百田尚樹氏が「24時間テレビ」を杉良太郎の例を出して今年も批判!
「吐き気がしそう」 百田尚樹氏が「24時間テレビ」を批判する理由
8/30(木) 6:20配信
「“絵になる障碍者を探せ”でいいのか」と百田尚樹氏
日本テレビの夏の恒例行事は「24時間テレビ」。放送の度に賛否両論が沸き起こるのもまたすでに恒例となっている。今年は史上最も過酷なミッション(遠泳+自転車+マラソン)を与えられた芸人のみやぞんが見事それをクリアしたのだが、そのことに対しても「そもそも何の意味が?」というツッコミ、疑問がネット上を中心に提起されていた。
ベストセラー作家の百田尚樹氏もまた、同番組に対して厳しい見方を示す一人だ。百田氏はツイッター上で次のようにコメントを寄せている(8月26日)。
「24時間テレビ、今年もやってるのか。
莫大なギャラを貰ったタレントが、子供たちに一生懸命にためたお小遣いを持って来させるクソ番組。
この日はテレビ局も大儲け。
誰が見るねん、こんな番組! と思ってたら、ようけ見てるんや、これが。
感覚がおかしいのは私の方なのか……」
「24時間テレビの障碍者ドキュメンタリーを担当する某テレビ局の企画内容を聞いたことて(※原文のママ)吐き気がしそうになったことがある。
プロデューサーの『絵になる障碍者を探してこい』という指令でブレーンが障碍者を探すところから始まる。
『絵になる』とは、映像的に効果がある、という意味のテレビ業界用語」
何とも辛辣だが、実はこの一件について百田氏は、著書『大放言』の中で、さらに詳しく論じている。以下、『大放言』の中の「チャリティー番組は誰のため?」から、一部を抜粋して引用してみよう。
***
私が一番嫌なのが、系列局が作った「障碍者ドキュメンタリー」が挿入されるところだ。私もテレビ業界の端くれにいる人間なので、そのドキュメンタリーの制作の内側をある程度知っている。
まずリサーチャーが集められ、プロデューサーから「ドキュメンタリーになりそうな障碍者を探してこい」と命じられる。リサーチャーたちが方々駆けずり回り、「障碍を持ちながら、頑張って何かに取り組んでいる人たち」を見つけてきて、会議に出す。プロデューサーやディレクターや構成作家たちがそのリストを見ながら、撮影対象者を選ぶ(中略)
ここからはあまり詳しくは書けないので、読者に推し量ってもらいたいのだが、要するに映像を見てすぐにどんな障碍を持っているかがわかるのがベストということだ。あと、軽い障碍よりも重い障碍(ただしあまりに重いと深刻すぎてだめ)、大人よりもこども、男性よりも女性のほうが「絵になりやすい」と考えられている。そこに周辺の家族のドラマがあればよりいい。そして障碍者が取り組んでいるものは、ただの日常生活ではだめ、できればスポーツや音楽や芸術関係が望ましい。他にもいくつかポイントがあるが、皆で意見を出し合って、最終的にはプロデューサーとディレクターが「絵になる」障碍者を選ぶというわけだ。
本来、ドキュメンタリーとは、「『ハンデを背負って生きている障碍者』の存在を知った番組関係者が、彼あるいは彼女が懸命に頑張っている姿に感動して、その生き様を多くの人に知ってもらいたいため」に作るというのが形のはずだ。しかし某番組はそうではない。「チャリティー番組」として放送するために障碍者を探すという本末転倒な作り方をしているのだ。そのためにリサーチャーに何人もの候補者を探させ、それを「絵になる」という基準で取捨選択するという姿勢は、私にはとても受け入れられない。
その番組は全国の系列テレビ局の多くが制作に参加する。ここだけの話、構成作家のギャラも通常よりはかなりいい。実は私も過去に系列局から何度か声をかけられたが、すべて断ってきた。チャリティー番組をやるなら構成作家はギャラを受け取ってはならないと思っていたからだ。「もらったギャラを寄付すればよかったのでは?」と言われればそうなのだが、そこまでしてやりたい仕事ではなかった。
『大放言』百田尚樹[著]
もっとも、視聴率の高い番組内で放送されることによって多くの人が障碍者の実態を知り、彼らを支援していこうという輪が社会全体に広がるのは間違いない。ボランティアや寄付は多かれ少なかれ偽善だという極論もある。何より大事なのは結果である、と。
番組全体を見ても、多額の寄付が集まるのはたしかだ。それらは実際に貧しい人たちや恵まれない人たちを助けることになる。ふだん寄付なんかあまり行なわないようなスポンサー企業も、この日ばかりは企業イメージアップのために多額の寄付をする。だから番組の社会貢献度は非常に高いと言えるし、放送する意義も意味もあるいい番組だと思っている。もしテレビ局がこの日1日の収益(CM料金)から経費を差し引いた分のすべてを寄付に回していたら、私は両手を上げて番組を絶賛していただろう。
地上波の電波は総務省の認可を受けているとはいえ、実質的には数局の独占事業である。民放キー局は収益から見ればタダに近い電波利用料で「公共の電波」を自由に使い、莫大な利益を得ている(電波利用料の約500~800倍! )。キー局および準キー局の局員の給与はあらゆる業種の中でも群を抜いて高いし、有名タレントの高額ギャラは庶民感覚を超えている。その恩恵のお返しの意味でも、1年に1日くらいは採算を度外視したチャリティー番組を放送してもいいのではないか、というのが私の素直な気持ちである。逆に儲けてどうするのだ。番組そのものは素晴らしいだけに、惜しいと思う。
慈善を訴えるなら、まず自らがそれを行なってほしい。
それで思い出すのは杉良太郎氏の行動だ。人気俳優である杉氏は若い頃から慈善活動をしているのはよく知られている。毎年、私財を何千万円もなげうって恵まれないこどもたちや障碍を持った人たちに寄付をしている。親のないベトナムの孤児を70人以上も養子にしている。
先の東日本大震災でも、杉氏は妻(伍代夏子氏)や事務所のスタッフらを引き連れて被災地を訪れ、車両12台(20トントラック2台、タンクローリー車1台、冷蔵・冷凍車2台、その他の車7台)で、多くの救援物資を届け、杉氏自身が味付けしたカレーライス5千食、豚汁5千食、野菜サラダ3千食を被災者に提供した。さらに水2トン、男女下着類4千枚、歯みがきセット1万セットなども持ち込んだという。はたしてこれがどれくらいの費用になるかはわからないが、1億円は優に超えるだろう。
杉氏がこれまでに慈善活動に費やした金額は数十億円と言われる。驚くべき額である。簡単にできることではない。そんな杉氏に、「偽善だろう」という言葉を投げつける人が少なくない。あるインタビューでそう聞かれたときの杉氏の答えがふるっている。
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億円を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々も、ぜひ自腹で数十億円を出して名前を売ったらいいですよ」
痺れるくらいかっこいいセリフである。
***
表現はキツいが、よく読めば百田氏は決して番組を全否定しているわけではないようだ。おそらく来年もまた放送されることになるだろうが、こうした声は考慮されているだろうか。
デイリー新潮編集部
2018年8月30日 掲載
新潮社
【デイリー新潮記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180830-00547886-shincho-soci&p=1
いを持って来させるクソ番組。
↓
これが、この番組を語る上での全てでしょうね。
タレント達だって、この事実には気付いているはずなのに、何も感じな
いのかね。
あとジャニーズのカラミはコメントが薄っぺら過ぎて見てられない。
あんなに寄付や支援をしている芸能人は他にいないと思う
同じ感覚だね。
視聴率が比較的いい。
だから続ける理由があるわけだが、普通の人はいいと思ってみているって事だから。
私も百田氏と同じ、普通の感覚だと思っていたが、違っていたようだ。
虫唾が走る。
しょこたんがまさかギャラ貰えるとは思ってなかったって暴露したけど、それ聞くまでノーギャラだと思ったもん。
ギャラ貰ってイメージアップ狙うとか、偽善や売名以上にイメージ悪いわ。
子供の頃は観ていたけど、今は良い人の押し売りされてるみたいで観てません。
それを寄付してこそチャリティー番組が成り立つのではないか。
いい顔して、自分たちはギャラを貰っているなんてなんだか嫌な感じ。
本当の意味でチャリティーで番組を進めていけるようにならないだろうか。
今は保守的になったけどまだ27時間テレビの方がまし。
羽鳥さんも言ってたけど途中で切るのはダメだよね。来年から絶対見ない!
マラソンも今回は特に何のために走っているのかよくわからなかった。マラソン走るくらいなら、西日本で24時間土砂撤去してもらった方が応援したくなる。
ドラマに関しては偉大な人のヒストリーだったので、見やすい内容だった。
そもそも、毎年この話題がのぼるんだからいい加減内容変えるとかないんだろうか?
これは確実に正論だ。
今回マラソンの時の時間調整等、やはりやらせだと分かった。
1000万円超の高額な出演料で障害者を買収し、挙句お涙頂戴の演出を無理やりさせて、障害者を見世物にする、最悪の偽善番組です。
夏の風物詩的に日テレは思っているのかもしれないが、番組への寄付も何に使われているのか不明だし、もうやめた方がいいと思う。
他、全く興味なかったので見ませんでした。
募金お願いしますっていわれても
なんか違和感があったんよな
ノーギャラでも知名度も好感度もあがるやろし
番組自体の好感度もあがると思うねんけどなー
そこに見栄隠れするのは、高視聴率狙い、金稼ぎ。
放送されると、お前、持たされただろ。って思う。
そこまで作られてると思うとちょっとつまらない。
本当に酷い話しですね。
かっこよ過ぎやん
と毎回思うんだけど
ならばノーギャラで出演してくれる人を募り
初めからノーギャラで有る事を前提として番組を作れば良いのでは?
それでは善意のあるタレントがあまり集まらないのかなぁー?
マラソンは何の関係があるのか、何故100kmなのか、番組中に戻ってこれるのが胡散臭い。
障害者をネタテレビ局は金儲けし、視聴者に寄付させる。
悪どい商売。
番組の偽善にうんざりしていたので、
結局、録画する気が失せてしまった。
募金持ってきた芸能人が来るたびにそれだけ?って思ってしまう番組
本当ならアホらしさ100%だ
もう見るのヤメル
加山雄三の歌も印税含み?
海外では無償ボランティアて当たり前で
だから一丸と成れる、来年からは中止だ
ミヤゾンはなんでもできるイメージがあるけど、今年のあれはなんかちょっとなあと…
寄付するなら杉さんを通してしたい。
困ってる人に確実に使ってもらえるから。
24時間テレビは寄付もしないしどうでもいい。
ただ走ってる人はすごいと思うけど、サポートしてる周りの人も凄いと思う。募金箱持ちながら走ってるんだったら、チャリティーの意味あるけど、今のままでは走ってる意味がわからない。
交通の迷惑になる方が多いのでは?
考慮される訳がない
日テレにとっては儲かるし、ジャニーズに貸しを作れる最高の番組だからね
まったくその通りです。
チャリティーやボランティアは正解の無いものだと思うし、色んな形や考えがあって当然。それで、どういう形であれみんながそういう機会に携われれば。
けど募金はした。
24時間テレビがなければおそらく募金はしてなかった。
放送内容やテレビ局の儲け、タレントのギャラ、
叩くところはいくらでもあるだろうけど
なきゃないでおそらく集まらなかった2億6000万円。
それで救われる人もいると思う。障碍者云々よりもセクシー連呼はいらない。
感動の押し売りなど言われたり、協賛会社からの資金はギャラや経費になるけど、集めた募金は困った人達に役立てられれば、それはそれで良いのかも。
「絵になる対象者(?)」探しも、募金を集める戦略と考えれば間違いではない。
障害者の方が芸能人と、普段できないチャレンジも出来て、思い出も作れている。
色んな意見もあるけど、悪いことばかりじゃないと思う。私は今年、障害者の子供がいじめにあってる話を多く聞いたことが印象的。
子供の親は今一度、自分の子供が人に思いやりを持てているか確認してはどうか?
芸能人も無利益ではやらない。
高利益に好感触を与えられるこの番組はタレントが好印象を残せる。
現実問題当たっている。
億単位の寄付にもかかわらず
この寄付は、寄付した人の免税にもならない。それでも寄付してしまう。テレビも見てしまう。大仕掛けの長寿番組。忖度もここまでくれば、救われている人もいるのだから
良いのだろう。
利益をあげなければ、番組は放映されない。タレントも態々でない。
出演者のギャラは、ノーギャラとは言わないまでもサービス価格で、その分寄付すりゃいいですね。
それにこの番組は、メイキング映像から、舞台裏まで前後数日間にわたり放送してるから実質24時間の3倍以上は放送してしてますよね
ギャラがうん千万。無理に登山したり。
今年から見ない事に決めた。
今年は1秒も見ずに終わってしまった。
結局、怒りも不満も疑問もわかないほど【興味がなくなった】んだと思う。
全部を否定するわけではないが
多額の寄付金と障害者の方への様々な配慮を考えると存続するのならお金の面はクリアにすべきだろう
あそこまで美談としたいなら某大手お笑い事務所のタレントやアイドルタレント事務所もボランティア出演か報酬全額寄付の流れではないと不平等感が?
一般人から集めた寄付=実がある事を微妙な大義名分にして、一般人以外では寄付もチャリティーにも関係しないウハウハなだけの奴らがいる不公平な品性卑しき番組
24時間テレビで発生してるギャラ以外の経費にしても、制作会社や関係者は黒字になってないですよね?黒字になってるならそれはチャリティではないですよ。多額の募金が集まってそれを寄付してるのは本当でしょう。ですからチャリティビジネスとでも言い方を変えればいいのではないでしょうか。利益を得てる人がいる以上ビジネスだと思いますから。
杉良太郎さんが、素晴らしすぎる。
俺が仮に募金募ってマグレで知らない人たちから1万円集めて適当に使っちゃても誰にも分らない。
大々的な募金でも税務署がお金を数えに来るわけでもないし裏金何かいくらでも作れるでしょ。
寄付で集まったお金と払うギャラどっちが高額なんやろ?
素朴な疑問。震災で大量の物とか食材ってどやって集めてるんやろ。
それだけできる人はやっぱ人脈もすごいんやなぁ。
毎年毎年、同じ話が出るなー。
視聴率下がれば、かわるだろう。
皆から批判されることで、知名度を上げていく。
周りが騒げば騒ぐほど、目立ってくるから、大したことしていなくても一般人からは注目をあびることになる。
毎年の恒例行事ならそれでも良いが、「チャリティー」は外した方がいいと思う。
今回のYOSHIKIさんの活動を見て、賛同してくれる芸能人の方が増えてくることに期待したいです。
杉様の慈善活動はよく知りませんでしたが、この活動が大々的に報道されていないことにも問題があると思います。
欲に目がくらんだ者たちが集っているイベントがある限り、この番組は続くのかと思うと残念でなりません。
24時間テレビ以外は24時間放送して二億円集めれるのか?と言えば出来ないだろう
番組制作や放送は仕事であり金儲け
それに募金活動や障害者支援が乗っかってるのであって、
他局や他の番組には金儲けしかない。
気持ちわるけりゃ見なければ良い
ただそれだけの事。
でも芸能人にはギャラが発生して、一般の人はノーギャラでは叩かれても仕方ないと思う。
マラソンも公開プロポーズも不必要。
それをしないのは確実に移動分のギャラも出ているからだと思う
マラソンのギャラ数千万も事実だろう
便乗宣伝ですか?たかじんの嫁さんの時いいこう言う所がこのオッサンすかん。
に協力したとしてもこの番組ほど集金力はない。
そしてそのお金で助けられる人がいることも事実。
嫌なら見なきゃいいだけだよ。少なくとも害はない。
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