SNSの発言が人生を破滅させた人もいたが、だから止めろか?
SNSの発言が本人の人生を破滅させる恐怖
8/8(水) 5:00配信
筆者がツイッターの更新をやめた理由とは?(写真:metamorworks/ PIXTA)
キジも鳴かずば撃たれまい――。これを日々実感している。
6月6日、2018年10月に放送予定だったTVアニメ「二度目の人生を異世界で」の制作中止が公式サイトで発表された。その理由は、原作者のまいん氏が、2013年から2014年にツイッターで韓国人や中国人に対して、差別的なツイートを繰り返していたことが原因とされている。
また、6月下旬には4コマ漫画「本日わたしは炎上しました」作者のどげざ氏が、2012年9月に朝鮮半島の人々に対して差別的なツイートを投稿していたことが発覚。批判が相次いだために、同月25日、「私が過去に行ったツイートにより、特定の方々にご迷惑及びお騒がせしてしまったことをお詫び致します」として、ツイッターに謝罪声明を掲載。7月には連載元である「まんがタイムきらら」編集部によって、連載終了がアナウンスされた。
問題となったツイートは、いずれも両者が無名ともいえる時代に投稿したもの。両者ともに作家として有名になったことがわざわいして、過去の不適切な発言に注目が集まってしまった。
同様のことは、海外でも起きている。7月、マーベル・スタジオの人気映画シリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」前2作を担当したジェームズ・ガン監督が、2008年から数年にかけてツイッターでエイズや性的虐待をテーマにした不適切なジョークを繰り返し投稿していた事実が発覚。それを問題視した同スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー・スタジオが、ガン監督の解雇を発表した。
■「ネットの発言」はリアルの生活を破壊する
こうした例を見ると、「ネットには何も書かないに限る」という結論になるのではないか。もちろん、今回紹介した3人のように作家や映画監督といった「宣伝したいものを持つ人」はネットやSNSで発信することに一定の意味はある。
3万人以上のフォロワーを持つ筆者の場合も、かつてSNSは有効な宣伝ツールだった。しかし、今年6月に起きた「ある事件」をきっかけに、「ネットやSNSで発信し続けることのデメリットはメリットを遥かに超える」と考えるようになった。以前は少なくとも3日に1回程度は投稿していたツイッターも、6月25日以降、ほぼ投稿していない。投稿したのは、仕事の都合で「告知」をせざるを得ないものである。
その理由は6月24日、「Hagex(ハゲックス)」のハンドルネームで活動していた岡本顕一郎さんが刺殺されたからだ。容疑者の40代男はネット掲示板で他の利用者の誹謗中傷などの迷惑行為を繰り返し、Hagex氏もその被害を受けていた。Hagex氏は運営会社に通報し、自身のブログでもそのことを報告。以後、同様の通報が相次いだ。問題のIDは凍結させられたが、容疑者の男はまた別のIDを作り、それも凍結されるという状況に。こうした経緯から、容疑者は逆恨みをして犯行に及んだとみられている。
Hagex氏と筆者は「ネットニュース」や「ネット炎上」がテーマの発信を得意としていたので、イベントでも一緒に登壇することが何度かあった。
そんな同じ業界で働く友人が刺殺されたことから、「ネットの発言はリアルの生活を破壊するほど、人の恨みを買う」と考えるようになった。それが、ツイッターを更新しなくなったきっかけである。
■これまでSNSを更新していた5つの理由
ただ、ここ1カ月ほとんどツイッターを更新しなくなったところで、ひとつの事実に気づく。何も困ることがない。当然の話だが、何も書かないと、何も批判されないし、炎上にビクビクすることもない。
一体、自分は何のために今までツイッターをしていたのだろうか。振り返ってみると、それは以下の5つの目的に集約される。
【1】イベント・執筆記事・書籍販売に関する告知のため
【2】自分がおもしろいと思うものや、友人の活動を広めるため
【3】フォロワーが増えるにつれて、自分のツイートに対する反応も増えておもしろいから
【4】時に良い出会いをもたらしてくれるため
【5】自分がおかしいと思う「現象」や「発言」の存在を世間に知らせるため
そのほかにも、おもしろいトピックのニュース記事や、ツイッターの発言、炎上を見かけた時に、何かタメになる情報や一家言をツイートすることで、「やっぱり中川さんは物知りでおもしろい人だよね」と思ってほしかった。つまり、承認欲求もモチベーションになっていたことは間違いない。
自分の場合、【1】が最も重要だったわけだが、告知ツイートだけだと、フォロワーは増えず、既存のフォロワーからも飽きられてしまう。だから、告知ツイートの何倍も、【2】~【5】にまつわるツイートを投稿していた。告知ツイートはイザという時に投稿し、できるだけ「宣伝臭」を弱めるようにしていたのだ。
さて、そんなかつてはツイッター熱心だった筆者が約1カ月間、何も投稿しなくなったが、困ることはほぼない。Hagex氏の事件以降、もう人前でイベントに出る気を失ってしまったため、告知をする必要はない。記事を書くにしても、編集部や編集者がツイートをしてくれる。
できることなら自分も告知を手伝ったほうがいいのは理解しているのだが、「ツイッターは義務感からやるべきものではない」という持論があるため、やりたくないときはやらない(必要な時期が来たらまたやるかもしれないが……)。
そもそも【2】~【5】のツイートも投稿していない時点で、告知ツイートをしてもフォロワー数を減らすだけだろう。
■不特定多数に向けた「つぶやき」に意味はない
仮に今、ツイッターの投稿を再開するとしたら何を書くかを考えてみた。1つ目はシャワーを浴びながら思っていたことだ。
ほんの3年前まで夏だろうが1週間風呂に入らずとも気にならない人生を送っていたが、去年から毎日入らなくては気持ちわるい体になってしまった。風呂は嫌いでしょうがないが、「汚い自分」「ヒゲが無駄に伸びている自分」が耐えられなくなってしまった。昔の状態に戻りたいぜ。
2つ目は「やっぱりこの人はまともなんだな」と思ってもらうための単なる自己満足である。
ギャラが上がるという珍しい体験をした。元々オレは「言い値」で仕事を受けることにしているのだが、某メディアでオレの書いた記事のPV(ページビュー)が好調ということで2倍にしてもらえた。ありがたいことではあるが、同時にプレッシャーを与えられるということでもある。しかし、嬉しい。ありがとうございます。
果たしてこんなつぶやきを投稿して何になるのだろうか? あとはサッカーW杯でフランスが優勝したときに、「クロアチアが負けてしまった! 残念!!」と書くことに意味があるのか?
もはやSNSの存在意義にまで踏み込む話になってしまったが、自分としては、「宣伝を除き、リアルで知っている人、自分に好意を持ってくれている会ったことのない人限定で現状を知らせたり、悩みや悲しさ、嬉しさを伝えたりすることに意味がある」という結論になりつつある。要するに、フェイスブックやLINEなど承認制のSNSを「人からちょっと褒められたい」「ちょっとおもしろがってもらいたい」程度の期待値でやればいい。
一方、不特定多数に向けて「つぶやき」を見せることの意義は現時点では、見いだせない。いつなんどき過去の発言がきっかけで裁判を起こされたり、あるいは、現在の自分の立場を毀損する状況に陥ったりするかはわからないのだから。
これまでツイッターでの発言により失脚した人々は人身御供になったようなものである。彼らが被った実害は「いつ自分にふりかかってもおかしくなかった」という気持ちは持ったほうがいい。そして、これまであなたがSNSに書いたこと、あるいはこれから書くことが、同様の損害をもたらす日が来ないとは限らない。
いつしか「今までオレは何のためにSNSで発信していたんだ……」と、はたと振り返る日が来るかもしれない。それが現在の私だ。
中川 淳一郎 :ネットニュース編集者
【東洋経済オンライン記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180808-00231879-toyo-soci
困らない(*^^*)
サークルのSNSに入らない人って言うのは、もともとそっとしておいて欲しいタイプだとか、理由があってそういうのに関わりたくない訳です。
迷惑な話だなと思いましたよ。
さぞや綺麗になることでしょう
建前では紳士然とした書き込みが多くてもたった一言で判断されてしまうこともあるから細心の注意が必要
SNS友→真剣に相談に乗るとブロックされる。適当に話を合わせると友達関係が続く。
何も発言しなくても
他人に人生を破滅させられることの方が
多いけどな
やらないのが一番だね。
確かに見ない、使わなくても十分生きてはいける。
人生経験を積み考え方も変わるだろうし…。
そんなこと言ったら政治家はみんや辞めないといけなくなる。
(半端ないって)と言ってしまったばかりに
10年話題に上る男も居る。
あまり何年も前のことを掘り出して叩くほうもどうかと思いますが、影響力のある人がそういう人も見る可能性のあるところに発信するなら気をつけるにこしたことはないと思います。
一般市民は芸能人なみに面白い内容をコンテンツ提供することができるし、有名人がいなくても自ら意見発信して情報交換することができる。
これに伴って舌禍リスクも一般市民に圧し掛かってきている。
自分は芸能人、有名人じゃないから、などと考えて安易にインターネットを使用するべきではない。
ツイッターは炎上が常について回るでしょう。
あるSF小説に、ひたすら称賛と拍手だけをされる体験ができる
VR機械がありました。やってる人は中毒者ですがね。
はやく開発されればいいのにね。
全世界の不特定多数の人に対して自分の言葉を大声で発信して、その内容に問題があって身が破滅することの何が不思議なのかが分からない。
恐怖も何も、当たり前なんだけどこの筆者は何を勘違いしているんだろうか。
SNSの情報が不都合なのかな?
一緒に仕事したくないわ
仕事柄仕方がなかったのでしょうけど万単位のフォロワーがつくまでよくやりました。
でもだからといって政治家みたいに何年も前のを掘り下げてツッコミ入れる権利が誰にあるのかはすごく疑問。
ツイートしてたからって仕事を解消すること自体にも疑問を感じる。
一般レベルの発言だったら、有名になったって大して影響はないと思う。
この中川さんもむやみに挑発的なことを書き散らす方だったので、殺される前に気付けてよかった。
本当に、SNSで命を落とすようなバカげたことがあってはいけないのです。
ところで、私はもうやらない、と宣言するのはやはり全世界3万人の大切なフォロワーたちに対する最後の責任みたいなものなんでしょうか。
その3万人はSNSで忙しくて発信しない人のことはすぐに忘れますので、心配はいりません。
いまはSNSと上手く付き合わないと、自分を追い込むことになるわね。
これが既に自慢と宣伝なんじゃねーの?普通に『筆者の場合も』でいいと思う。
ミスを絶対に許容しない世の中にして楽しいのかい?
このような”笑っている文章”を書くことなく、また東洋経済オンラインの編集部も、自社を代表する文章としてふさわしいのかどうかをよく確認してから発信するべきです。
*”笑っている文章”とは、本田勝一氏の代表作「日本語の作文技術」他氏の作品を数冊読めばその意味がわかります(氏の作品全般については好悪・賛否両論さまざまありますが、モノ書きの入り口に立った者としては、必ず読んでおくべき基礎中の基礎です)。
彼らの言い分はすべて認めないとヘイト、差別って事なのかな
抗しきれず、また書きたくなりましたか?
意見のぶつかり合いってだけで家や会社さらには子供まで攻撃された人を知っている
反撃の威力がハンパないんですね。
ネットしか見ない人もいるから、ますます頭が偏るということなんだろうな。
最近は作品と作家を分けて考えないという立場もあるからなあ。
リアルだって思ったことをそのまま言っていたら周りから反感を買うよね。
SNSでも同じようにすれば良いだけでは?
現実で言わない事はSNSでも言わない。
名前を出してしかも公開範囲を限定しないでSNSをやるリスクは、
生命が脅かされるまでに達してしまったということだよね。
自分が特定されるような情報は書かないということである程度はリスクを回避できるけど、
この人みたいに宣伝に使うんだったら、自分が特定されるような情報はどうしても必要だもんね。
そういう目的の人はやっぱSNS自体やめるしかないんじゃないかな、リスクを回避するには。
正しく使って問題なく楽しんでいる人のほうが大多数だからですよ。
SNSは娯楽でしょう。気をつけて使っていれば「離れていてもつながれる」「暇なときだけつながれる」「声を出すのが苦手でも人とコミュニケーションをとることができる」すばらしいツールです。
全くしない方がストレスフリー
それらは1年もすれば忘れられるので炎上ではなくボヤ程度のもの。
多方面にヘイトを溜めて特定され、5年経っても住所氏名顔写真がネット掲示板に投稿され続けるとかそういうレベルになって初めて炎上という表現が当てはまるのではないだろうか。
この前、弁護士相手にブログに暴言吐いてる人がいるってニュースを目にしたけど、訴えられ兼ねないのによくやるな~と思った。自分なら弁護士相手に余計なことは喋りたくない。何が元で訴えられるかわかったもんじゃない。
ものすごく便利なのは東北や熊本の
震災における情報発信が証明している
どんな便利な道具も時に無数の悲惨な事件も伴い
成長、進化してきた
過去の情報発信における解雇問題も
先日の海外における映画役者降板騒動を受けて
「人が「考え方を変える」ことを考えないのは
間違えている」という運動を起こしている
変化の潮流を抑えていないのは、どうなのか
SNSのネガ記事は多いのは確かだが
それでも利用者が減らない理由を同時並行で考えてこそ
大手評論誌というものではないかと考える
日本でネット普及の基盤になったWin95登場から
20年余りSNS登場をたとえばツイッターでいえば
2006年だから12年でしかない
「伝統の専門評論誌」がたいした歴史も無い新ネットワークより
信用されない人気が無いという現状を
SNSへのネガキャンで客を呼び戻そうと
してるのかなと思う
区別しよう
何が面白いのか?
破滅するのは発言のせいじゃなくて、内容ですから。
視聴者センターだの、編集部だのが受けるのと同じだけのつぶてを発言者自らがすべて受けることになる。
裸で戦場に出るのと同じ。
『炎上虐待』してるんじゃないかな
長いだけで中身の
薄っぺらい記事を書くのも
同様じゃない
ずーっと控えていてよ
車は便利だけど使い方を間違えると大惨事がおきる
この主語がSNSに変わっただけ
最初から破滅しないように気をつけて使いましょうね
記事中の件も、人前でなら話さないようことばかりでしょ。
プロとしてやってきてたのが不思議なんだけど、、、、(*´Д`)
自分も生活費は全てネットで稼いでますので
SNSは一切やりません。
LINEもやりません。
面倒だし、危険だから。
くらいでとどめればいいと思います。
ネット空間だと普段は本音では言えないことを書き込む人が多いの為に生じる問題なのだから。
ネット掲載記事で、特定企業や特定のサービスを貶して、企業活動を妨害する記事を掲載するこの人。
この記事、掲載する価値ありますか?
東洋経済という防波堤あればリスク、デメリットなくなるんですか?
楽しいと感じることもあります
あまり自意識過剰にならず楽しみたいですね
要はお互い様なんですから
本当に意味がわからない。
何かを書こうとすると差別発言になるそいつの元々の人間性が問題なのであって、SNSをすることは何も危険ではないだろう。
でも、わかりながらもそれをやめられない
やめられなくなりそうだから、わたしは最初からしないし、してたとしても周囲のごく限られた人間にしかIDは言わない
リアルの問題はリアルだけで十分
ネットの世界にまでリアルの希薄な人間関係を持ち込みたくない
しかし今の世の中は間違った思想と決めつけ弾圧することが横行している。特に左翼寄りの思想の信者らによる言論弾圧が猛威を振るっている。これは中国やロシアやあそこらへんの独裁国家とはなんら変わりはない
止めたほうがいいって言われてるくらいだからなぁ。
どうしても言いたいなら別アカウント取るくらいじゃないとね。
ネットだから何言っても、何してもいいなんてことはない。
実名は出してないけど、分かりやすい。
それを他の人が見て教えてくれました。
大人だから相手にはしないけど、やはり嫌な気持ちにはなる。
どんな気持ちでつぶやいたのだろうと、考えてみたけどやはり理解は出来ない。そうだよねと共感してくれる相手がいないんだろうな。と思うことにした。その子にはもうなるべく関わりたくない。笑笑
よく見つけてくるよね
赤の他人なのに…(笑)
友達もフォロワーも読んでくれる人もいないので
当然Instagramなんてやってません
限界超えてしまうと殺し合いにまで発展してしまうからな(T_T)
大炎上どころかマジで火付けられたり、
爆発沙汰とかあるからな(T_T)
オフ会とかもってのほかだね。
正直、SNSをわざわざ使う必要性が分らんし、個人の感情を世界規模で発信する事のリスクというより怖さの証明。
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