週刊少年ジャンプ連載21周年で「ONE PIECE」ルフィは僕の理想の子供~作者の尾田栄一郎さん
ルフィは僕の理想の子供~「ONE PIECE」作者、尾田栄一郎さんインタビュー
7/24(火) 11:20配信
(C)尾田栄一郎/集英社
人気も、発行部数も、物語のスケールも、全てがケタ外れ。週刊少年ジャンプで連載21周年を迎えた「ONE PIECE」の勢いは、なおとどまるところを知らない。作者の尾田栄一郎さんが、これまでを振り返り、ルフィたち一味について語った。海賊王を目指す大いなる航海は、いよいよクライマックスにさしかかろうとしている。(川床弥生)
ルフィが、白ひげ海賊団と海軍が戦った頂上戦争の犠牲者を追悼する姿として、新聞に掲載された写真。よく見ると右肩に「3D2Y」の文字が(C)尾田栄一郎/集英社
――連載21周年、900回以上。長い航海に実感はありますか。
ジャンプの新人漫画賞の受賞者や、仕事場のスタッフに「『ONE PIECE』が始まってから生まれたんです」と言われるとびっくりします。そんなことで少しずつ実感しますね。
――物語が息長く続く理由は何でしょうか。
キャラクターが勝手に動くからですかね……。仲間集め一つとっても、連載当初は、悪人をやっつけて、そいつを仲間にして、とゲーム感覚で考えていたんです。でも、真剣に人間に向き合ってみると、いきなりやってきた少年から「俺と海賊になろう」と言われても、自分はついて行かない。物語に説得力がないと、仲間にならないとわかった。最初は10人の仲間を1年半で集めようと思っていました。20年以上かかって物語は80%くらいまで来ましたが、仲間はまだ9人です。
――ルフィは、尾田さんにとってどんな存在?
ルフィは僕の理想の子供。子供はこうあってほしいという願いそのものです。みんなを説得するようなセリフを時々言うけれど、あとはずっと子供でいてほしい。僕にとってミステリアスな部分もあります。また、そうでなきゃ困る。僕が全部理解できてたら、読者にも飽きられちゃいますからね。
ルフィからのメッセージを読み取った麦わらの一味、ゾロ(C)尾田栄一郎/集英社
――好きなキャラを教えてください。
インペルダウンでルフィたちを助けたイワンコフ、ボン・クレーといったオネエキャラたちは好きです。何をやってもギャップが生まれて面白いし、熱く描きたくなる。おじゃまキャラのバギーもずる賢いところが愛らしい。
キャラが女性に人気があるのはありがたいですが、基本的には少年読者がかっこいい、面白いと思えるように描きたいと思っています。例えばサンジはかっこいいだけではなく、エロかったりもする。同性に好かれるやつは信頼できます。
――ルフィの兄、エースの死は、読者に衝撃を与えました。
ここは本当に悩みました。ルフィが前に進むためには、大きな試練を経験させる必要があった。読者からの反響は僕の想像以上でした。僕も、ルフィと一緒に乗り越えなきゃいけなかったところです。でも、楽しいばっかりでは、長い連載はやっていけないんです。
目の前で最愛の兄・エースを失い、ルフィは自分の弱さを自覚する(C)尾田栄一郎/集英社
――普段は、敵も味方もほとんど死なないだけに、なおさら驚きでした。
人が死ぬ場面を描きたくないのは、戦いの後に「宴(うたげ)」を描きたいからです。誰かが死ぬと、楽しい宴はできないじゃないですか。宴は僕の理想の友情の形です。最後も大宴会で終わりたい。
――エースの死後、ルフィが出したメッセージ「3D2Y」で、大きな転機を迎えます。
17歳のルフィのままでは、四皇などの強敵に勝てるはずがない。だから2年間が必要でした。ルフィたちの成長を想像で補ってもらうためです。再会までの期間を2年にしたのは、ルフィをそこまで大人にしたくなかったから。少年漫画であることにこだわりたかったんです。
――ルフィの夢、海賊王って何でしょうか。
ルフィにとっては「世界で一番自由に生きるやつ」が海賊王じゃないでしょうか。反面、ルフィはいつも、誰かのために行動します。目の前の人を助けることはかっこいい。人に喜んでもらえると自分もうれしい。恩を受けた人は恩を返す。そんなサムライの精神、人のために生きる「任侠(にんきょう)」の心は、世代を超えて伝わってほしいなと思います。
僕は昔の任侠映画が好きなんです。世界一のイケメンは菅原文太さん(海軍大将・赤犬のモデル)だと思っているくらいです。
――子供たちに、自分の夢を実現するために、何を伝えたいですか。
僕は漫画にメッセージを込めない主義です。でも、ルフィたちを見て感じることがあったら、受け止めてほしい。100人いたら、100通りの受け止め方でいいんです。
おだ・えいいちろう
1975年1月1日生まれ、熊本県出身。高校在学中に新人賞の「手塚賞」準入選。「ONE PIECE」が初連載作品。
ルフィからメッセージを受け取り、2年後の再会を誓う麦わらの一味(右上から時計回りでゾロ、ブルック、ロビン、サンジ、ウソップ、ナミ、フランキー、チョッパー)(C)尾田栄一郎/集英社
1997年7月、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載スタート。海賊王を目指す少年ルフィが、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、麦わらの一味を結成して冒険の航海を続ける。単行本は既刊89巻、全世界での累計発行部数は4億4000万部以上。2015年には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にも認定された。ハリウッドで海外実写ドラマ化プロジェクトも決まっている。
ルフィの兄で、白ひげ海賊団2番隊隊長エースが海軍に捕らえられ、白ひげ対海軍の頂上戦争が勃発。ルフィは処刑直前のエースを救おうとするが、戦いの中でエースは倒れる。強くなることを決意したルフィは、散り散りになっていた麦わらの一味との再会を2年後と決め、新聞の写真で「3D2Y」(集合は3日後じゃなく2年後)という、仲間にだけわかるメッセージで知らせる。
【読売新聞(ヨミウリオンライン)記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00010000-yomonline-ent
なんか寂しいな。
長くだらだら続けすぎって言われるけどあれだけ上手に伏線はって丁寧に物語作れる才能はすごいなと思う。
王道の中に差別や宗教の問題絡めて世の中の不条理描いてるとこもすごい。
作者も読者もどうかラストまで無病息災であれ
『ガラスの仮面』とか、何とかして欲しい。
いいキャラが多すぎて
再登場してほしいキャラ多すぎて
残り20%では終わってほしくないと思ってしまう。
きちんと最後まで少年漫画してたドラゴンボールは偉大だった。
残りの20%で今までの伏線回収できるのか?
長く続けてきたからあっさり片付けてしまうのはやめてほしい。
魅力的なキャラ、そうじゃないキャラもいる。
けど、どのキャラもどの話も手抜き感が一切ない。それが凄い。
尾田先生のせいじゃなく大人の事情なんだろうけど。
ルフィ―のどこが海賊なんだろう
そう思うのは自分だけ???
また出て欲しいと思う反面あれで終了もかっこいい。
世界観変わりすぎて読まなくなった。
終了したら読もうと思っていたけど、時間と共にそんな気もなくなりました。
一週見なくても全く問題ないし。
今時ペンネームでやってる漫画家さんより本名の人の方が多いのかな?
そうでもない?
引き際というのは大切だと思う。
ほとんど寝てないということだから大変だろうけど
連載中に体調崩して未完になりそう。
早めに編集部は対策打った方がいいよ
始まったら半年間は読まないでも大丈夫って思う。
しかし連載開始時の子供はとっくに大人
ここまで長いと一体どれだけの人が結末まで付き合えるんだろうと疑問に思う、現に自分は投げた
作者はそんなこと考えないからこそだろうけどテンポはやっぱり大事、いい作品であればあるほどもったいない。ルフィはそうかもしれんけど一般人はいつまでも子供じゃない
何の能力もない海兵が悪魔の実の能力者に吹っ飛ばされるシーンがよくあるけど何か悲しいよ。
死があるから生を考えさせられる巧くという言葉は適切でないかもしれないけど、死をかいて
欲しいとは思います。
それから読んでない。
バトルがただの技の見せ合いなのが残念。
ちょっと感慨深い。
と言ったら、婆ちゃんが1着買ってくれた。
ワンピースではやっぱり怪我をしても生き抜く強さというか、作者の優しさというか、そういうものを感じて読んできたのでほんと衝撃でした。
更に2年後とかすっ飛ばされて、えっ?って感じたギャップが強かった。
きっと続いている今でも変わらない面白さがあるんだろうと思います。
でも今は世界的大ヒット
末恐ろしい漫画です
長すぎくどすぎマンネリすぎ
なんやかんや言われるけどすごい漫画だと思います。
1度も見たことはないけど面白いんだね。
めっちゃ寂しい
1作2作でアイデアが枯渇する物書きの人たくさんいるよね。
手塚治虫先生までいかなくても色々な漫画を書いてほしい。
どっちかっつーと「2年後」以前の風貌の方が好きですけどね。
途中から空とか行きだしてから見なくなった。
あえて言わせて貰えば、ナミの髪型を元のショートカットに
戻して欲しい。
それでも面白いから凄い。
恐らくジャンプ側が長く続けさせようと引き伸ばしてるんだろうけど
もっとテンポよく進んで最終回を迎えてもらってもいいね。
その後は色んな登場人物のサイドストーリーをやって欲しい。
まだまだONEPIECEのブームは終わらないと思う。
そもそも絵が生理的に無理
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