雨の中公園に放置された犬を保護して大切に育てた家族が裁判で敗訴! なぜだぁ~
放置された犬を保護して飼育 3カ月後に返還要求、裁判に発展
5/17(木) 11:05配信
主婦と穏やかに暮らす「めぐ」
公園に放置されていた犬を保護し育てていたら、もとの飼い主が名乗り出て、「返還を」と訴えられた。動物愛護法には遺棄罪があり、飼い主にペットの健康や安全を確保する責任があるとされているが、裁判所はもとの飼い主の訴えを支持した。「大岡裁き」――といかなかったのはなぜか。
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東京・吉祥寺にある公園。2013年6月下旬の朝、前夜からの雨があがった曇り空の下、そのゴールデンレトリバーは口輪をはめられ、短いリードで柵につながれていた。駆けつけた主婦が保護すると、被毛はぬれ、おなかのあたりが泥にまみれていた。
主婦は最寄りの警察署に拾得物として届け出たが、警察に引き渡すと殺処分される可能性があるため、自ら飼育することを申し出て、自宅に連れ帰った。先住犬との相性もよく、その犬を「めぐ」と名付けた。
問題が起きたのは、その約3カ月後だ。9月中旬、警察から「飼い主が名乗り出た」との連絡がきた。
「約3カ月も、なぜ探さずに放置していたのか」。主婦はそう疑問に思い、夫とともに、飼い主を名乗る女性から複数回事情を聴いた。
女性は「会社の上司で交際相手でもある同居男性が犬嫌いで、その男性が犬を置いてきた。男性を怒らせれば職を失い、結婚も破談になってしまうと思い、何も言えなかった」「この男性とは別れ、元夫と再婚するので犬を飼えるようになった。大切な家族だと思っているので返してほしい」などと説明したという。
一方で、主婦が保護した2週間前にも、めぐは、「交際相手の男性」によって渋谷区内の公園に放置され、近隣の人に保護されていたことが判明した。主婦は「2度にわたって『家族』だという犬を放置し、今回は3カ月間も名乗り出ないとは、犬の飼い主として信頼できない。女性のもとでは、めぐにとって望ましい飼育環境が確保されないと思った」と話す。公園に放置した時点で、女性は犬の所有権を放棄しているはずだと考え、返還を拒むことにした。
翌年10月、女性の弁護士から返還を求める内容証明が届き、15年3月には返還と慰謝料を求める訴状が送られてきた。女性は「犬の所有権を放棄したことはない。被告には引き渡す義務がある」などと主張。東京地裁は「女性が所有権を確定的に放棄したとまでは認められない」と判断し、主婦は敗訴。控訴したものの、東京高裁も一審判決を支持した。
犬を捨てれば、動物愛護法で遺棄罪に問われ、民法上は所有権を放棄したことにもなる。また、ペットの健康や安全を確保する責任が飼い主にはあると、動愛法は定めている。大岡裁きなら、主婦の所有権が認められそうなものだ。
だが裁判では、▽置き去りにしたのは交際相手の男性▽女性は犬が保護されたことを認識しており、犬の生命などに重大な危険がないことを知っていた▽遺失物法が定める期限(3カ月)ギリギリだが女性は遺失物届を出しており、犬を連れ戻すための行動に出ていた――つまり女性自身は犬を捨てておらず、飼い主としての責任も果たしていたと判断された。
主婦は「動物に対する飼い主の責任や感情には一切触れない高裁の判決文を読み、失望した」と言い、上告を断念した。4月下旬、「速やかに犬を返還して」などとする内容証明が届いた。
主婦がめぐと暮らし始めて、まもなく丸5年になる。女性が裁判所に提出した資料によると、めぐは現在14歳。足腰の衰えが見え始めためぐを抱きしめながら、主婦は「年老いためぐとの平穏な日々を大切にしたい。でも、めぐはどうなってしまうんだろう」と涙ぐむ。今後は強制執行におびえながら暮らすことになる。
ペット関連法に詳しい細川敦史弁護士は「遺失物法上、もとの飼い主の所有権が失われていないという司法判断は理解できる。しかしもとの飼い主が、交際男性との生活を優先してその男性が飼い犬を遺棄することを2度も容認した行動は、動愛法が定める所有者の責務に照らして問題がないとは考えにくく、一般論としては飼い主の資格があるのかどうか疑問に思う。犬はかなりの高齢で、環境の変化が健康に悪影響を及ぼす可能性もある。動愛法で動物は『命あるもの』と定められていることを鑑みれば、この犬は現在の平穏な環境で残された時間を過ごさせるべきではないだろうか」と話す。
朝日新聞ではもとの飼い主の女性に弁護士を通じて取材を申し込んだが、「取材には応じられない」との回答だった。
(太田匡彦)
sippo(朝日新聞社)
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00010000-sippo-life
こういった事は裁判では一切考慮されないんですね
どうにかならないかね、保護した人の元にいた方が幸せだと思うけど。
期限までの1週間に引き取れる状況になってたとは思えないので、暗に殺処分に賛同してたと思えるんだけど。
だったら権利放棄と同じでしょ?
署名活動してみれば良いと思う!
またこの記事を書いた人も協力してあげて下さい
勿論!自分も協力する!
2回も放置された飼い主に返されるのは本当に可哀想
それこそ人間のエゴだと思います
早くペットを物扱いしてる法律が変わればいいと思います
その女性も弁護士立ててまで争うほど犬を連れ戻したいのならなんで何ヵ月もほっておけたのか?が、疑問です
付き合った男にすぐ依存して大切な家族(犬)を苦しめるような女の元にめぐちゃんを絶対に返してはいけません!怒
ほんと腹が立って仕方がない。
動物の気持ちを知ることができる、あの女性を
立ち会わせたいですね。
3か月必死に探していて、ようやく見つかったとかなら話は別だけど、そんな身勝手で犬の生命を預かって欲しくない。
誰か動物保護団体のかた助けてあげてください。
また捨てられたらかわいそう。
おかしくね?
男のために生きた命を投げて、それが解消されたら返してくれ?まず先に育ててくれててありがとうじゃないのか?この方がいなかったらわんちゃんだって生きていたかもわからないのに。
口輪で固定してる時点で
動物愛護団体ヘルプしてあげて欲しい。
物言えぬ【めぐ】の幸せを思う気持ちが
何一つ入っていません。弱い立場の者は
完全無視な判決。残念です。
今までめぐちゃんにかけた医療費や衛生費やフード代を全て請求してください。
きっと引き取れないと思います。
自分勝手な都合で
めぐちゃんの穏やかな今の生活を
取り上げてはダメです。
自分の状況が変われば、自分の犯した行動の罪に反省の色もなく
返還要求とは、どこまで図太くて身勝手な女なんだろう。
あまり男、女といった言葉で書き込みたくないが、
この記事の内容は、女でももったいないほどひどい話。
下手したら殺処分されていたかもしれない命を、
また最初の頃は、このメグちゃん元の飼い主を思い出したりして、
そんな中、今の主婦の方が手厚く面倒を見て今に至っているんだと思う。
脱走などして、真剣に届けるべきところに届け、
やっとのことで見つけたら、違う誰かが飼っていた…の話とは違う。
もう動物愛護への法律、こういった場合など、
それぞれに対する規約や規定を作ってほしい。
それでいて、14歳のメグちゃんの体調等悪くなったら、
散々お世話して家族当然に扱ってきた主婦の飼い方が悪かったから…
とか言い出しそう。
大挙して判決に対する抗議活動をしていただきたい。
弱い者の味方と常日頃からのスタンスを、是非、この件で
証明していただきたいと思います。
不当な扱いを受ける方々を代弁するのが、市民団体。
この子は幸せになれるのだろうか心配です
うちは4匹の保護猫が居るけど(1匹は明らかに巣立ったばかりだったが、3匹は元飼い猫っぽい)、流れ、流れてたどり着いて来た子とか、交通事故に遭った子とか、何日も同じ場所から動かずこのままでは捕まると思って保護した子です。みな人を怖がらず元飼い猫あるいは人の元でごはんをもらっていた子だとわかります。
交通事故に遭っていた子はごはんをあげている人に「お宅の子じゃないですか?」と母が聞いたのですが、『そうじゃない』と言われたそうです。こういう子たちはより幸せになって欲しいです。
法律上はそうかもしれないけど、犬や猫の気持ちを考えて欲しい。元の飼い主は本当にこの子のことを想うのなら、そっとしておいてあげて欲しい。もうそんなに長く生きられないだろうし。
私は即、警察と区役所に届け出ました。
警察で遺失物として手続きをして、
飼い主が見つかるまで私が面倒見ることにしました。
2か月ほど経過して飼い主が見つからないので、
保健所へ送られることになりましたが、
それならば私が引き取ります・・という事で
警察で所有権移転の手続きをちゃんとして
晴れて堂々と私の所有物となりました。
その後散歩中に、「居なくなった私の犬に似ている」
と声をかけてきた風体の良くない男が一人いましたが、
「この子は保護犬ですが、すでに警察から所有権移転を
済ませて私の物になっています。不服があるなら警察署
の方へ申し出てください。」と言ってやりました。
ちなみに
うちの子も「メグ」と言う名前です。
飼い主に恵まれなかったこの子が
これからは恵まれた犬になりますようにと思い、
「恵」と言う字から
この名前にしました。
法的にはそうかもしれませんが感情もあり犬は物ではありません
裁判官の方もこの子の幸せを一番に考えて結論をだしてほしかった
又捨てる可能性大ですよ
日本も動物に関する法律をかえないとダメだと思います
長い間公園に?繋がれて雨に濡れ、保護し、確かめぐちゃんの為に家まで引っ越しされたのでは.…。
ネットでも、みんなが嘆願書を書いていた事を記憶しています。
高齢なのにまた環境が変わるの?
元飼い主さんは、ワンコより彼氏を選んだのでしょう。
意地を張っても誰もいい方向にはなりません。よろしくお願い致します。ワンちゃんのために。
この記事では触れられていなかったが、犬を返してほしいというならば、保護されていた期間の飼育料金も払う義務はあるのだろうか?
署名活動にも協力したが、その後が分からなくて心配していた。
元の飼い主はどのツラ下げてって思う。
保護主さんの精神的負担が心配です。
今のほうが幸せなら元の飼い主に返さなくてよくなればいいのに。
めぐちゃんがどうしたいかがわかればいいのにね。
その後どうなったのか、心配していました。
同じゴールデンレトリバーを飼っていますが、この元飼い主がめぐちゃんを幸せに出来るとは思えません。
もう、高齢ですし、また捨てられ兼ねません。
雨の日に外に放置する元飼い主なんかに
絶対返すべきではないです。
めぐにとっては、拾って飼ってくれた方が今1番大好きで、信頼出来る人間だったんじゃないのかなと自分は思う。
男関係ゴタゴタして今まで放置してた人は、はたから見ても信用出来ないよね。
犬だって生きてる。
感情だってあるのに、元飼い主の身勝手で、拾ってくれた方と別れ、また悲しい思いをしてしまうんだね。
うちにも高齢のゴールデンレトリバーと、幼児2名が居るが、私にとって犬も我が娘であり、子供たちにとってはかけがえのない姉だけどな。。。
動物を家族に迎えるのということは、その子の保護者になるということ。
男を理由に、我が子を捨てることを容認できるこの女に、保護者の資格などない。
その後どうなったのかとても気になっていたのですが、やはり返還しなければいけなくなってしまったのですね…
めぐちゃんは高齢だし、このままこの方の家族として残りの犬生を穏やかに過ごさせてあげたいです。
この結果は残念だし辛いですね…
右にも左にも判決が
変わるもの。
あまりにも理不尽な判決。
喋れない犬のことなど考えない
判決なわけで
これは、人間の子供でも言えること
産婦人科の取違いとかだね。
裁判官の投票は、何となにを担当して
どのような判決を出したか
情報を人物とかに載せないと
正常な投票は、出来ない。
だめな裁判官には投票しないしね。
しかし、この判決
ならば、見方を変えたら
養っていた期間の費用を請求しようとならないのか。
所有権なんたらといいますが、飼い主としての責任も果たせない人にそんなことを言う権利はない。と私は思っています。
どういう神経なんでしょう?元飼い主も裁判所も。よくこんな風にできるな。と思い怒りがこみ上げてきます。
めぐちゃんの気持ちを考えたのでしょうか。
むしろ相手の男性が犬嫌いとわかっていたんですよね??そのうち仲良くなれるならいいのかもしれませんが、一度公園に置き去りにされてるんですよね?その時点でもうアウトでしょ。
男を選ぶならめぐちゃんが幸せになれるよう誠心誠意動くべきだったと思います。目の前の自分が守らなければいけない、命に対してどうお考えなんですかね?理解に苦しみます。
飼い主も裁判所も、こんなだから日本はダメなんだな。と思いました。動物の扱いで国のレベルが分かると言われていますよね。
私には同じ時間に感じます。
大型犬は正直お金がかかります。元上司?不倫なのかはわかりませんが、別れて元旦那に戻る?
そんなだらしない飼い主に飼われためぐちゃんが可愛そうです。今の飼い主さんのもとで楽しく過ごしてくれることを祈ってます。
それがはっきり分かってるのに、それを隠蔽したんだよね?それを受け入れたんでしょう?
共犯じゃないの?こういう場合は被害者扱いなの?DV認定でもされているの?
裁判官の下した判定が正しくなる理由が何かある?
うちも、殺処分されそうな犬を保護して飼育してました。元の飼い主はやっぱり離婚とかで飼えなくなって他に手放した人で、預かった人が捨てようとしていたのを保護しました。
返して欲しいと言われましたが、自分の都合で手を離しておいて、結果保健所に行くような状況にまでなったのにそれはない、名前も変えたし、病院も通ってるというと引き下がってくれましたが…
メグちゃんにとって、一番穏やかに暮らせるところで暮らして欲しいです。
その時、司法はどう対処してくれるのだろう?
雨の日に捨てられていたからか雨が降るとすごく不安になるとのこと。
心に傷を負わせたのは元飼い主の彼氏だったかもしれないけど、元飼い主の女性も勝手な気がする。こうやって捨てられて殺処分される命がどれだけあったかと思うとやりきれない。
この方が保護してくれていなかったら、どうなっていたんだろうと思う。
法律がどうあれ、めぐちゃんが今後も穏やかに生活できるよう、今の保護主さんの元で暮らしてほしいと願わずにはいられない。
都合よすぎる
それにめぐちゃんに選ばせるって発想はないのかな。両方に名前を名前を呼んでもらい、行った方の家族になる。
確実に今のご家族を選ぶだろうけどね。
3ヶ月もご飯や水もやらず排泄の世話もせず
それでも責任を果たしていたと言えますか?
高齢の犬の世話がこれから大変になっても
最後まで本当に世話が出来るのでしょうか
本当に自分勝手な人何とかならないのでしょうか?
家族だと主張するなら、なぜ、2度も捨てたのか?
保護されなかったら、車に轢かれて死んでたかもし知らない。
こんな身勝手な家族なら要らないって捨てられたわんちゃんは思ってるかも。
そもそも動物が関わる法律は人間中心なところがある気がしてならないです。
うちにも保護して警察と愛護センターに届け出てて飼い主が迎えに来なかった子が1頭います。警察に届けを出す時に引渡しの条件を付け加えることができたとおもいます。
きちんと育ててほしいとか、病気の治療や予防接種をした場合は費用を払ってほしいとか。
わんちゃん本人はどちらとくらしたいんでしょうね。
裁判官は法律に則って判決を出さなければならない。自身の裁量の範囲では、元飼い主の言い分を退ける事は出来なかったんだろうな。まともな良心の持ち主なら裁判官だって嫌な気持ちだと思う。
払わないだろうから所有権放棄しそう。ゴールデンならもうそれほど長くはなさそうだし今の飼い主頑張れ。
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