元木大介が日本代表監督に就任! まずはU12から~
元木大介氏、日本代表監督に就任!「チーム星野」を継承、U12世界一に挑む
7/11(水) 11:04配信
カル・リプケン杯でU12日本代表監督を務める元木さん。3大会連続6度目の世界一を目指してタクトを振るう(カメラ・今西 淳)
「チーム星野」から「元木ジャパン」へ、連覇のバトンが渡された。巨人でプレーし、その後、野球評論家やタレント、実業家とマルチな活動をしていた元木大介さん(46)が、8月に米国で開催される「カル・リプケン12歳以下(U12)世界少年野球大会」の日本代表監督にプロ経験者として初めて就任。3大会連続6度目の世界一に挑む。今年1月に急逝した星野仙一さん(享年70)がパイプ役となり、2007年から参加。託された闘将スピリットを胸に、クセ者と称された男が本格的な野球指導者の道を歩み始めた。
【写真】ミスターやレジェンドと記念撮影する元木さん
元木監督。その言葉の響きが新鮮だ。新指揮官は既に精力的に動き、5月8日に代表メンバーを選ぶセレクションを行い、38人から15人に絞り込み、今月29日に都内で結団式。翌30日に決戦の地へと向かう。
「ほとんどぶっつけ本番。チームとしてまだ練習できていないし、自分としてもプレッシャーを感じている。日の丸を背負っていくんだから。たかが2週間の少年野球だと思ったら大間違いだと思うね。でも、由伸の気持ちがよく分かった。これが1年間でしょ。大変だなーって。セレクション終わったくらいからぱっと夢に出てきて、起きてどうしようどうしようって思うんだから」
鉄人と呼ばれた大リーグ2632試合連続出場のカル・リプケン氏(元オリオールズ)主催のU12世界少年野球大会。日本は07年からボーイズリーグとヤングリーグで結成される日本代表が出場。きっかけは亡き闘将だった。子供に夢を、日本の野球を世界に、アマ野球の発展を、と遠征費用を負担して「チーム星野」を結成。世界に挑み、昨年までの11大会で5度優勝、昨年は連覇を成し遂げた。
ロングティを披露するの元木大介さん
クセ者と星野仙一。接点はなんだったのだろう。
「現役の時は怖いイメージしかなかった。打席に入ったら背中越しに声が聞こえてきて『いけーっー』って。『えっ、くるの?』みたいな。でも、辞めて初めてご挨拶した時に『おーっ、お疲れさん』って言ってくれて。『これから野球界を外から盛り上げていこうな』って。すごい優しい方だと」
現役時代に、こんなことがあった。99年の球宴。元木さんは当時9年目で、三塁部門において2年連続2回目のファン投票選出。星野さんは長嶋さんらと全セコーチを務め、第3戦目は倉敷での開催だった。
「星野さんの地元だから、お前、絶対スタメンで使ってやるからって言ってくれて。で、行ったら違って。『スタメンじゃないじゃないですか!』って言ったら『長嶋さんがまだ早いって。俺じゃねえぞ、長嶋さんだ』って(笑い)。そういうのも冗談で話せるようになって」
ベンチに座り笑顔を見せる星野仙一氏
その時の三塁先発は阪神の新庄。スパースターにスタメンを譲ったが、師弟関係の絆が生まれた。
掛けられた言葉で、嬉しかったことがある。引退後、星野さんがまだ楽天監督だった時のこと。
「巨人には何が足りないですか、監督として見てて、って聞いたの。そしたら『お前みたいなコーチがいないから』って。嬉しかったけど、どういうことですかって聞いたら『相手が嫌がる野球をしていかないとダメだ。チームで戦っていないから、あいつさえ抑えておけば、あいつだけ打てば何とかなるチームに見える。俺が監督の時、お前がいた時に、正直ほんとに嫌だった。イライラした。何してくるんだ』と。褒め言葉だと思って。ありがたいな、と」
5月8日に行われたセレクションに参加した元木監督(公式フェイスブックから)
そんな星野さんから、去年のこと。交流戦の巨人・楽天戦の取材で東京ドームを訪れた際、星野さんに「裏に来い。お茶でも飲もう」と誘われた。サロンで雑談をしているなかで「チーム星野」の世界挑戦を聞かされ、突然、言われた。
「『よかったら、お前やれよ』って。それだったら、ぜひ、やらしてくださいって言って。でも、亡くなられて、そういった話もなくなるだろうなって思っていた」
しかし、運命にいざなわれた。元木さんの中学1年の長男(12)が所属するボーイズリーグ関係者から「チーム星野」の継承、U12代表監督の打診を受けた。偶然にして、必然だった。
「もう話もないだろうな、だれも知らない話だからって思った時に話がきた。実は星野さんにやれって言われたんですよって話したら、それもいいきっかけだから、ぜひやってほしいと。星野さんからの言葉が残っていたから…。何かしら、星野さん、もういらっしゃらないけど、どこかで見てそうで怖いんだよね(苦笑い)。だから責任持ってやらないと。監督を引き受けたからには」
小学2年の次男(7)と、息子2人の存在が、元木さんを野球指導者への道に背中を押してくれている。
2人とも父の現役時代を知らない。
「05年に引退して、翌年1月に長男坊は生まれているから。お腹の中にいたからね、それだけはちょっと俺の野球人生の…。辞めてから気付いたんだけど、もうちょっとやってあげたかったなと。G+の映像とかで、たいがいだれかのサヨナラヒットの時に、俺が一番に駆け寄ったりすると、あ、お父さん、いたって。俺、プレーしてないじゃないかよ、みたいな(笑い)」
長男は、父がその昔、クセ者と呼ばれたことを知っている。
「なんとなく分かってきたのかなー、と。だから、ちょっとナメている部分があるから『お父さん、ホームラン何本なの』って。66本だけだ、って言うと『打ってないね』って。じゃあ、お前、抜いてみろよ、抜いたらオレはもう何も言わないよ、って。そういう感覚で、本人はしゃべってくるからね。ただ、だれかと話している時に『お父さんみたいになって記録を全部抜きたい』って。あ、いいことだな、と。プロに入るのは大変だけど、入ってちょっと頑張れば、俺の記録なんかすぐ抜けるからね」
笑顔でインタビューに応えた元木大介氏
長男も代表メンバー入りを果たした。親子で世界連覇に挑むことになる。
「一緒に行くと思ってなかったね。ま、でも、自分の息子には厳しくなる。まず息子を怒鳴り散らしたらみんながぴりっとするから。つらい思いをさせるとは思うけど」
父ではなく、監督に徹する。29日の団結式では、そして、全員で黙とうすることを決めている。
「星野さん、頑張ってきますからと。子供たちがこんないい経験できるのは、野球人の先輩としてもありがたいこと。盗塁、エンドラン、スクイズ…。日本の器用さを出した野球を、他国にこういう勝ち方もあるというところを、見せつけてやりたい。みんなで力を合わせて、子供たちには最高の経験をさせてあげたい」
〇…元木さんが少年野球の代表監督やるということで、多くの知人らも協力を申し出てくれたという。「激励と子供たちのためにって、青山メインランド、ルディープロジェクト、アイオニック、SSK、サラヴィオの各社様に、友人の柳井ゆき様、久田様。ほんと感謝しています。頑張って、と協賛してくれて」と元木。「子供たちに思い出に残るように」と「M JAPAN2018」「チーム星野」と入った記念ポロシャツなどが用意された。
◇元木 大介(もとき・だいすけ) 1971年12月30日、大阪府豊中市出身。46歳。小、中学生時代はボーイズリーグのジュニアホークスに所属。上宮高で甲子園に3回出場。89年夏に1試合2本塁打を放つなど甲子園通算6本塁打は清原(PL学園)の13本に次ぎ、桑田(同)、中村(広陵)と並び歴代2位タイ。高校通算24本塁打。89年に福岡ダイエーから野茂の外れ1位指名を受けるも、断って野球留学。翌90年巨人1位でプロ入り。2005年オフに33歳で現役引退。実働14年、通算1205試合、891安打、66本塁打。右投右打。引退後は野球解説者のほか、タレント、俳優、実業家としても活躍。
【スポーツ報知記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00010001-spht-base
すまんな元木じゃないと思うわ
他にいなかったの?
そんなに人材難なのかな?
サッカー日本代表監督と違って、野球日本代表監督ってこんな軽いものなの?
ジャイアンツOBで元木と同い年なら、仁志の方が全然適任。
ただし清原の子分のイメージ強すぎて少年の指導となると少しイメージ悪いわな。
他にいないのかな?
バラエティでのキャラが強すぎて、
監督のイメージが湧かないや。
上手くいったら見る目が変わるかな?
元木監督まだピンとこないけど
日本の将来を担う野球少年のために
しっかり頑張ってくださいね
クセモノと言われてただけあって洞察力なんかも鋭いはず天才爽やかウルフの由伸より監督向きかも。
少なくとも、甲子園に出場した高校で指導を受けてきた選手で
プロでそれなりの成績を残してきた人なので
向いていないとは言い切れないとは思います
上手くいけば手のひら返しするんだから、気にすんなと言ってあげたいです
現役時代「ルールブックにある全てのプレーをやってみたい」の通り、色んな事してたから監督としては意外と面白いかも
ジュニアなら意表を突いた小細工も効きそうだし
ベンチにいる元木氏はテレビで観るキャラとは正反対。厳しいし、良い意味で野球バカなオヤジ。
とにかく頑張って欲しい。
解説聞いてても、すごく研究してるし結構理論派で驚くこともある
でも、だからといっていい監督になるかは分からない
正直向いてないタイプとは思うけど
やってみないと分からん部分もあるけどね
少しおバカなイメージが強いがすごく解説等は的を得ているから、指導もきっと上手いと思う。
真面目さがあまり感じられないから心配だが、星野さんから受け継いだならしっかりやってくれそう。
技術は高いと思うよ
教えられることは沢山ある
賛否両論あるかもしれないが、元木は子どもからしたら馴染みやすいキャラクターでいいかもしれないね。
キャラもあると思うけど軽く見過ぎじゃない?
いいと思う。
子供への接し方は技術以上に話し相手になってあげること。
元木なりの自然体で行って欲しい。
自分の息子に厳しく指導できれば問題ないと思う。
本人は辛く当たるかもしれないと言ってるので、奥さんフォローしてあげてね。
名プレイヤーが名監督とは限らないし、案外適任なのかもしれない。
アホだと思ってたけど、錦織の師匠の様にエピソードトークして。テニスに関しては凄い人なんだと思った。
元木もバラエティーのイメージ強すぎるけど、野球に関しては違うんかな。
実際に指導できる人格者でないとダメ
批判する人は、元木監督の何を知っているのだろうか?
個人的に気になったのは、プロに入ってちょっと頑張れば俺の記録を超えれるというところ。
その、ちょっと、がどれだけ大変な事か。
わいは意外と面白いと思うけどね。
指導できるのかな?
勝ちにこだわる執念、1つのアウトをどう取るか。いろんな面から野球を観れるのが元木
確かにあまり指導者としての顔は知らないけど、それなら結果で見返せばいい話。がんばってください。
ものすごくイケメンで、フィーバーぶりとか、すごかったらしいです。
なのに、いつの間にかこんなに肥えちゃって、
医学系テレビ番組では糖尿病危険水域とまで言われて、
時って残酷ですよね。
応援します。
見出しで嫌悪感を出すでしょう。
<<<巨人には何が足りないですか、監督として見てて、
って聞いたの~
のくだりは、感心した。
故星野さんには現役時代も含めて、だいぶ評価されて
いたようだね。
今の巨人にも、相手の嫌がることをするタイプの
選手は育っていないし、育ててもいないように
思える。
それが広島との差が一向に詰まらない理由だと思う。
実は解説を聞いてもなかなかの理論派だし、分かり
やすい。
現役時代はスーパースター揃いの巨人打線にあって、
ドラ1の看板を捨てて、脇役の道を選んだ賢さも
持っている。
意外とこういう人がやるんだよね、監督って。
緊張と緩和で選手の力を発揮させて欲しい。
子供は真面目に接すれば固くなる。
短期間なら特に。
野球する人も減ってしたし色々試してるのかな?
まあ、スポーツに限らず、正攻法でひたすら真面目にやっても、必ずしもうまくいくとは限らないし、曲者の元木監督も面白いと思う。
頑張ってください!
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