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「低能先生」と同じSNS“他者攻撃癖”の人、ほら!そこのあなたでは?

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「低能先生」はあなたの隣にも!“他者攻撃癖”を量産する日本の病

6/28(木) 6:00配信

他者を攻撃して優越感を持ちたい――そんな人はネット上はもちろん、現実社会にも大勢いる。そこには、個人の問題を超えて、「理想と現実」のギャップに苦しむ日本社会が抱える「病」があるのではないだろうか(写真はイメージです)

 ネット上で一方的に恨みを募らせ、ついには相手をメッタ刺しにして殺した「低能先生」事件。ネット上では「彼は異常だ」との声が溢れているが、人を罵ったり、怒りを爆発させて家族を殺したり虐待する人は増えている。そこには、日本人が克服できていない「病」があるのではないか。(ノンフィクションライター 窪田順生)

● 「低能先生」のような人は ネット上には溢れている

「ネット炎上」を長年ウォッチし続け、そこで得たノウハウを『ブログトラブル110番』として人々に説いていたHagex氏が、ネット空間で一方的に憎悪を抱かれた、見ず知らずの男から刺殺される――。そんな大変ショッキングな事件が起きた。

事件を起こしたのは、無職の松本英光容疑者(42)。被害者がブログを開設していた「はてなブログ」のなかでは、不特定多数の人に「低能」「低能」と粘着的な誹謗中傷を続けることから、いつしか「低能先生」と呼ばれるようになった要注意人物であり、亡くなられた被害者も運営元への「通報」を呼びかけていた。

その一方で容疑者は、九州大学文学部でイスラム文明を学んでいた時は、「地味で目立たず、真面目でおとなしい人」という同級生の人物評もあり、典型的な「ネット弁慶」(ネット上では傍若無人で攻撃的だが、現実社会ではおとなしい小心者である人)だった可能性が高い。

実際、犯行後に匿名ブログ「はてな匿名ダイアリー」に投稿された、容疑者によるものと思しき犯行声明には「ネット弁慶卒業してきた」という「宣言」とともに以下のような、「はてなユーザー」への“恨み節”がつづられている。

《これが、どれだけ叩かれてもネットリンチをやめることがなく、俺と議論しておのれらの正当性を示すこともなく(まあネットリンチの正当化なんて無理だけどな)俺を「低能先生です」の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ》

これを受けて、「闇が深すぎる」なんて驚きの声が聞かれるが、筆者の感想はちょっと違う。それは一言で言えば「やったことは異常だけど、頭の中はわりと普通のネット民だったんだな」というものだ。

それこそ猛烈なネットリンチが始まってしまいそうなのであらかじめ断っておくが、容疑者を擁護したり、正当化したりというつもりは毛頭ない。ただ、自分のことを棚にあげて、他人の責任ばかりあげつらうパーソナリティは、この世界ではよく見かけると言いたいのだ。

匿名であることをいいことに、「死ね」「日本語読めるか?」など現実社会ではありえないほど暴力的な言葉で他人をネチネチと攻撃して、それを咎められると逆上して、ああだこうだと理屈をこねて自分の正当性を主張する。それができないとさらに激しい攻撃性を見せる。そんな「低能先生」のような他者攻撃癖のある人は、今のネット上に溢れかえっていて、決して珍しくない存在ではないか。

● ネット上だけではない 他者攻撃癖を持つ人は増えている

 たとえば、そんな状況を如実に示しているのが、先日話題になったサッカー日本代表の本田圭佑選手のツイートである。

《人の悪いところを粗探しして優越感にひたろうとしている人。悪口を言い合える仲間を見つけて安心する人。気持ちは分かるし、僕は味方ですからね。僕も才能がなく祖父母からも「お前なんかがプロになれるか!」と言われて、コンプレックスだらけだったので》(6月22日のツィート)

もちろん、真意はご本人にしかわからぬことだが、本田選手といえば、セネガル戦でゴールを決めて「手の平返し」で絶賛されるようになるまで、ネット上で「老害」「結果も出せないのに偉そうなこと言うな」「とっとと消えろ」などなど激しい罵詈雑言が浴びせられてきた人物。自分を一方的にボコボコに叩いていた「ネット弁慶」に言及したものではないかと推測ができてしまう。

「これは日本のためだ!」「サッカーを愛するがゆえの苦言だろうが!この素人が!」なんて反論が多く寄せられるかもしれないが、そこに「大義っぽい」ものがあるだけで、匿名という安全エリアから、面と向かって会ったこともない人間を、上から目線で叩いてスッキリみたいな構造でいえば、「低能先生」がやっていたことと、そう大差ないのである。

では、なぜネット上には「低能先生」のように、他者攻撃癖を持つ人が増えているのだろうか。

よく言われるのは、ネットやSNSが悪いという話だ。これまでなら話しかけることもできないような芸能人やら日本代表選手ともつながれることや、匿名で好き勝手なことを世界に発信できるようになったことで、その「万能感」が勘違いを生み、他者への攻撃にもつながっているのではないかというのだ。

が、個人的には、これはどうにも賛同できない。ネットもSNSもなんだかんだ言って「便利なツール」に過ぎないからだ。

通り魔殺人は、「刃物」が引き起こすのではなく、そのツールを握りしめて群衆を傷つけようと考える「人間」が引き起こす。それと同様に、この問題もまず「人の悪いところを粗探しして優越感にひたろう」という「人間」が増えていて、彼らがその目的を達成するのに適したツールとして、ネットやSNSを用いていると考えるべきだ。

そう思うのは、ネットやSNSのみならず、現実世界にも「他者攻撃癖」を持つ人が増えていることがうかがえるからだ。

● クレーマーから家族間殺人まで 他者を攻撃する人々

 飲食店や企業に対する「悪質クレーム」が増加しているのは有名だが、「家族間殺人」などからもその傾向はうかがえる。

警察庁のデータによると、全国の警察が2016年に摘発した殺人事件(未遂を含む)のうち、55%が親族間で起きており、これは年々増加傾向にあるという。

家族とは、もっとも近い「他者」であることに異論を挟む者はいないだろう。それはつまり、とにかく人の悪いところを粗探しして批判をしなければ気が済まないという「他者攻撃癖」を持つ人にとって、もっともターゲットになりやすい、ということでもある。

「近親憎悪」という言葉があるように、家族という「もっとも身近な他者」の粗探しは、アカの他人以上に憎悪が深まり、やがて殺意すら芽生えていく。この負の連鎖が、今や年間10万件を越す「児童虐待」にも影響を及ぼしているのは明らかだ。

先日、東京・目黒で両親から激しい虐待を受けて亡くなった5歳女児の「おねがいゆるして」とつづったノートが公開され、日本中が悲しみに包まれたが、なぜ彼女があんなにもすさまじい虐待を受けたのかというと、両親の執拗な「粗探し」と「攻撃」がなされたからだ。

「モデル体型にしたかった」「勉強するように言ったが寝ていた」。そんな両親の供述からもわかるように、彼らは我が子の「粗」が許せなかった。こちらが理想としている姿があるのに、なぜお前はその通りの振る舞いをしないのだ――。その怒りは「最も身近な他者」だからこそ、さらに激しく燃え上がる。それが目を覆うような我が子への暴行や、ネグレクトを引き起こすのだ。

ネットやSNSの世界だけで、激しい他者攻撃がおこなわれているのならば、この現象の元凶をネットやSNSに求めることができるが、現実世界でもいたるところで他者攻撃がおこなわれているのだ。

● コンプレックスが 他者攻撃の引き金に

 そこで次の疑問として浮かぶのは、なぜ我々はこうも他者に厳しくなっているのか、ということではないだろうか。

これにはいろいろな意見があるだろうが、筆者としてはやはり歴史に学ぶべきだと思っている。つまり、今と同じように他者に厳しい時代を見れば、その答えがわかるのではないか。

たとえば今、「みんな」や「日本」が頑張っていることを揶揄したり、異論を唱えたりしたらボコボコに叩かれるという風潮がある。もしサッカー日本代表が見事、決勝進出を決めて日本中がお祭り騒ぎをするなかで、かつての上西小百合氏のように「他人に自分の人生に乗っけてんじゃねえよ」などと言おうものなら、たちまち大炎上するだろう。

ではこれはネットやSNS特有の現象かというとそうではなく、非常によく似たリンチが横行した時代がある。そう、戦前である。

満州事変が起きた1931年、東京・麻布で反戦運動がおこなわれた。「もし戦時招集があっても応じるな」という反戦ビラを街頭に撒いた人たちをボコボコに叩いたのは、軍人でも憲兵でもなく、一般市民だった。

「付近の住民は時節柄とて憤慨し二、三十名が棍棒や薪を持つて『非国民を殴り殺せ』と追跡した」(読売新聞 1931年9月21日)

この「一般市民による非国民狩り」は、平成日本でも確認される。2002年の日韓共催W杯の時、山形県が勤務中にテレビ中継を見ることを禁止した。当然でしょ、という声が聞こえそうだが、このスポーツの「戦時下」ではそうならなかった。山形県の広報室には1週間で200件の電話が寄せられ、その8割が「国を挙げているんだから応援すべきだ」「非国民」「負けたら山形のせいだ」という批判だったという。

少し前に大阪で地震が発生した時、インスタグラムなどに笑顔の写真や、交通状態に関する感想を述べた女優などに対して、「時節をわきまえろ」「こんな時に不謹慎すぎる」と批判が殺到して、彼女たちへのバッシングにまで発展した。

このような「不謹慎狩り」も、ネットやSNSがたまたまツールとして使われているが、ツール自体に問題があるわけではなく、先のように「非国民」を棍棒で追いかけ回す日本の「伝統」が今に受け継がれているだけに過ぎないのである。

このように戦前とかぶるムードを見ていけば、現代日本で他者攻撃を繰り返す人たちが増えている要因がなんとなく見えてくる。それは先ほどの本田選手のツイートにあった「コンプレックス」だ。

● 「日本は世界一」と思いたいけれど… 誰もが生きづらさを抱える現代

 コンプレックスのある人は攻撃的だ。自分に自信がない人は他者をボロカスに叩けば、多少なりとも自信を取り戻す。上から目線で人をバカにすれば「俺の方が賢い」と優越感に浸れることができるからだ。

そして、コンプレックスは、プロを目指して自分を信じながらも祖父母からダメ出しをされた本田選手のように、「こうありたい」という理想の自分像と現実の自分のギャップが大きければ大きいほど、強くなる。

このコンプレックスが極限まで膨れ上がった時代が、実は戦前戦中の日本だった。

「世界一の皇国」をうたいながらも、時を経るごとに西洋列強に追いつめられていく。「八紘一宇」「大東亜共栄圏」という、うっとりとするような理想を掲げるも、なかなかそれを実現できないというジレンマがあったのだ。

こういうコンプレックスを抱えた時代に、棍棒で「非国民」を追い回す「他者攻撃」が隆盛を極めたというのは非常に興味深い。現代日本の姿と、モロかぶりするからだ。

2013年、国際比較調査グループISSPが、31の国・地域を対象にして「国への帰属意識」を調べた。そのなかで日本は、「一般的に言って他の多くの国々よりこの国は良い国だ」と回答した人の数でダントツ1位、「他のどんな国の国民であるより、この国の国民でいたい」というのもフィリピン、南アフリカに次ぐ第3位だった。「日本人は謙虚」「日本人は自信がない」というのはあくまで「個人」の話であって、「日本」という「集団」の話になった途端、戦前と変わらぬ高い自尊心をみせる。それが我々日本人なのだ。

もちろん、国を誇るのは悪いことではない。自分の国にどんなセルフイメージを抱こうとも自由だ。だが、現実の姿とあまりにギャップがないか。

人口は急速に減少し、世界幸福度ランキングも年々下がって今や先進国中で最下位。組織ではパワハラやセクハラが後を絶たず、若者が希望を抱けない。こういう話を必死で否定する人も多いが、「こんなに生きづらい社会はない」と感じる人はそれ以上に多い。

2016年にNHKが全国18歳以上の男女、2811人を対象におこなった意識調査のなかの「心のゆとりを持ちにくい社会だ」(62%)、「自分のことばかり考えている人が多い」(71%)、「いらいらすることが多い」(66%)という結果が、それを雄弁に語っている。

● 奥ゆかしさを誇る半面、 他者を罵倒する日本人の「病」

 なぜネットには、匿名なのをいいことに、人を見下したような悪口を溢れかえるのか。なぜ寝る間を惜しむかのように四六時中、人の粗探しに心血を注ぐような人が多いのか。中川淳一郎氏の言うように「ネットはバカと暇人のもの」という側面もあるのかもしれないが、筆者には日本人をそういう他者攻撃に駆り立てる「病」があるような気がしてならない。

「低能先生」だけではなく、新幹線でナタを振り回した青年や、拳銃を奪った元自衛官など、社会に適応できなかった人の犯行が増えているのは、その「病」が影響しているのではないか。

そういえば、「非国民」が棍棒で追いかけ回されたあの時代、岡山の山村では、肺結核で徴兵検査に落ちた都井睦雄という若者が、猟銃とナタで30人の村人を次々と惨殺した、いわゆる「津山30人殺し事件」が起きている。

このような人たちが抱く社会への怒りが、「理不尽な逆恨み」なのは言うまでもないが、彼らの怒りを駆り立てる「何か」が社会にあるという事実も受け入れなくてはいけない。

「みんな」や「日本」という言葉を出せばすべてが許され、その輪を少しでも乱す者は袋叩きにされる。「生きづらい」「もっと人を思いやれ」と叫ぶ裏で、こうしている今も名前を隠した誰かが、他人の粗探しをしてスッキリしている。

こういう日本人の病的な気質を改めない限り、「低能先生」のような人たちからの「復讐」は終わらないのではないか。

窪田順生

【ダイヤモンド・オンライン記事】
参照元/続きはこちら→:ヤフーニュース
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180628-00173468-diamond-soci

今後も同様な悲惨な事件は増えそうだ・・・
でも決して日本人だけじゃないと思う

殺しは!!DNAだよ 
殺人はDNAで遺伝するらしい
身内にいないか?

自分の物差しだけで人を裁こうとするけど、人って良くも悪くも簡単には変わらない。
他者に変わることを求めるより、自分が変わることの方がまだ可能性がある。
そもそも、他者をジャッジできるほど自分はできた人間なのかな。
名無しさん
この記事は自分を見つめなおさなきゃいけないんだと思うキッカケになるような記事だと思う。
他者を批判するより自分が何をしてきたかを考えて物事発言しなきゃダメなんだなぁと。
名無しさん
よく書いてくれた!
全くこの通りだと思う。
他人批判他人攻撃
生きにくい!
名無しさん
ゆあちゃんの事案は、親としてこうなってほしいという理想の姿があって、そうならないことへの粗探しによるものではないと思う。そもそも親としての愛情がみられない…。誤解してはいけない。
3931
20年ほど前に景気が悪くなり始めた時、通勤電車や街中の雰囲気が急に悪くなったと感じた。皆の表情が険悪になり小競り合いが増えた。それ以降、ずっと悪いまま。
名無しさん
ネットがなかった頃は偏屈で攻撃性の強い小心小者
はリアルに避けられるだけなので、出しゃばれなか
ったが、匿名ネットでは悪くも水を得た魚のように
その本性を剥き出しにできる。
ただそれだけの事。
名無しさん
もう匿名とか無しにしたらどうだろうか?
本名なら何も言えないだろうね。
たまごやき
特定されている人が匿名に粘着されると危ない。
どこに行くかなど、匿名の相手には知られてしまうのに自分は相手の名前も容姿もわからない。
真横に立っていてもわからない。

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名無しさん
学校で議論をする事が少ないこともあるのではないでしょうか。
他者の異なる意見は自分への攻撃だと思い、まともな議論ではなく、暴言を投げる人が多いと思う。
そして暴言を受け続けた人の姿を想像することはない…
名無しさん
広義の承認欲求、かまってちゃん、なのかなと。
いつも思うけど、その欲求に応える意味がどこにあるのかな。
名無しさん
いじめの問題にも通ずるね。
いじめっ子は自分より弱い子をいじめることで自分を優位に立たせようとする。
そうやって自分は強いように思ってるけど実は心が弱い、貧しい証拠。
一人じゃ何にもできないから集団をつくっていじめようとするんだよね。
名無しさん
この記事に賛同はするが、この病は日本だけではないと思う。
名無しさん
これは珍しく良い記事。
坊主
実際に1930年代を経験した年配の方は今の風潮は戦前に似ていると何年も前から警鐘を鳴らしてきた。
これが行き着く先は、究極の他者攻撃である戦争と国内テロの頻発。
そんなことあるわけないと思っている時点で感覚が鈍っている。自分の周りの小さな戦争を無くしていかないと大変な事になる。
ちなみに大地震も1930年代。
自然も繋がっている。
名無しさん
自己イメージの高さと現実との乖離が、他者攻撃の激しさになっていく。これは、よく見かけるようになった失敗者叩きに通じる。
日本全体の凋落、個人生活の劣化と、理想とする信じたいイメージとの落差が、他者攻撃につながっているのだとすれば、今後もこのトレンドは激しさを増すことだろう。
名無しさん
確かに粗探しが増えてるな、どうでもいい事を執拗に探して指摘して優越に浸って何が楽しいだろかとつくづく思ってた。
それに、他人は自分とは全く違うもんなんだら自分の理想を押し付けても意味がなく迷惑だ。
はれはれはれ~
ネットの発達で、人の心の内側が目に見えるようになってきただけで、そもそも人は内心ではネットの発言のような事を思っているし、昔から人の内心はそう変わっていない。ただ、それが目に見えるようになってきただけ。
表と裏があるのは人間の当たり前の姿。日本が特別でもなく、最近の人が変質しているという訳ではない。
良識として、さらけ出してはいけないと思う内心を、ネットを通して表現できる事に快感を感じているのだろうな、とは思う。
現実社会で、表現してはいけないとされる表現が増えているのは事実。過去の時代より、内面についてより抑圧を感じる場面が増えている、というフラストレーションもあるのかなとは思う。
昔の方が、発言・表現の自由は大きかった。昔の書物・漫画など、今見るとびっくり!な内容も多い。
名無しさん
人生が上手く行っていない、成功体験がない。
自分の現在位置が分かっていない。
当然、目標や夢がトンチンカンになり、何を
やってもダメ。
他者ばかり見ているし、思考の対象も他者。
だいたい、こんな感じかな、ダメ人間は。

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名無しさん
よいコラムでした。
この問題についての考察でもっとも納得できました。
輪ゴム
虐待で亡くなった子の場合でも見られるように、「教育」の意味を取り違えている親が多いため様々な問題が起こっているように思う。
教育とはテストで高い点数を取れるようにしたり、芸術やスポーツの才能を伸ばしたりすることだけではない。もちろん親の意のままになる人間に仕立て上げるためでもない。食事を摂らせていれば体は大きくなるかもしれないが、心が育っていないのだ。
心が育っていない人が大人になって子供が出来ると、その子供もまた心が育たないまま大人になる可能性が高くなる。心が育ってない親は子供が仕出かした凶悪事件に触れても何故それが起こったのか理解できない。挙句の果てに他人事にする。
戦前戦中もそうだったのなら、ずっと以前から現代までほとんど何も変わらず負の連鎖が繰り返されているのだろう。
名無しさん
これは私自身のことだ。
名無しさん
5歳児虐待事件は両親の気質の問題でネットとは関係ないと思う。
他の事は確かにSNSの普及での影響はあるが反面メディアにも取り上げられなかった一般人の意見が表にでたりするのは、良い面もある。
上手くつきあっていくしかないのだと思う。
名無しさん
私は50歳手前ですが、ネットが普及する以前の、今から考えれば不便とものんびりとも言える時代も経験しています。両者の違いとして、以前は良い意味で「諦めが肝心」が通用しました。他者との損得勘定、自分よりトクしたラクしたみたいなことが、それほど事細かに伝わってこなかった。ネットや技術的な進歩で、世の中のサービスも格段に向上して、凡人も万人もがいろいろなモノ・コトが手に入り、可能になった。
これらができない、手に入らないということに我慢がならない、自分より優越な人や体験が目や耳に入りやすい。こうしたことでイライラも募るし、ネットにアクセスすれば目の見えない相手と安易にケンカもできるようになってしまった。
こんな感じで、低能先生みたいになる資質は以前から多くの人に備わっていたのかもしれませんが、現代社会はそれらに大量の肥料を蒔いてしまう環境なんだと思います。
名無しさん
そうかもね。
他社を攻撃するのは、心の弱い人間だから。
自分の不安な心を怒りに変換してまう。もはや、何故そんなに怒っているのかわからない人もいる。不安です、傷つきました、嫌でした、そうな事言われて悲しかった、と最初の気持ちを口に出来たら理解されやすいのに。そういう環境に無いんだね…
名無しさん
要はアホってことね。
名無しさん
よし、今回は150字くらいで窪田順生だと気づけた
この調子で無駄な時間を減らせるようタイトルで判断したい
名無しさん
「他者攻撃癖」とか名付けるなら、それはまさにマスコミ自身のことでは?と思ってしまいます。

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名無しさん
相手が見えないから、挑発の連鎖になるんだね。
気をつけないと、相手の感情を必要以上に逆なでするね。
名無しさん
まともに仕事に励んでいる人、目標を持ってそれに向かって努力している人はこんな風にならない。そんなヒマもない。
名無しさん
SNSの何が問題かって、匿名性の高さだと思うけどなぁ。
匿名だから安全圏から攻撃できるわけだしね。
名無しさん
SNSの何が問題かって、匿名性の高さだと思うけどなぁ。
匿名だから安全圏から攻撃できるわけだしね。
名無しさん
その通りだと思う。でも、短期間で凶悪事件が多発してるのは何故だろう?何か共通点とかないのか?
名無しさん
考えさせられる記事だわ。ホントに攻撃的な人が多い。
名無しさん
日本に限らず世界のどこにでもある問題じゃないですかね。
アメリカの銃乱射事件なんかその典型だと思うんだけど。
電光掲示板
ほとんど普通の人なんですけどね。
ちょっとお金に困っていたり親の介護や子供の世話で疲れていたりすると普通の人が嫌な人になったりしてしまう。
みんないろいろな事を抱えて生きています。
みんなが気付かないだけで実は病気に苦しんでいたっていう事もあります。
みんなが思いやりを持って他の人に接すれば住みやすい世界になると思います。
ただし、話が通じないアホがたまにいる事もお忘れなく。
名無しさん
他者を攻撃する風潮が強くなればなるほど、それから自分を守るために、自らも攻撃的となる悪循環。攻撃されっぱなしで損したくないし。そうやって感染症のようにどんどん感染範囲が拡大していく。まずは自分がそうしている自分を「恥ずかしい」「みっともない」と思えるようにならないとダメだ。

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名無しさん
なんだかんだいいながら、日本は裕福なことに優越を感じる国だなぁと思う。裕福になるために勉強して、いい大学、一流企業、高収入であることが幸せと、そこに重きをおく、一流企業は売上重視、バレなきゃ多少悪いことしてでも目標達成、政治家もバレなきゃオッケーが多くて、「覚えてない」「記憶にない」を恥ずかしげもなく言ってる。便利な世の中で我慢できないことが増えて事件、自己、他罰感情が増えて
殺人が増える。。家族や友人、趣味仲間と楽しく過ごす時間を重要視しない、後回しになって
高学歴、高収入をめざす人も多いし、ドロップアウトして、怠けて酒のんでパチンコいきながらの生活保護者も増えていく。怖い世の中です
名無しさん
自分の姿が誰からも分からないネットなら、強気になる人が多いからです。匿名じゃなく本名、顔写真を乗せる義務をネットですれば途端にコメント出来なくなる人が多発する予感。
名無しさん
日本人だけでは無い問題ですよね。
どの人間も同じで、周囲と比較する相対的な判断のほうが簡単に優越感を感じてしまえるし、絶対的な判断は難しい。
名無しさん
あな恐ろしや、いつまでたっても変わらないムラ社会の同調圧力。移民が増えたらすぐ排斥しそうだな。
名無しさん
匿名で攻撃してた人?が殺されちゃうこともあるんだね!恐いね!匿名でも油断しちゃいけないね!
名無しさん
そもそもあなたがあわない選手や代表招集しない監督を批判してのし上がってきた人でしょ
名無しさん
日本人は幸せを相対評価でしか測れないから、そりゃ他人をおとしめるしかないわな。
名無しさん
なかなかするどい分析だと思います。戦前に日本国民の気持ちが似てきたという所も納得できます。他者攻撃の代表が日米TOPですしね
名無しさん
他者個人攻撃と権力者監視攻撃とを同列に論じたらいかんね。
今の日本のジャーナリストは本来の使命を忘れたのか、あるいは権力に取り込まれ御用マスコミと同一化したのか知らんが、非常に堕落したね。
あなたがそうならんことを願います。

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この記事が私の言いたいことそのままだった。
相違はあるものの概ね賛同する。
名無しさん
私の名をかたってクレームを入れた奴がいて菓子折りを持ってクレーム先の人が私の自宅に来たという事があった。
身近に姑息で幼稚な心貧しい人間がいるもんだと思った。
未来がない日本は精神から崩壊して行くんだな
名無しさん
長いけれど、的を得た良い記事と思う。
自分も、コメントに辛辣な事を書いてしまう事がある。。
コンプレックスの裏返しというのは腹立たしいけれど、納得がいくものがある。
また、現在と戦前の日本との相関は最近よく指摘されていて恐ろしいものだと思っていたけれど、、無差別殺人の状況まで似ているとは、正に背筋が凍る思い。
名無しさん
SNSが起こしたわけではないが
SNSが画期的すぎるツールだったのも事実でしょ
ライターさんは戦前と結び付けたいみたいだけど
元々の要素は普遍的にありながら決して繋がらなかったものが
SNSで繋がったというのが実際のトコじゃないの?
名無しさん
昭和が懐かしい
名無しさん
残念ながら今の日本、365日攻撃対象を探しているような底辺層が、2百万人以上いるからなぁ~。
だけど底辺層だけじゃない。中流や上流も多いfacebookだって、今では「クレーマーの演説会場」に成り下がってしまった。まぁ、国民性もあるだろうね。
名無しさん
コンプレックスや社会への恨みが攻撃を生み出している、
とすればこれからどんどん増えていくね。
低能先生は就職氷河期ど真ん中の貧困層。浮上する術はなかった。
名無しさん
優秀な人がなぜ海外に逃げ出すのかわかる
名無しさん
共感出来る論説だった。確かに、ネットをしない人でも、悪口ばかり言っている人もいる。
名無しさん
克服できてないものがあるんじゃなく、
棄ててしまったものがあるんだよ。
名無しさん
その他大勢の中に隠れて個人を攻撃する。
自分はみんなとか一般的とか言う安全なところにいて弱者を攻めていい気になる。
ネットやSNSが無い時代から変わってないよ。

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zentaro
触れあわなくて済んでいた”階層”(あえてこう言わせてもらいます)の人々が境界なく接点を持ってしまえる便利(笑)な世の中、充実している人たち、眩しく見えるもんなぁ・・。ネット回線断ったって死にはしないのにな。
名無しさん
hagex氏のブログ見たけど、彼自身は加害者について起こったこと以上は書いておらず、悪口といえるかは微妙。
でもそれを読んだたくさんの彼の読者は「生きる価値なし」「リアルでは何もできないくせに」のような言いたい放題のコメントを残していく。
そういうコメントへの対抗としてリアルで事件を起こした可能性は高い。
いちばん気を付けなければならないのは、無名の、自称良心の一般人だ。
名無しさん
マスコミに踊らされ易い国民性。
フェイクニュースはなにもマスコミだけが作り上げる訳じゃない。ネットだってそうだ。
こうありたいっていう民衆の妄想が、マスコミやネットのたった一言で、ウソが本当になるという虞。
ただ、こういうことは日本人だけの話ではないと思うけどね。
精神的に疲弊した国なら、どこにでもある話ではないか?
atamikousuke2
面白い記事だった
名無しさん
ネットの出始めた頃にあった
「ひとりごと」ってスレ好きだったなあ
「お腹すいたー」とか一言言いっぱなし書きっぱなし
たまに、しりとりが始まったりして
平和だったなあ
荒らしなんて考えもしなかった時代
この加害者荒らしやってたの知って一気に
軽蔑した
名無しさん
他者攻撃癖自体は魔女狩りや村八分に象徴されるように昔からあったようだが
小規模なものはこれまで現実社会が抑制していたのではないか。
現在はお互いに干渉しないようになりスマホを介して会話するようになったので
こうした抑制が効かなくなったのではないかと推察している。
現に世間話をしているような女性たちが事件を起こしたとは聞いたことがないし
話し好きな営業マンによる事件もあまり聞かない。
名無しさん
久々にまともな記事と出会った。他者攻撃癖の人が多くて、本当に嫌になる。
名無しさん
真に受ける自分が悪いと思って生きてる。
それぐらいしかネットの声から自分を守れない。
このご時勢ネット断ちは色々とデメリットが大きいから。
ネットで匿名性ない方が平和かもしれない。
名無しさん
昔のネット掲示板みたいな時代は荒らしは放置、なんて言ってたけど。
最近はバトルしたい人同士で自然に集まるようになってきたから通用しなくなっている感じがする。
かまってほしいという欲求を同じ人間同士で満たし合ってるだけなら良かったんだけど殺人事件が起きてしまうとちょっと考えもの。

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名無しさん
書いてある事はよく分かる
ただ全員がそういうわけではない
そしてこれからはネットでの発言も自身の信用に直結する時代になると思う
それが予見出来ない人はネットでも実社会でも生活しにくくなるんじゃないかな
それと正義を振りかざす事ほど人を傷つける事もないって事をカキコミする時には覚えておいた方がいい
名無しさん
その根底に成果主義、実力主義と称してやたら細かい評価制度で人事考課、査定をして給料乱高下も可能な給与規程を作ったことも要因としてあると思う。年功序列を廃止してからギスギスした職場多くなったと思う。勿論、そうなる所以は偏った評価を平気でする上司が横行しているせいでもあるんだけど。でも日々そういうストレスにさらされながら仕事している人達の方が多くなれば、攻撃は最大の防御なり、で、先に相手を責めて自分は悪くないって理屈をこね揚げることに長けてゆく人が増えてゆくようにもなると思う。
小さい会社だと5段階評価で評価が3なら給料は降格、ボーナスも減額、つまりは二重の処罰をしてるようなものなのにそういうことを平気で給与規程にしているところもあるから。
そういうところでは「低能力って思われてなるものか」って異常に他者に厳しく攻撃的になる人いるよ。
だから一見かけ離れているようで実は繋がっていると思うよ。
大前くん100点!
日本人って実名制にすると、「民度」は上がると思うけどな。
名無しさん
だから日本人は昔からそうで今後もそうだってことだね。「八つ墓村」とか「吉原百人切り」なんて実際の事件だった。周囲の笑いものになって鬱屈しねじ曲がった人間が最後に行きつくところは昔も今も変わらない。そんな事件を産むいじめの土壌も伝統的なものでネット時代特有の物じゃないんだ。
名無しさん
的確て分析で素晴らしい。
名無しさん
この記事は一つの意見感想を述べてるようなのだけれども、じゃあどうしていこうってのがない。
コメントにはそういうのが見られる。
この記事は問題提起しているってことなのかな?執筆者の意図を図りかねる。
まさか小銭稼ぎってことはないよな?
よたよたを
あなたの隣にも ではなく あなたかも と読めた
自分のあり方を今一度問い直したい。良記事
名無しさん
リアルでは人との繋がりが希薄化する一方でSNSではみんなやたらと繋がりたがる。
個としてみんな寂しいんじゃないかな。
ネットは良くも悪くも繋がりすぎるし閉鎖的になりやすい。意見が多いと集団的になって少数を排除する考えも出てくるし、排除されたら自己の正義を貫きたくなる。
呑まれないようにしないとね。
名無しさん
自分と異なる価値観、視点を持つ人を、
非国民だの何だのという人は、
あたかも自分が国民の代表にでもなったつもりなのだろうか。
代表になったら、他者の意見も取り入れる度量も必要なのだが。

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名無しさん
九州大学の低能先生は偏差値は高かったということ?犯罪者は低能な男が多いというデータはあるけど例外かな
共通するのは能力に比べプライドだけが高い場合が多くオレ様が社会認知されない不満を潜在的に持ついわゆる常時欲求不満タイプ
何かを虐げることにより優位にみせる裏心理も持つがそれも満たされないと犯罪を起して暴発とにかく暴れたい
老若男女前頭葉のブレーキが壊れたら凶暴な人猿と化す
mokobeaverolive
医者かとおもった
多いよw
名無しさん
確かに、他者を批判する事でしか自分のアイデンティティを確認できない人が増殖している気がする。
匿名だからこそ、尚更お互いに気を使わなければならない最低限のマナーやモラルがある事を思い出す必要があると思う。
各サイトでも、ネット利用のガイドラインの整備が必要だと思うし、あまりにも他者への攻撃が酷い者に対する利用制限等を考えていかなければならないと思う。
名無しさん
吉街先生頑張って出所してね
かば汚
文章が長いがようは犯人だけを責めているだけでは次のネットにすら居場所がなくなった犯罪者が現れると言うことだろう。妙な関連ありそうでこじつけのような話を書いてるせいかさっそくコメ欄には特定の他者叩きに精をだしてる輩がいる。この問題はなくならないだろう。
次の事件を起こす奴は誰かな?
名無しさん
法やモラル マナー 仕来たり 上下関係  など日本人は 昔から縛られていることが多く 生きにくい環境は、ずっと一緒だろう 集団の規律を守るために 攻撃性は、いじめやパワハラという形があったが、現代社会は そこにメスを入れた ただその攻撃性は ネットや個人主義など 別の形に姿を変えたという事だろう。
名無しさん
日本人を表現するとしたら「異質なものを認めない」その一言に尽きると思います。
敗戦でも変わらなかったその特質は大胆な移民政策でも取らない限り変わらないのではないでしょうか
拉麺定食マン
戦中戦後の時勢を引き合いに出しているけれど、1974年生まれの人にその辺りの事が分かるのだろうか?
「日本の病」と書いているけれど、こういう出来事は海外でも起きて居るのではないか?高校での銃乱射事件とか。ちょっと決めつけが多い気がする。
名無しさん
敵は我なりを棚上げして感情的に誰かを
ディスる幼稚な時代から自分も含めてシフトチェンジしてった方がやっぱいいよな
名無しさん
士農工商…といった構図を示していた時代からすでにその気質はあったと思う。差別や偏見も同類だよね。民族気質?違うな、もともと人間にはそんなところがあるんだと思う。原始時代において人として歩み始めるようになり、上下関係ができ、一つの社会が確立されることで同時に人の心にも葛藤が生まれる。長い時代を経てその背景の影響もあるだろうけど、決して特異なことではないんじゃないかな。

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わにこ
久々に納得した記事でした
名無しさん
いつもはここの記事と意見が合わないことが
多いんですが、
この記事はわりと得心できる内容でした
ただ、悪意や過剰な同調圧力の根元が我々自身に
内在していることを肯んじるとしても
ネットがそれらの高効率な増幅装置になっていて
かつてでは起こり得なかったトラブルを
発生させているのもまた事実だと思いますね
名無しさん
顔が見えない怖さよ。ほんとにいろんな意味でな。
tfhrrdwsfgh
何をいまさら。
モンスタークレーマー、モンスターペアレンツなんて出てきた20年くらい前から、自分の憂さを晴らすために、他人を異常に攻撃する人が爆発的に増えてますよ。
名無しさん
所詮顔が見えないネット上のやり取り。罵詈雑言書く方が悪いけど、受け取る方も目くじらたてて応戦しないほうがいいと思う。
無言で削除が理想。
名無しさん
遊び気分で一人の人物をみんながやってるからという理由で叩いてたツケだと思う。
イジメと同じで(イジメの場合は被害者だけど)いじめられる方にも問題がある、しかしだからと言っていじめていいわけじゃない。
低能先生がいくらおかしい人だからと言っておもしろがって叩いてたらイジメと同じ、イジメっ子集団の中で比較的良心的だったひとりがイジメられっ子の復讐相手としてたまたま選ばれてしまっただけにしか見えない。
亡くなった方は不幸だと思うが、やれるものならやってみろと煽り続けた人が今回の加害者の一人なのを忘れてはいけない。

 





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