見なければならない。犠牲という言葉に敏感になる人もいるかも知れないが事実だ。
世話を観てもらうために兄弟を産む人もいる。
いろんな家庭がある。
綺麗事では済まされない現実
60代ダウン症の方を
70代の姉達が介護していたけど…
実に大変そうだった
育てることも大変だろうけど、最後にはお金の問題になってきそうだしね
だから早めに産まなきゃって思っていたんだよね。
ずっと仕事していたけれど、30で思いがけなくできた。でも気づかず働いていて、危なかった。
二人目はダメだった。35の時の3回目は、自分の体がきつかった。
やっぱり健康な若いうちがいいよ。
私なら産めないな。
ダウン症でも成長していって、純粋でいい子なんだと思うけど。
でも、普通の子でも大変なのに、それ以上になると思うととても考えられない。
分からず産まれたのなら運命だと思って育てると思うけど…
何が正解かわからないけど、私たち夫婦には無理だと思う。
金銭面だって国の支援があるって言っても、嫌な言い方だけど手厚く保障が受けられるのは自分では1~10まで何もできない様な重症な場合だけで、寧ろ軽ければ自分でできるだろうと支援受けられない場合も結構あるし。
産めるかもしれない。両親が死ぬ前に1億円位の資産を残して
信頼できる人に後を託せるとか。
うちの近所で母親が障害のあるお子さんを殺す事件がありました。
母親は60才手前、子供は30過ぎ、その頃体格が逆転して
手を繋ぐことや押さえることすら難しくなっていたのです。やがてノイローゼになり
殺してしまい、すぐに母親は後追い〇殺。
綺麗事だけでは終わらない現実があります。
私の場合はですが、出生前診断は妊活する前に受けるかどうか決意しておかないといけないなと思いました。待望の妊娠をした後にその判断をするのはとても難しいことだと思う。
ある程度金銭面に余裕がなければ
出来ない決断でもあると思う。
簡単ではないけれど、ダウン症などを
治療できるような何かが出来たらよいのにと
思う。
この女の子の人生が素晴らしいものでありますように。
だとしても介護が一生続くんでしょ?
終わりの見えない介護生活は想像を絶する。
お互いのためにも生まない方が良いと思う。
事故に遭うかも?
病気で寝たきりになるかも?
覚悟して産め、育てられるか?
離婚になったり、
兄弟が世話のため独身だったりと
考えることは多いので、
どれが正しいか判断できない
普通の子でも毎日色々大変で、自分が病気になったら負担が全部夫にいくと思うと無理。
産んでしまったら、毎日心配で自分も眠れないと思う。
それにもし交通事故で自分達に何かあったら親族に迷惑がかかるので無理。
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