伊藤詩織vs.山口敬之記者の法廷対決 被告が墓穴を掘る「ホテルの証拠ビデオ」
伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決 被告が墓穴を掘る「ホテルの証拠ビデオ」
7/18(木) 8:01配信
伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決
「準強姦逮捕状」が握り潰されて4年。安倍官邸ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(53)と彼にレイプされたと訴える伊藤詩織さん(30)が遂に民事法廷で対決した。山口記者が墓穴を掘る証拠ビデオや菅官房長官による経済支援額が明るみに出て……。
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【顧問委託契約】と題されたその書類には、天使が歌っているような、あたたかく優しい文言が並んでいた。
・原則として月1回、意見交換を行なう
・顧問料として月額42万円を振り込む
・必要と認める範囲で交通費その他の経費を支払う
およそ天使などいそうには思えない我らが「サラリーマン川柳」の面々からは、こんな嘆きと哀しみが聞こえてくるようだ。
〈仕事しろ残業するな成果出せ〉〈この職場ムチはあってもアメはなし〉の部署で、〈ブリはいい! 生きてるだけで出世する〉とグチる日々なのに……。退職後も悠々とは行かず、〈再雇用昨日の部下に指示仰ぐ〉日々なのに……。
この契約で“雇用”されたのは、他ならぬ総理ベッタリ山口敬之(ノリユキ)・元TBSワシントン支局長。サラリーマン川柳の面々が、〈ノリはいい! ベッタリだけで42万〉と詠んでみたくなるのもわからなくはない。
あるいは、山口記者には、特捜検察に助成金詐欺容疑で逮捕・起訴されることになるスパコン会社顧問の顔もあった。この社は、「ザ・キャピトルレジデンス東急」の家賃月額約200万円の部屋を自由に使わせるという厚遇で彼を迎えていた。だから〈ノリはいい! ベッタリだけで200万〉と詠みたくもなるだろう。
山口記者は、今年2月1日、「レイプされた」と主張する伊藤詩織さんを相手取り、「名誉を毀損し、プライバシーを侵害した」として、1億3千万円の損害賠償を求めた。詩織さんは2017年9月、「支局長の立場に乗じ、就職斡旋をチラつかせ、レイプした」と、山口記者に1100万円の損害賠償を請求していたから、彼は「反訴」したことになる。
冒頭の契約書は、その「山口反訴状」から図らずも捲(めく)れ出た内容である。要は、彼女の告発のお蔭で、月額42万円の企業など、顧問先を二つ失った。1億3千万円の請求額にその逸失利益も含まれるというわけだ。そこには菅義偉官房長官の関与が見え隠れする。その点について詳しくは後章に譲るとして、詩織さんと山口記者、この両者が尋問を受けた7月8日、東京地裁709号法廷の模様からお伝えしよう。
午前10時過ぎに開廷された裁判は、詩織さんへの主尋問・反対尋問、山口記者への主尋問・反対尋問という順で進んだ。詩織さんは青いシャツに濃紺のダブル・ジャケットとパンツを身にまとう。
反対尋問は相手方の弁護人から行なわれる。詩織さんへの反対尋問は苛烈を極めた。例えば、「膝にケガを負った」と詩織さんが主張していることについて問われた際、堪えきれず声を震わせ、
「その夜は必死に、これ以上、性行為を続けられないように、必死に膝を閉じ、身体を固くして抵抗していたので。その際に足を開かれ揉み合いになった時のことだと私は感じています」
――ベッドの上ですよね?
「はい」
――ベッドの上で、膝が擦れるようなことはないと思うんですけど?
「その時は必死に、命の危険を感じながら争っているため、どこでどうなったか説明することはできません」
3人の裁判官のうち1人は女性で、表情の険しさがいや増しに増すばかり。昼休みに入ると、生々しいやり取りに拒否感を抱いた女性傍聴人が涙ながらに退廷する姿も見えた。
他方、山口記者はグレーのスーツに白いシャツ、格子柄のネクタイという出で立ち。トレードマークのヒゲはない。反対尋問では、「ホテルの居室内でのベッド間の移動」について問われた。浴室隣側をベッドA、窓側をベッドBとする。
――詩織さんはどちらのベッドに寝たんですか?
「ベッドAです」
――あなたが寝たベッドはどちらですか?
「ベッドBです」
――性行為はどちらのベッドで?
「ベッドAです」
――詩織さんはベッドAに、あなたがベッドBにいたんだけど、あなたがベッドAに行って、性行為をした?
「はい」
詩織さんの弁護人は山口記者が事件後に彼女に宛てたメールを示す。
――〈ゲロまみれのあなたのブラウスとスラックスを脱がせ、(中略)ベッドに寝かしました〉……ここで言うベッドというのはベッドAですか?
「はい」
――〈私はあなたの髪の毛などについた嘔吐臭が耐えられなかったので別のベッドで寝ました〉……この別のベッドはBのことですか?
「そうです」
――〈その後あなたは唐突にトイレに立って、戻ってきて私の寝ていたベッドに入ってきました〉……この〈私の寝ていたベッド〉というのはどちらですか?
「ベッドAです」
――ベッドAですか?
「そうです」
寝ていたベッドはAなのかBなのか。山口記者はこう釈明する。
「(この〈寝ていたベッド〉というのは)“この私のホテルの私が寝ていたベッド”という意味です」
――そう読めますか?
「私はそう書いたんだから」
そもそも山口記者は別のベッドで寝ていなかったのではないか。傍聴席がざわめいたのはうべなるかな。
閉廷後、山口記者にアプローチをすると、
「新潮さんは著しく偏向したことを書き続けられているので……」
ここで改めて、「レイプ」から係争に至る経緯を駆け足で振り返っておこう。
これまでの経緯
15年4月3日、TBSのワシントン支局長だった山口記者が一時帰国した折、ニューヨークで知り合い、TBSに働き口を求めていた詩織さんと会食した。山口記者のホームグラウンドである東京・恵比寿で2軒目までハシゴしたところから意識を失った彼女は、その後タクシーに乗せられた。車中で彼女は嘔吐しつつも、タクシーは港区内のホテルへ。山口記者の部屋へ連れ込まれ、翌日未明、性行為の最中に目が覚めた。この裁判の関係者によると、
「山口は今回、詩織さんがちゃんと歩行しているのを証明すべく、ホテルの防犯カメラから取り出した画像を証拠として提出しました。しかし、介抱なしに歩けているとは見えず、墓穴を掘った恰好です」
話を戻すと……詩織さんの刑事告訴を受け、高輪署は捜査を開始。その年の6月、準強姦容疑での逮捕状を携えた高輪署の捜査員が、機上の人となっていた山口記者を逮捕すべく成田空港でスタンバイしていた。しかし、その直前に逮捕は中止された。それは、当時の警視庁刑事部長で現・警察庁ナンバー3の官房長・中村格(いたる)氏が、「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と本誌(「週刊新潮」)の取材に認めている通りである。
中村氏は菅官房長官の秘書官を長らく務め、その絶大な信頼を得ており、総理ベッタリ記者の逮捕中止命令は官邸への忖度ではという疑問が、世の中に今もなお燠(おき)のように燻(くすぶ)っている。
捜査を引き継いだ警視庁からの書類送検を受けた東京地検は、ほぼ1年後の16年7月に不起訴と判断。詩織さんは17年5月、検察審査会に審査申し立てを行なったものの、9月に「不起訴相当」の議決が出た。公開中の映画「新聞記者」製作のきっかけはこの「準強姦逮捕状」握り潰し事件にある、と映画関係者は語っている。
(2)へつづく
「週刊新潮」2019年7月18日号 掲載
【デイリー新潮記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190718-00572194-shincho-soci
逮捕はされなかったかもだけど、カッコ悪くて変態のイメージは死ぬまでつきまとうね。
権力ってそれ程凄いものなの。
報道と政府が結託すれば何でも出来る。
個人的な事から国家的な事まで。
正しいことが正しいと認められる健全な社会であってほしいと願います。
逮捕されてほしい
普通ゲロまみれのままで行為には至らないと思うが?
シャワーを浴びて無いのなら、酒によって泥酔している女性に同意もなく手を出した事にしかならないと思うが?
立場もあり、まともな人間なら介抱する中で性行為はあり得ない。
弁護士って結構正義の味方でドラマ化されるけど、なかなかの最低な仕事だよ。
書けないことばかり。
そこを理解しないと本当のところは感じることができない。
犯罪をもみ消した、という点と、弱者を弱者たらしめる不公平な姿勢、という二つの点で、国を任せる信任にたえない。
引き続き、事実を明らかにしてほしい。
もみ消された事件
法定弁論
長きにわたる心労は計り知れない
山口被告の悪質性が認められたら終身刑でも生ぬるいと思います
ソープだって避妊なしでやったら強姦が成立すると思う。
なぜ、官邸が山口敬之氏をかばったか?
山口敬之氏が逮捕・起訴されると官邸に不利益が生じるからだ。
一介のテレビ局記者であった山口氏が、複数企業の顧問という、何もしなくてもお金が入ってくる身分になっているのは、通常のキャリアでは無理な話だ。
こういう者がレイプ告発されたら、さもありなん、余罪はまだありそうと思われても仕方がないと思う。
世間的にも立派と認められそれなりの地位をキープしたければ、普通の男以上に厳しく己を律しなくてはならないし、他人を見る目も養わなくてはならない。またリスクもしっかり管理出来なければならない。そうやって、己だけでなく、己に関わる人達全てを守らなければならない。
山口はどんなに心が動こうとも、耐えて努めて完璧に紳士的に振る舞うべきだった。しかし要はそれが出来なかったということで、そのような地位を持つべき徳がなかったとすべき。
企業でも役員クラスになると、バンコクだろうがどこだろうが、そのようなハメを外すことは一切やらなくなる。それだけ周りに及ぼす影響が大きいということ。立派な人間ほどその自覚と自己制御がキッチリできるのだ。
仮に女性が酔って意識がない状態でもホテルにつれていき、レイプのようなことするのはあり得ません。
最低最悪としかいえない。
権力と言う名の「圧力」でしかない。
詩織さん、負けてはダメです。貴方は全ての女性の希望を背負っています。
どう考えても、裏がある。
腐ったパイプで繋がったオッサン共相手に闘うのは大変だけど、頑張って欲しい。
まず逮捕取り止めが不自然、山口に疚しい事が無ければ逮捕後に裁判で証明すれば済む話。ここが一番の肝で官邸が暗躍して逮捕、起訴前に握り潰したと観るのが自然。この頃の山口は異常と思える程、あべ崇拝をテレビに出ずっぱりで話をし、俺のバックは総理だを前面に匂わせ、反あべの人間を攻撃していたのを思い出す。出版本に二人のツーショット写真を使うほど蜜月をアピールしてたがこの件が明るみ出た以降、ピタッとあべは距離を置き山口?私、知りません的な態度を180度変えたのが籠池理事長の時と同じ風景だなと強く頭に残っている。いずれにせよスーパーコンピューターの政府支出の闇金にも山口が絡んでいるのでうやむやにはしてはいけない。
ただ、今後、仮に山口敬之氏に顧問を頼む企業があったとしよう。
これだけ有名になってしまった後だと、
・受付で「山口です」と言っただけで複雑で妙な顔をされる。
・新卒社員レベルの人間にも面が割れている。
・若手や女性社員の一次応対者が洒落で「気をつけろ」と言われる。
・会議に居るだけで出席者がこっ恥ずかしさを感じる。
などと、仕事にものすごく影響が出るのだろうなぁ。
まぁ、身から出た錆だから仕方がないのだろうけれど。
女性の気持ちを考えると少しでも気が晴れるまで頑張ってほしいです。
日本が三権分立とか成立してると本当に思ってる人いないでしょ?
中国とか他の国とかの裁判だったり日本で報道してやばいとか言うけど、日本も同じようなことあるのわかってる?
殺人罪で無実の人が死刑になったり何十年も刑務所にはいったり、、
忖度だったり偉い人(良くも悪くも権力者)の都合で人生台無しになった犠牲者がたくさんいるよ。
それに比べたらましな方だと思う。
強姦した被告はゴミだと思うし最悪なやつなことは間違いないけど、いまの日本の政治家、警察、検察だったりの根本は変わらないし変えれるまでの出来事じゃないよ。
頑張って被告の個人的な社会抹殺を目指してください。
スケベおやじだな。
強姦する話は聞いてきた。山口は合意の上と言うけど、意識不明になってやったことは初めてじゃ無いはず。
前科が相当あるはすだ。
また、山口から強姦の訴られていると、相談されて、握り潰した奴も山口と同じような体験者だと思う。
道徳心や倫理のしっかりした人格者なら、変なことはしないと思う。
今回は意識がなくて吐いている女性を連れ込んだ、という事ですが、仕事の世話を頼んで意識が無くなるくらい酔っぱらう女性というのもどうかなと少し思いました。
もしこれが薬でも使われて意識が無くなるようにされたのだとしたら大きな問題だと思いますが自分の意思でそれだけ飲んだのかどうかを知りたいとは思います。
もっと大騒ぎになってしかるべき。
黒いなあ。
詩織さんは、個人としてのつらさを押して、
ジャーナリストとしても、性被害者たちのためにも頑張って下さってるので、エールを送ります!
まだまだ長い人生。はずいレッテル背負って償いなさい。
綺麗ごとは抜きで女性の声が届く社会であるべきです。
管との癒着も徹底的に洗い出してほしい。
山口はメールで詩織が自分のベッドに潜り込んできたと打ってしまっていた事でまずは矛盾してしまった。
それを事実修正するために自分の手記では自分のベッドには真ん中に衣服を乾かすために広げておいて、ベッドの端に小さくなって寝ていたと書いているが、これはベッドを使っていないのではなく、端に寝たから従業員は使っていないように見えたという主張をするためだと思う。
事実に整合性を持たせたい思いで主張を変える山口ははっきり言って信用出来ない。詩織も供述を変えてはいるが、それほどの遜色は感じないけど、山口の場合はやればやるほど墓穴掘るような気がする。
おばはんの私でも、こんなおっさんにイタズラされたらと想像しただけで気持ち悪くて吐きそうですよ。生きていけるか自信ない。
この詩織さんは就職の相談をしていて、下手に出ていたとは思うが、立場を利用し、それも姑息な手段で手篭めにするのは絶対許してはならない。
彼が社会的地位、今まで構築した信用力を剥奪される事を祈ります。
女性の地位向上を唱える安倍ちゃんならば、詩織さんを応援してくれると思いますが、どない?
早く解決して癒されて、これからの人生をこの事件忘れるくらい幸せになりますように、と祈っています。
権力がそれをゆがめるようなことはあってはいけない!
性行為さえしなければ良かったのに、それがあったって事は、つまりは初めから性行為するのが目的だったと考えるのが自然だ。
また刑事事件で不起訴になったのも不可解。
今後同様な事件が起きても、警察は起訴できなくってしまう。
被害者がまだ若い女性という事を考えると、社会通念上正義に反する。
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