完全な非核化への工程表はなし・・・「世紀の失敗会談だった?
完全な非核化へ具体策なし「世紀の会談」は失敗だったのか?
6/13(水) 5:30配信
[写真]2018年6月12日、米朝首脳会談で初めての対面を果たしたトランプ大統領(右)と金正恩委員長(ロイター/アフロ)
史上初めてアメリカと北朝鮮の指導者が対面した「世紀の会談」。6月12日、両国の旗の前でがっちり握手した両首脳は、最初こそ固さが見られたものの、次第に打ち解けた雰囲気を演出。二人そろって主に4項目からなる共同声明に署名しました。「完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄」(CVID)やいわゆる「体制保証」などが焦点となった会談の成果をどう評価するか。元外交官で日朝国交正常化交渉の日本政府代表も務めた美根慶樹氏に寄稿してもらいました。
●非核化の意思
最大の懸案である「完全な非核化」の具体的詰めは今後の協議に委ねられましたが、これはやむを得ないことでした。金委員長の非核化に関する意思が動揺したとは思いません。非核化は複雑なプロセスであり、多くの問題を一つひとつ解決しなければならず、それには時間がかかるからです。主要な問題としては、核兵器廃棄の期限を明確にすることと効果的な検証の仕組みを作ることが挙げられます。
核兵器廃棄の期限を明確にするのは、廃棄にはどうしても一定の時間が必要だからです。しかし、期限は遠くなればなるほど合意内容がぼやけてくるので、できるだけ近い時点に期限を設定しなければなりません。具体的にいつを期限とするかは今後の交渉次第です。期限を設定しない合意などは論外でしょう。
期限を設定しないと、1994年の「米朝枠組み合意」や2005年の「6者協議」での共同声明のように失敗に終わる危険があります。
また、北朝鮮は段階的な廃棄を主張するかもしれませんが、設定した期限を守ることが重要であり、その範囲内であればどのように処理するかは北朝鮮の問題かもしれません。
もう一つの効果的な検証システムを構築するのはきわめて技術的、専門的なことなので、ある意味もっと難しいですが、重要なのは、「いつでも、どこでも」査察ができるようにすることです。「軍事施設」を理由に査察を拒否することや、隠ぺいの危険があるからです。
さらに、北朝鮮の核不拡散条約(NPT)への復帰も必要です。これが実現すると、北朝鮮は査察を受けることが法的な義務となります。
日本の拉致問題については、トランプ大統領は今次会談で金委員長に提起しましたが、結論は得られなかったようです。これも今後の協議の中でさらに話し合われることになりました。
米朝首脳会談に先立つ7日、安倍首相はトランプ大統領との会談後の記者会見で「拉致問題を早期に解決するため、私は北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段を尽くしていく決意だ」と発言しました。いままで「圧力」一辺倒であったが、今般このような姿勢を打ち出したことは評価できます。
今後、日本政府は安倍首相の発言通り、北朝鮮と話し合い、あらゆる手段を講じて解決を図るべきです。北朝鮮は、拉致問題は解決済みと主張しており、ストックホルムで合意された特別調査はすでに完了したとの立場です。一方、日本政府は、調査が続けられるものとの認識です。この矛盾を解消することがまず必要です。
当たり前の事だが後は自分達で解決しないといけない。
「検討してもやってもいい」
「場合によっては実行してやってもいい」
「(実はそんな気は今はさらさら無い)」
そんな感じで何でもアリでしょう。
ブラフ、観測気球、釣り針付いた餌、打診、etc
政治家の発言に右往左往・軽挙妄動しても意味がない。
現段階でどっちが勝ったの負けだの言うのも時期尚早。
しかし会談の焦点であったCVIDの記載がない点を「最大の懸案である「完全な非核化」の具体的詰めは今後の協議に委ねられましたが、これはやむを得ない」としては客観的論評とは言えまい。
CVIDの実施内容の具体化は今後の交渉で良いが、CVIDという言葉は声明に入れて、その理念は北朝鮮が受け入れた、までは、最低限記載しなくてはならなかった。なぜなら
それなくしては、今後の協議の土台を、即ち実務者間で行う詰めのスタート台としての要件を、首脳間で設定した事にならないからだ。
トランプは時間がなかったと弁解しているが、もともとそれが焦点であった主題ではないか?自画自賛は醜悪だった。
それは忘れてはいけないと思います。
金正恩は経済援助、経済制裁の解除がほしい。
まあ、どっちも拉致やなんかは眼中にないって感じ。
時間がなかったは言い訳だわ
事前に何を話し合ってだんだろうか
何も決められなかったじゃないか
大きな貸しを作ることになる。
ある程度の想定はしていたが、
核廃棄費用の全額負担と言い出すとは想像を超えていた。
今回はトランプ氏が口添えという義理を立てた事により
核廃棄の費用負担200兆(韓国と割っても100兆)を
ばかげた話だと断りにくい状況を作ってしまった。
今日の会談で
拉致問題に関する明確な取り決め・進展がなかったのは
ある意味で幸いだった。
まだ一歩距離を置くチャンスが残っている。
今回は口添えだけでよかったと思わざるを得ない。国家予算を上回る金額を国が負担してまで
他国の力を借りて拉致問題の解決に取り組みたいのか。
年金、福利厚生、生活保障…あらゆるものに影響がでる可能性がある。
国民は一度冷静になるべきだ。
解決は行うとしても日本と北朝鮮間で。
この問題で他国に頼るのは貸しになるので絶対によろしくない。
あらためて思う。
あれだけ強調していたCVIDも合意文書に入らず、拉致問題にしてもどこまで話したのかも分からず。
安倍は今月7日の首脳会談で一体何を話してきて、何をもって日米は一体だと言っているのだろうか。
やたら成果を妄想したがるが、そんなドラマチックな事はそうそうおきない。
問題は、発表されない裏合意がどの程度とれたか。それが一般人に解るのは、もう少し先。
特に、日本は財布がわりにされないよう十分な精査をし事を進めてほしい。
拉致について話したトランプに評価、敬意を表するが、今回の会談を成功したと思っているのはトランプとムンだけでは?
本当なら、トランプに頼らず日本独自で北に向かって行くべきと思います。
まぁ今の日本の政治力では、無理なんだろうなぁ
拉致問題に関してもトランプがあの場所で発言した事自体は一歩前進だろう。
ある意味アメリカは拉致問題には関係がないのだから、後は政府が金正恩と話を煮詰めるしか方法はない。
これからも会話を続けていくって
約束したことくらいかな?
歴史に刻まれる第一歩であって欲しいけど。
まず会談を実行できた事自体は、僅かながらの前進と評価すべきではなかろうか。
しかし、内容は想像以上にお粗末であると言わざるを得ないね。“約束”ではなく、あくまで“努力目標”に過ぎない内容。拉致問題についても話題にしたって言うけど、北朝鮮サイドは“右から左”だろうしさ。
分かりやすく言えば、我が国の政治家が「前向きに善処します」って言ってる様なモノだろう。その言葉の結末の多くがどうなったかは“お察し”だけどね。
結局、全て北朝鮮サイドの思惑通りに進んだって印象は拭えないね。国内外に“我が国はアメリカと対等”って宣言した様なものだからさ。
ある意味で言えば、拉致問題を始めとする北朝鮮との話し合いは今後更に困難を極める事になるやも知れないよ。他はどうあれ彼らは“アメリカと対等”って思っちゃってるからね。
更に舐めた対応してきそうだな。
日本からみれば、対談は成功したとは言えない。
非核化は日本にとっても大事な問題であるが、その処理費用をアメリカは出さず、日本が払うというのが納得できない部分がある。
また、拉致問題にしても何も進展していない。
結局は、他人任せでは何も解決しないということなのである。
この拉致問題を本当に解決するのであれば、非核化の費用という名目で北に何兆円という金を取られることになるだろう。
しかし、拉致被害者の全員の帰国が保証されないのなら、一銭の金も出さない方針で臨むことが大事である。
相手は、他国の国民を拉致している犯罪国家である。
本来なら無償で返還するのが筋なのである。
国民や政府がどれだけ覚悟を決めれるかだろう。
これから日本は多額の金を要求されることは確実である。
決して奇麗ごとでは済まされない
これからが本当の正念場になる。
一度の首脳会談で決まるわけでもないし、
平和に向けて足並みは揃えて行くわけだし。
今朝もテレビでは勝ち負けで表現していたけど、そもそもその考え方が違い、先ずは意思確認してスタートするところで良いと思う。
他の人の言う通り、拉致問題は自国の問題。アメリカは提起してくれたのだから、自国で考え、解決目指すしかない。
ただ、トランプは金を日韓に出させて自分は出さないと言っている。
会談に参加していない日韓を勝手に引き合いに出すあたり、かなり期待は薄い。
本来、この時点における先送りは後々致命的にもなり得るにもかかわらずそれを選択するリスクを考慮しているようには見えない。
結局、在外米軍維持費に係る金と、中間選挙前に外交成果が欲しかっただけで、事態を解決する気が有るとは到底思えない。極東問題に関しては露との対立が鮮明な英国と連携する方がより現実的になってきた。
危機感を共有できる国としか安全保障の話はできない。
一、アメリカとしてはICBMがなければ攻撃されないので
ミサイル開発の施設破壊を求めた
二、北は陸上や海上から侵攻されなければ政権は倒されないので
朝鮮戦争の終結と米韓の演習の中止を求めた
三、先々朝鮮半島の非核化へ進むという方向性で動こうということの意欲を前面に出してノーベル平和賞狙い
アメリカは北の非核化を求めていたが、朝鮮半島の非核化となるとやがて問題になる可能性が濃厚
平和賞がちらついてアメリカが相当に譲った結果になった
もらった暁には破談になる可能性は高いので、先々どうなるかはワカラナイ
トランプ大統領は、直接交渉の場になると、いつも大人しい印象。
この会談後、両国がどのようなやりとりをしていくかに注目したいなぁ。
圧力、圧力と言い続けた結果、引くに引けなくなったと、外交の失敗!
ここは急転直下、総理が北朝鮮との首脳会談を行うしか無いと思う。
総理自身が動かないと!
早い方がいい。
とにかく奴はリビアのカダフィ大佐の二の舞になるのを恐れている。中国が保護している金正男の息子の存在も。
この間に日本政府の真の外交力が試される。
もし、これで仮に拉致問題が解決できなければ、結局軍事的背景なしに外交は成り立たないとの結論で、その時には憲法9条改正論議も進むだろう。
双方とも、まともな外交経験に乏しく、国家のトップという肩書きを外せば、方や独裁者の三代目ぼんぼん、方やリップサービスは得意だが口の悪いビジネスマンのじいさん。
それぞれに違った意味でのコミュニケーション障害みたいな二人で、まともな話し合いに成るはずがない。
今回はあくまで、敵対していた国家のトップが初会談に持ち込めたという評価でしかない。
まあ、それだけで過剰に感動する人は居るだろうけれど…
後はできるだけ会合を重ねるか?そこにいわゆる六カ国首脳も交えるか?もしくは事務方レベルでの詰めの協議に期待するしかないと思う。
わからない。
ただ、トランプは会談の内容について
特に注視していなかったんでは?
とりあえず、会って歴史的に名を残す
パフォーマンスができて満足ってだけ。
トランプさんからのような
安易な考え方じゃないと
無理だったから結果は見えていたね。
話詰めんとあかんやろぅなぁ
事前協議があっても
両氏が一回ちょっと会って
ホイホイって訳にいかんやろ
国と国の交渉やから
普通の企業だって
契約すんのに
何回も交渉で話詰めて
ようやく契約やし
話詰めても結局決裂の時が多い
特にトランプは史上初のアメリカ大統領と北朝鮮の書記長が直接会談したという事実が欲しいだけ。これで一応歴史に名は残るし。
この後非核化が進めばそれはそれでトランプの功績として残るし、いつものようにご破算になったらミサイルぶち込むだけ。
トランプにとってはこの会談を実現させただけで成功と言える。
この後どういう行動を取るかが難しいのはカリアゲ君の方。
何回か会談をして徐々にって事なんじゃないかと思うけど。多分ね。
何にせよ自国第一主義のトランプに期待しない方がいいのは事実。
アメリカのトップとしてドナルドおやじがこれらのプロセスでどうやって圧力をかけていくか、それが見ものですよ。
だってシンゾーさんとだって、当初は蜜月だったのに、要求はキチンとしてくるでしょう。
アメとムチをわかりやすい方法で実践するのが、ドナルドおやじの外交でしょうね。というかそれ以上でも以下でもないけど(笑)
何らかの成果、形を残したかった。
そこでしぶしぶながら、北の要求を
飲みつつ世紀の会談を演出した
ボルトン大統領補佐官等強硬派を
どうやって説得したのか疑問が残るが
曖昧な期日設定にプラスして
北への経済的支援のつけを
トランプの友人 シンゾーアベが
飲まされて、日本国民の負担が増える
事が目に見えてるような気がする(笑)
拉致問題の提起にしても正直なところ疑問です。
日本政府には安易な妥協だけはしてほしくない。
それをやってしまうと同じ事の繰り返しです。
そりゃ日朝間で問題は山積みだけど、アメリカに頼り放しではなく、日本独自の外交を展開するのが当然のこと。
米朝会談を成功だの失敗だのと、日本が評価するのはおかしい。
「キム委員長は本当はいい人なのかもしれない」報道は笑うね。
いったいどこの指示でそんな内容を放送してるのか(笑)
↑今回の結果は金王朝の体制維持が確約出来た事ですね~
それ以上でも以下でもない。
まっ、トランプ側は中間選挙に向けての結果がほしい。
そんで初の会談で十分なんだろうけど。
で、黒電話側は経済援助、経済制裁の解除が欲しい所だったんだろうけど体制維持で納得って感じ。
まぁ、どっちも拉致やなんかは眼中にないって感じ。
今回も日本は蚊帳の外でしたね~
当たり前の事だが拉致問題は自分達で解決しないといけない。
何も解決してないし
後は実務者レベルでどこまで詰めて、非核化に拘束力を持たせた形でまとめるかの方が肝心だと思う。
もしかすると何も見えてない
トランプさんは大統領選までの実績、金はお金と最大国と肩を並べたと言う実績が欲しかったので、他の方が言うようにそういった意味ではお互いに価値のあった会談。
それが実現するか日本に価値があるかは、また別の話・・・・。
これでは、後戻り。交渉内容じたいが、はじめから確信に迫ってない。残念です。
今までのアメリカ大統領には無いフットワークの軽さがドランプの良いところだと思った
金正恩も引きこもり正日と違ってある程度オープンにしてきているのは評価してもいいのでは?
今までのアメリカ大統領には無いフットワークの軽さがドランプの良いところだと思った
金正恩も引きこもり正日と違ってある程度オープンにしてきているのは評価してもいいのでは?
ただ、成功ではないな。
我々、日本の立場から見れば失敗だったね。
北朝鮮の体制保障を文書化したのは絶対的にまずい。
不可逆的非核化と体制保障は対であるはずだった。
米国の一方的な譲歩ですよ。以前よりも後退した感じだね。
トランプ氏の不確実性が如実に表れた外交だったと思います。
もし、金委員長が裏切ったとわかったら、トランプ大統領はマジギレするだろう。その時は、朝鮮半島が・・・・・・・
おほなテーマだ。
それより、トランプの素性がよく分かった会談だった。
かれは自分で思っているほど頭はよくない。
まず経済がわからない。
関心はお金が中心。
思いこみが激しい。
親分きどり。
あまり良いところはないようです。
結果がこれと思うと、重要なのはこれから実行される中身。
声明に盛り込まれていることは言葉のあやでどうにでもとれる
内容。初の会談を盛り上げようと美化しているのだろうけど、
実行する項目も期限も何も具体性はないものね。
まずは何からはじまるかに注目したい。
アメリカ頼みの印象が今回の会談の総論として強く感じました。
会談の成果は現状判断できませんが、いづれはっきりするでしょう。
但し、アメリカ大統領に対して文書で完全な非核化との約束をしたことは、今後展開がどのようになろうとも思い意味があることは間違いない。
事前準備もしてなければ根回しもしてない足並み不揃い状態からのスタートだった。
具体的な成果など期待できるはずもない。むしろ一歩間違えば交渉決裂からの戦争突入のリスクのあることをよくやれたものだと思う。
そんな危険な綱渡りをして得られたものが世論へのパフォーマンスっていうのは流石にリスクを乗り越えた成果としては釣り合ってない。
結局状況は会談前とほぼ何も変わっていない。
検証可能かつ不可逆的という文言が
削除された事は骨抜きになったも同然
がっかりしたと同時に大風呂敷だったと
分かった
でも そうじゃないかなとは思っていた。。。
やっぱりねと言う感じかな。。。
大統領には相応しくない人というのも分かった
金正恩を過大評価するところが信じられない
表だって詳細内容を発表できない事情があるw
特に北側にはねw
だからその辺は米側も考慮しているって事でしょ
色々と裏読みしていかないと
あれもこれも言うても、そんなに話せるわけない。
トランプ大統領はいろいろ調子いいこと言ってたけど、1つずつやっていくしかない気がする。
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