タガメ,乱獲で生息地激減となっている~愛好家への売買禁止を決定~乱獲以前に農薬で激減かな
タガメの売買禁止を閣議決定 2月施行、乱獲で生息地激減
1/17(金) 8:54配信
「特定第2種国内希少野生動植物種」に指定されるタガメ(自然環境研究センター提供)
政府は17日、里山に生息する水生昆虫タガメを「特定第2種国内希少野生動植物種」に指定し、インターネットや店頭での売買、販売目的の捕獲を禁止するとした種の保存法の政令を閣議決定した。施行は2月10日。研究目的や趣味での採集・譲渡は規制の対象外とする。
タガメは国内最大級の水生昆虫として人気があり愛好家も多いが、近年は水田の水質汚濁や池沼の開発、マニアによる乱獲などで生息地が激減。環境省によると、販売目的の大量捕獲が続けば、絶滅の恐れが高まると判断した。現在は1匹3千円ほどで取引されているという。
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000033-kyodonews-soci
私は長野県在住です。他の都道府県の方々から見れば緑豊かな自然溢れる県に見えると思いますが、長野県ではタガメの絶滅宣言がなされています。子供の頃よくヘリコプターが飛んできて農薬散布をしていました。そんな環境ではいくら広大な水田や湖沼があってもタガメが生きていけるわけがありません。タガメは水生のカメムシの仲間ですが、同じ仲間のコオイムシ、タイコウチ、マツモムシやミズカマキリも激減しています。水生甲虫のゲンゴロウやガムシも見なくなりましたね。昔はよく夜の灯火に飛んできて、捕まえて遊んだりしたんですが。あのような環境にはもう戻らないかもしれませんね。
売り買いするから、保全になんの興味もないやつが根こそぎ乱獲するんだし、欲しいなら自分で採りに行けばいい。
私の田舎ではタガメはいて、夏は道路で死んでたりするけれど、産地が有名になったのか、県外ナンバーの車がやってきて田んぼを荒らすので、タガメは乱獲されてるんでしょう。田んぼをやめる農家も増えてきたし、乱獲も手伝って絶滅は近いでしょうね。
そういえばよく水田で前に見たが
最近は見なくなったがまさかそんなことになっていたとは。
研究目的以外は全面禁止にすればよいのでは?抜け道を残すような中途半端なルール設定は無意味な気がします。
減少しています。
タガメの売買禁止だけでなく、こういった水中昆虫の生息できる
環境整備も必要なのではないでしょうか。
100のうち、99を減らした後に残った1を乱獲するなと言っているように感じる。
減らした99を戻す行動も必要と思う。
タガメがそんな希少になっているなんて知らなかった。しかもマニアの間で高値で取引されているなんて。うちは全然お金持ちとかではないですが祖父母が山を持っていて、そこに池とか沼があって今でも時々見かけますね。普段山には誰もいないから時々山小屋の手入れに行くと、全く知らない人が入山していて、勝手に山菜採りをしているみたいなんですが、タガメみたいな希少種を見つけに来てる人もいるのかなとこの記事を読んで思いました。昔はトリモチでメジロを捕まえている人もいて普通に考えたらみんな犯罪ですよね。
人が都会に流れ、耕作者が減り、田畑が減り、村そのものが減り行く時代の中で無責任に自然を求めるなと、ど田舎に住む私は思う。
生息数が減った主な原因は生息できる場所が少なくなったことと、水銀灯などの明かりに飛来した個体が水場に戻れず死亡してしまうことにある。
乱獲を防ぐことはもちろん大事だけど、それと並行して、生息できるような河川・湖沼管理と照明装置の過剰な設置をやめることが大事だと考えます。
乱獲もあるし、生息する場所も減っちゃったんでしょうね
二酸化炭素の排出を制限するのに力入れるよりも森林を増やすことに力を入れた方が、人間にも他の生物にも有益だと思います。
ブラックバス問題にも同じことが言えます。何かのせいに問題をすり替えて本質を見失わないよう願います。
タガメは今となっては、見つけたら超ラッキーと言っても良いほどの昆虫になりました。もっと早くから対応してても良かったのではないか?と思うほどです。
生き物好きではなく、金儲けを目的としたマニアもどきが問題だと思うんです。
今回のような対策は必然的に必要ですね。
確かに昭和40年代は東京郊外でも河川やため池で見られたけど、最近はめっきり見たことがない。もっとも河川も当時と変わって川岸がコンクリート壁になってしまってるけど。タガメだけではなくゲンゴロウやギンブナ、ドジョウも見かけなくなった。
繁殖してる人も多い(その為には採集もしている?)ので、種の保存を考えたらその辺りのバランスをどう取るかも重要ですね。
乱獲よりも(少なくなったから乱獲の影響も大きいのでしょうけど)、タガメのような生態系の上位にいる生き物が生きていけない環境のせいだとは思いますね。蚊やハエなんていくら駆除しても沸いてきますから。
田圃の生物達の近年の大激減の理由は用水路の三面護岸化、並び乾田化、灌漑用溜池の消失、一時期の過剰な農薬散布、外来種の跋扈、米の品種改良の為に起きた栽培方法の変化ですから
半世紀でそこまで、と思いましたが、確かに水田もずいぶん減って宅地になってますし、先日の猪が市街地に出てきた件とかもそうでしょうが、野生の生物には生きにくい環境にしてしまっているということですね。
長い目でみれば、都市部に住んでる人たちにはあまり実害のないことかもしれませんが、ある意味人間にとっても生きにくい環境になってきているってことなんでしょうか。
温暖化の問題もそうですが、環境破壊は、人間が気付いた頃にはもう手遅れ、なことがどんどん増えているということですね。
一方で日本では、まず聞かれることはなく、あくまで争点は経済・社会保障・安全保障です。その結果CO2問題をはじめ、環境に対して総じて知識が少ないですね。
やはり国民団体でもっと問題意識を持たないと政治が変わらない、政治が変わらなければこういう問題に対しても何年たっても何も変わらない。それではいけないと思います。
農薬の影響を受けやすいと聞きました
母の田舎は葡萄栽培を始めるようになり農薬の使用量が増え、きっと水質汚染が広がったのだと思います
農協から農薬カレンダーが配布され、月ごとに必要な化学肥料、農薬が書かれていて購入を促され、必然的に購入し使用する
うちだけやりませんは、田舎では難しい
いつだったか探偵ナイトスクープで取材をしていた時は場所が特定されないよう完全にモザイクだった
種を守るためには入られないよう囲いも必要だけど周囲に住む人の理解と農薬や化学肥料を使用しない、安全性の高いものに変えていく努力が必要
農協との繋がりが強い地域は難しいかなと思います
昔は都市部の近郊でも水田や沼で見られたのですがね、かれこれ30年以上は見た記憶がありません。現在は都市部で60坪の庭(松1本・槙4本・サザンカ4本・ウバメガシ2本・柊3本・梅1本・他に十数本)がある戸建てに住んでいますが、昔は良く見掛けたミノ虫を今世紀になってから一度も見なくなった代わりに、今まで見た事が無かったチュウレンジ蜂の幼虫やグンバイ虫に木の葉を食われ、野鳥への影響から消毒薬の選択や時期や回数に難儀しています。出来るだけ頑張って目視の手作業で駆除する事を心がけていますが、あまりにも数が多く困っています。聞くところによると、温暖化以外に外来生物の影響もあるそうですね。
販売目的で採取していても、採取現場で「趣味です」と言い逃れができてザル法になってしまいます。
研究に関しては研究施設が採取許可を発行することで採取可能になれば良いでしょう。
研究に寄与していない施設が採取許可証を発行できないに、採取許可証を発行する施設は文科省の認定制で良いでしょう。
どこだったか忘れてしまったが、車走らせていたら一軒の家の前に、タガメあります。だのを書いてある看板がありました。売っているんですね。もう大分前からタガメ等希少になってきたと思っていた時なので、この店?大丈夫かなとかそんなこと思いながら過ぎ去りました。こういう規制が成立してもあの店続けるのでしょうか。
用水路や小川などの護岸工事とかそういう開発も見直していくべきでは?うちの近くの用水路にはメダカが大量に泳いでましたが護岸工事してからは全く姿が見えなくなりました。エサになる小魚がいなけりゃ水棲昆虫もいなくなるのは当たり前。生息数減少の原因はいろんな理由があるはずでその中のひとつだけ強調して取り上げても意味はありません。全体を見渡さないと。
人間が自然保護について厳格にやるなら、最も公平な方法は「人間が関与しない、関与できない場所を増やす」ことだと思う。
すっかり忘れていた。
もうあと10年、20年したら、もっと絶滅危惧種が
増えているんだろうな…。
あんなにたくさんいた雀も見かけなくなってきたし、
だけどどうして日本って危機感覚えるとガラッと姿勢変えるのかな?
もっと生き物に目を配るなど日ごろからした方がいいと思う。
そのため、売買は禁止するけど研究や趣味の採集は残すといったことは評価したい。
ただ、生息地の保全を国をあげてもっとやらなければ、流れは変わらないと思う。
幼少時代に探しまくったが、
結局天然物はいなかったなぁ
ペットショップで一度見ただけ
ミズカマキリとタイコウチは捕れました
生物の多様性を保持しながら共存社会を構築しなければならない。
小さなタガメらしきのを捕獲したが、調べた結果おそらく違う。そんだけ、探そうと思っても出会う事すら普通の日常には無い希少な生物だと思う。
大学が出来たり、高速道路の橋脚が出来たりで、住む場所はなくなっちゃった。
ゲンゴロウも売買禁止にしたほうがいい。イモリも案外いない。
オオクワガタも飼いたい気持ちはわかるけど、禁止にした方がいいと思う。
子供の時の記憶と共に無くなっていくのは寂しい限りですね。この法案は種を守るから賛成です。
用水は全部つながっているため、上流で農薬散布すると、下流域全体で、ほぼ死滅するらしい。
小さな水ではいきられない大型水生昆虫はもともと数が少ないが、見かけなくなってから絶滅までは短いと思う。
タガメの売買禁止もいいかもしれないが、それ以上に外来生物の輸入をもっと規制する必要があると思う。農薬も影響するけど、ブラックバスやアメリカザリガニ、ウシガエルなどが在来生物を駆逐しているほうが影響大きいのでは?
入荷すると瞬く間に売れていくため、取り扱いができなくなるのは残念といえば残念です。
が、タガメを愛する者の一人としてこの規制は正しいことだと思っております。
禁止には厳しい罰則規定を設け、積極的に密猟者を逮捕していかないと、効果は期待できません。
ゼブラカラーのベストを着せて、駅前で30日、60日、90日等の清掃ボランティアをさせたり、県条例で下草取りをさせるなど独自の奉仕活動も認めるべきでしょう。
一番人気がタガメだけどそこでもタガメを繁殖させるのは
とても難しく展示の為に手に入れるのもとても苦労したと
言っていたな、ちなみに4年前に絶滅を危惧していて
展示が難しくなってきたからゲンゴロウも含めて20種の
コーナーそのものが無くなった
売買禁止となれば価格が上がって今以上に乱獲されるんではないのでしょうか。
禁止するなら重い罰金刑と懲役刑を設置して下さい。
地方にある残り少ない田畑を人間たちが守らなければいけないことになります。
研究目的は許せるが、趣味での採取・譲渡は規制しなきゃならんだろう。
タガメは昔から希少だった様に思うが、モブ水生昆虫のミズカマキリやタイコウチさえ今ではさっぱり見かけなくなりました。アメンボさえも考えてみたらあまりいない気が。。。農薬が原因なんですかね。また、今までタガメが保護されていなかった事に驚きです。
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