ダライ・ラマの継承者問題と中国の出方は如何に?
インタビュー:ダライ・ラマ、継承者問題と中国「次の一手」
3/19(火) 16:56配信
3月18日、自分の死後に継承者となる生まれ変わりは、60年来の亡命先であるインドで見つかる可能性があり、中国政府が指名する継承者は尊敬されないだろう──。写真は2017年9月、北アイルランドのロンドンデリーで記者会見するダライ・ラマ14世(2019年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[ダラムサラ(インド) 18日 ロイター] – 自分の死後に継承者となる生まれ変わりは、60年来の亡命先であるインドで見つかる可能性があり、中国政府が指名する継承者は尊敬されないだろう──。インド亡命から60年を迎えたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は18日、ロイターの取材にこう語った。
ダライ・ラマは、緑の丘や雪を頂いた山に囲まれたダラムサラの町にある寺の事務所で取材に応じた。前日に、兵士に扮装してインドに亡命してから60年の節目を迎えたばかりだ。
ダライ・ラマは、中国支配への蜂起が失敗した1959年にインドに逃れ、以来、チベットの言語的、文化的自治を守ろうと世界で支持を呼び掛けてきた。
1950年にチベットを管理下に置いた中国政府は、ノーベル平和賞受賞者で83歳になったダライ・ラマを、危険な分離主義者とみなしている。
自分の死後のことについて、ダライ・ラマは、中国政府がチベットの仏教徒に継承者を押し付けようとすると予測した。
「中国は、ダライ・ラマの生まれ変わりを非常に重要視している。私よりも、次のダライ・ラマの方に関心がある」と、伝統的な赤と黄の法衣をまとったダライ・ラマは語った。
「将来、もし自由の国であるこの地から出た人と、中国政府に選ばれた人との2人のダライ・ラマが出てきたときに、(中国が選んだ方は)誰も信じないし、誰も尊敬しない」と、ダライ・ラマは笑って付け加えた。
中国の指導者には、中国皇帝から継承した権限の一部として、ダライ・ラマの継承者を承認する権利があるというのが中国の立場だ。
だが、ダライ・ラマの死去とともにその魂が後継者となる子供の身体に宿り、生まれ変わりが起きると信じられているチベットでは、住人の多くが、中国のいかなる「口出し」も、チベットへの影響を強めようとする策略だと疑っている。
1935年生まれの現在のダライ・ラマは、2歳の時に前のダライ・ラマの継承者と認められた。
中国管理下のチベットに住む600万人超のチベット人は、中国政府がその写真を飾ったり公の場で信心を示すことを禁じているのにもかかわらず、今でもダライ・ラマを敬っている。
<議論の対象に>
ダライ・ラマによると、チベット在住のチベット人と亡命中のチベット人の間の接触は増えているが、中国政府と亡命政府側の会談は2010年を最後に行われていない。
だが非公式には、退官した中国政府関係者や、中国政府にコネクションを持つ実業家らが、時々訪ねてくることがあると、彼は明かす。
自分の死後のダライ・ラマの役割については、それを存続させるかどうかも含めて、今年後半にインドで行われるチベット仏教の会議で議論される可能性があると、ダライ・ラマは話した。
また、ブッダの生まれ変わりはいなかったが、それでもその教えは受け継がれている、とも述べた。
「もし(チベット人の)過半数が本当にこの制度を維持したいのならば、継続されるだろう。その上で、生まれ変わりであるダライ・ラマ15世の問題が出てくる」と、ダライ・ラマは説明した。
また、もし継承者が出るにしても、その継承者は「政治的な責任は負わない」とも述べた。ダライ・ラマ自身は2001年に政治的な職務を手放し、インドに住む最大10万人のチベット人向けに民主的な仕組みを作り上げた。
<中国の僧院>
ダライ・ラマはロイターとのインタビューで、宇宙学や神経生物学、量子物理学や心理学への情熱を熱く語った。
もし故郷訪問を許されることがあれば、こうした学問について中国の大学で講義したいと話す。
だが、中国が共産党の支配下にある間は、帰国が実現することはないと予測する。
「中国は、歴史の古い偉大な国だが、政治体制は全体主義的で、自由がない。従って、私はこの国にいる方を好む」
ダライ・ラマは、現在の中国青海省のチベット高原の端に位置するタクツェル村の農家に生まれた。
ロイターの記者が最近タクツェル村を訪問しようとした際は、自動小銃で武装した警察官が道をふさぎ、警官や10人以上の私服警察官が、村は地域住人以外立ち入り禁止だと話した。
「私たちの力は、真実から来ている。中国の力は、銃から来ている」と、ダライ・ラマは話す。
「短期的には銃の方が決定力を持つが、長期的には真実がより力を持つ」
(Krishna N. Das記者、Sunil Kataria記者)
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000077-reut-cn
決して発音が綺麗な英語ではないけれども、かえって知性とコミュニケーション能力の高さを感じさせるというか。
日本では、中国に媚びてダライ・ラマを丸無視しているが、欧米ではダライ・ラマのキャラとともに、彼の仏教に根差した無抵抗・非暴力主義や、科学との対話など、大変な人気がある。
中国としては、このダライ・ラマ人気が非常に気に障っている。次のダライ・ラマは中国で発見して、中国政府の言いなりに育てようとしている。
今のダライ・ラマは、中国がダライ・ラマ制度に介入してくるくらいなら、自分の代で終わらせようとしている。身を切るような選択だとおもうが、理知的なダライ・ラマだからこそ、その提案ができるのだと思う。
前者は中国により行方不明になってて代わりに後者を擁立してきたから
この事も絡んでの発言じゃないの?
今も苦しむチベットの為に何もできない
日本、悔しくて情けない!
過激な後継者にならずにじっくり
チベット独立につなげる方を望みます。
60億人の目によって投稿される映像が国際世論を動かす時代だ。
メディアの報道だけではもう誰も動かない時代だ。
世界の果てみたいなとこだよ。
時間が止まったようなチベット村。
乾燥した空気と強烈な太陽光。
神経がつかれたときはそこが一番休まる。
チベットのお寺に散策して、坊さんの読経聞いて瞑想する。
切に願います。
パンダに目がくらんだからか面会を断った自治体長にはガッカリしました
フリーチベット!
中国の悪口を言ってくれてうれしい
中国の力は銃から来ている。
中国からダライ・ラマが出ることは
未来永劫ないでしょう。
ホントにつまんねぇ国だよ。
その称号受け継ぐ際には、中央政府の承認が必要でした。
ダライ、ラマはかつて人民代表常務委員でした。
彼の弟は、ClAでした。
チベット騒乱前までは、暗黒の奴隷制でした。
ダライは、奴隷主だった。
しかも、チベットのダライがインドで生まれる予測まで作ってあるこの人、余命が長くないんだ。
相手が優しい中国だから、何を偽造しても大丈夫と思ってるのか。
王道の道は辛いな。
チベットを捨てたのか、なるほど。
アメリカ始め世界はダライ・ラマを断固支持すべきである。
14世ダライ・ラマ猊下の御長寿を!
imagine.
陛下が御隠れになられた後、中国が勝手にパッチモンを陛下にすげる
怒りがこみ上げてくる中国は潰さねばならぬ
チベット仏教がこれからも栄え、チベット難民の方々がいつか必ず祖国に帰ることができますように。
人は見かけによらないんだね。
そもそも”伝世再生”の決まりとしては:まずその継承者なり”伝世霊童”の出身地は大チベット地区でなくではならない;次:選ばれてから中央政府からの承認を得らなければ成立しないこと。
なんで、外国に逃げた人が、出身も言葉も違ったごく少数の追随者の子孫から継承者を樹立できると思うの?ボケてたじゃねえか!
メディアに訴えるために焼身自殺をしてきたチベットの僧侶たちは、生まれ変わってないと
思う。
生まれ変わる話を記事にするより、
中国人に国を侵略されないように国際的な
ルールについて報道してほしい。
チベットみたいにならないように、
日本の土地を
中国人に売らないで欲しい。
北海道は、60年後には
チャイナタウンになってしまう。
いま報道すべきは中国人に侵略されている
国の現状だと思う。
宗教に政治が関与するのは駄目である
科学云々で無くどの様な説だろうと
それがその宗教だからである
(最も反社会なのは論外)
そして関与し民族浄化や収容所をつくり
弾圧するのは宗教問わず人類の敵である
中国はそうやってウソを広めるんだな。
チベット暦はどこで発行されているのですか?
チベット仏教にお詳しい方、いらっしゃいましたら、教えてください。
ダライ・ラマ法王の帰国と自由な遊説の活動を認めるべきである
それは中国人民の仏教徒も待ち望んでいることである
中国共産党には破滅を。
宗教に勝てるのは宗教だけ。
カノッサの屈辱を思い出せ。
イギリス国教化みたいな手段もあるけど、共産主義国家じゃ無理だろう。
悪魔のカルト集団也!
やっとその邪悪な陰謀に世界が反応。
あんまり笑わせるなよ。
早く中国の内部崩壊が見たいな!
中国人はしつけするに限る。
真実は銃より強し。この言葉通りに不法に新着した中国に突き付け、世界に知らしめる事を諦めなければ、必ずチベットは解放される!
いつかそうなる事を願っている!!!!!
散見されますが、問題の本質に議論が向く事を
恐れる中国による言論操作の一環でしょう。
在日の一部や訪日観光客も含め、それに参画。
何しろ、”国家情報法”によって、
中国人と企業は中国政府指示に従って、
滞在国であらゆる活動を行う義務が有る。
訪日観光客だってある日突然、平然と
歯を剥き出して来るんでしょうね。
チベットの問題は、第二次世界大戦/太平洋戦争後の混乱と、中国共産党政権樹立の流れの
中で、チベットが違法に占領され、一方的に
中国に併合され、その後は人権蹂躙や民族浄化や文化抹殺が恒常的に行なわれて来た事実!
それに対して、媚中を良しとする我が日本が
何ら抗議の声を挙げなかった事!!
これを認識しないと、日本は沖縄や北海道や
大阪から始まる中国植民地化が避けられない。
中華人民共和国は昔から侵略国家。
殺戮も屁とも思わない中華人民共和国は宗教がない証拠。
チベットが国として存在すれば日本と友好国になれるのに。
中華人民共和国の共産党の思想は100年もたないね。
ここで、たわけたことをほざいている連中は少し歴史を調べて見るがいい。PCでもスマホでも、いくらでも出て来る。
今もチベットの女性を無理矢理中国人と結婚させて民族浄化という名の民族抹消を続けている。抵抗するものや中国の悪口を言った者は拷問の末、殺される。
もし隣国が圧倒的な武力で日本を侵略し同じ目に遭わされ天皇は第三国に亡命する羽目になってもダライ・ラマを批判出来るのか。中国ではネットで、こういうことを書き込んだだけで官憲に身柄を拘束されるんだよ。
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