カルロス・ゴーンよりも衝撃だった、酒井法子の逃亡劇とその裏側
1/26(日) 21:00配信
写真：ロイター/アフロ
年末年始最大のスキャンダルといえば、カルロス・ゴーンの逃亡だろう。日本人としては腹が立つが、メディアや世間の食いつき具合はこの手の出来事がどこか魅力的なことも示している。
芸能界においても、逃避行や失踪といったことがちょくちょく起き、注目を浴びてきた。
古くは戦前、共産主義者の演出家とソ連へ駆け落ちした岡田嘉子だったり、恋人と海外に飛んだ関根（高橋）恵子や木之内みどりだったり。また、若人あきら（我修院達也）が釣りをしていて行方不明になり、3日後に記憶喪失状態で発見されたのにも驚かされた。
新しいところでは昨年、KANA‐BOONの飯田祐馬が10日間にわたって音信普通となり、バンドのライブが中止になったりした。飯田はかつて、清水富美加（千眼美子）と不倫をした過去があり、彼女が17年に、幸福の科学の活動に専念するとして表舞台から消えたことから、また出家かという見方も浮上したものだ。
なかでも、その意外性においてゴーンよりも衝撃的だったのが、のりピーこと酒井法子の逃亡だ。09年夏のことなので、10年数ヶ月が過ぎた。改めて、その経緯を振り返ってみるとしよう。
発端は、8月2日。これは押尾学が薬物セックスで急死した愛人女性を都内のマンションに置き去りにした日でもある。押尾が別の部屋に移動して「ヤク抜き」をしていた頃、酒井の夫（当時）高相祐一が都内で職務質問を受けた。
それが夜11時頃のことで、彼女は現場に急行。しかし、日付が変わって3日未明、夫は覚醒剤取締法違反の現行犯で逮捕された。彼女も任意同行を求められたものの、
「子供を預けているので、あとで行きます」
と、拒否。自宅マンションに戻ると、大量の荷物を持って外出する。そして、東京駅近くのコンビニATMで計40万円を引き出し、その店でカップめん、菓子、飲料水などを約6000円分購入。さらに、新宿区内の量販店（ドンキホーテ）で衣服、下着、化粧水などを買ったあと、渋谷区内の郵便局に立ち寄った。長男を預けていたママ友あてに、生活費として現金40万円と手紙を送るためだ。
こうして、逃亡生活がスタート。この日、押尾は逮捕されたが、酒井は行方をくらました。所属していたサンミュージックの相澤秀禎会長（当時）はこんなメールをしたという。
「心配していますよ。ひとりで考え込まないで僕に相談してください。（略）とにかく電話がかかってくるのを待っています」
しかし、4日になっても返信がない。会長は再びメールをして「みんなであなたを守るからね。心配しないで電話をかけてきてください」と呼びかけた。が、やはり返信はなく、午後2時に捜索願を出すことに。酒井のマネージャーと高相の母が話をして、ふたりで届けたという。
捜索願を出した心境について、会長はのちにこう語っている。
「僕たちは本気で法子が自殺するんじゃないかと心配していたからです。本当にそればかり考えていた。（略）うちには岡田有希子のこともあるし、法子を担当していた溝口マネージャーが自殺した過去もある……。しかも今回は子どもも一緒にいなくなっている。尋常ではないと思ったんです」（週刊文春）
岡田は酒井の3年先輩にあたるアイドルで、86年4月に自殺。酒井は前年12月に上京して会長の自宅に下宿していたが、同じく下宿していた岡田が3月からひとり暮らしを始めたことによりその部屋を譲られていた。また、溝口伸郎マネージャーは岡田をデビューからその死まで手がけたあと、酒井を長年にわたって担当。しかし、00年に自殺を遂げる。
こうした経緯もあいまって、事務所サイドはもっぱら、夫が逮捕されたショックから酒井が死を選んでしまうことを案じていたわけだ。捜索願が出された直後に行なわれた会見もそのトーンで進み、メディアも世間もそこに同調する雰囲気となった。
その雰囲気はしばらく持ち越されることに。5日には、酒井が長男の預け先に「子供の声を聞かせてほしい」と涙声で公衆電話をかけてきたという。その長男は6日に、警察によって保護された。
ところが7日になって、事態は一変する。夫が酒井の覚醒剤使用を供述、自宅マンションで覚醒剤と吸引器具が押収された。これにより、彼女にも逮捕状が出され、テレビでそれを知った彼女は弁護士に連絡をとり、9日に出頭する運びとなった。
その予定より一日早く、8日午後8時前に彼女は出頭したのである。
9日から取調べが始まり「詳しくは覚えていません」としながらも「夫が目の前で逮捕されたことにより、気が動転してしまった」「逃避行という意識はなかった」などと供述した。
11日には、事務所がコメントを発表。その後、彼女は起訴され、事務所とレコード会社から契約を解除されることになる。
では、逃亡していた6日間、彼女はどうしていたのか。都内の他には、都下の東大和や箱根、そして山梨県内にいたらしい。実際、事務所の会見が行なわれた4日の午後3時頃には、彼女の携帯電話の電波が山梨県身延町で確認されていた。捜索願が出されたことをテレビで知った彼女は「びっくりした」という。
ちなみに、山梨は酒井にとって縁のある土地だ。会長いわく「幼い頃から里子に出されたり、複雑な家庭環境だった」という彼女の父は、福岡で活動していた山口組系暴力団組長。元ホステスとの再婚を機に、埼玉の親戚の家で暮らしていた娘を呼び寄せた。そして、娘がデビューした87年に足を洗って金融業に転じ、酒井にとっては継母にあたる妻とともに山梨へ移住する。が、その2年後、交通事故で亡くなった。
会長は「法子のお父さんがそっちの人だというのは、スカウトした後で知りました」としつつ、
「アイドルとしての将来性は抜群だったので、それがデビューへの壁にはならなかった。お父さんを亡くしたとき、法子は寝台を足で蹴って泣いていた。（略）そのとき僕は法子の親代わりをやらなければいけないと決心したんです」（週刊文春）
と、振り返る。酒井の覚醒剤使用を疑わず、自殺の心配ばかりしていたのも、一種の親バカだったのかもしれない。「ヤク抜き」目的だったともされる逃亡を助けたのは、元組長夫人である継母と、その40年来の知り合いという社長、その兄でイトマン事件の許永中らとつきあいのある弁護士だった。彼女は結局「芸能界の父」より「そっちの継母」を頼ったのだ。
ただ、こうした「複雑な家庭環境」が酒井の魅力にもつながっていたのだろう。デビュー当時は明るさが売りだったのに、女優としては淋しい役どころで人気を得るようになったのも、それと無縁ではないはずだ。
ところで、冒頭で触れたゴーンの件でも意外な話が飛び出した。彼の父がかつて密輸に絡んだ殺人などで死刑判決を受け、懲役に減刑されてからも脱獄を企てたりしていたことが報じられたのだ。
アウトローな血と犯罪、という意味で、このふたつの逃亡劇は通じるところがあるのかもしれない。
文／宝泉 薫
【ＢＥＳＴ ＴＩＭＥＳ記事】
参照元/続きはこちら→：ヤフーニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200126-00011187-besttimes-ent
薬抜きの為に逃亡したことは忘れてはならない
人として最低な行動でしたね。
光GENJIの赤坂とか２回逮捕で完全に抹殺扱いだし、覚醒剤１回の逮捕者はテレビ出るにはまったく支障なく、複数回がアウトって基準は誰が決めたのかねぇ
子供を置いて逃げた事に衝撃を受けたし
家族旅行中にも夫婦で
吸引してた事に衝撃。
しれっと復帰しとるし
介護の仕事してから復帰したんならわかるが、、、
なんで介護とか簡単に言ったのか説明して欲しいわな
介護の仕事大変で頑張っとる人にも失礼やろ
それがまさかのクスリを体から抜くための逃亡だったとは。。
裁判が始まれば介護業界で生きていくと温情を得て、すぐさまそれは広告塔としての売名だとバレて、執行猶予が終わればすぐさまノリピーうれピーと芸能復帰。
悪いことをやっても信義を通せばきっと世間は分ってくれると思うのに、こういうことをやるから１０年経っても嫌悪される。親、兄弟がヤクザ者だというのは結構知られた話しだから驚かないけど、血は恐いなと思います。
綺麗な顔してるけど、皮を剥げば鬼瓦みたいな顔した極悪オッサン顔でしょ。
カルロス ゴーンと結びつける意図は良くわかりませんが、無実なら、逃げる必要は無いと言いたいのですかね。確かに彼女は、子供を預ける手当てをして、直ぐに出頭し身の潔白を証明してたら、こんなつまらない記事を書かれることも無かったでしょうにね。彼女が、潔く無かった事は事実ですよ。
岡田有希子さんのマネジャーも務めたという
溝口さんの自死の経緯や理由が
気になりました。
昔も今も、これから先も
クローズアップされる事は
ないのでしょうけれど。
最後に無理矢理二つのことを結びつけているが、本質的に共通性がない二つの出来事です。計画的な逃亡と刹那的なそれです。
酒井法子の自伝読んだ。逃亡中ワイドショーで自分のニュース見ながら考えていたのは、全て無かったことにする方法。自分も昔仕事でミスした時、反省よりも無かったことにできないかずっと考えてた。後で怒られてから反省したのでよく分かった。ただ生い立ちに関しては暴力団と言っても普通の家だったとか信じがたい内容だった。
子どもを道連れにしたりしてなきゃいいけどと心配してた自分が純粋すぎたと思い知らされた展開だった。
こんなふてぶてしい女性が自殺などしないでしょう。
それにしてもお塩の事件とほぼ同時だったんですね。
忘れていました。
結局は事務所の管理不足、反社会との繋がりを表していると思う。
薬をやった芸能人が普通にテレビに復帰しているようではいくら薬物使用防止を訴えても効果はない。
潜伏先の人から直接聞いた話だけどTV関係の人と一緒に隠れていて、しつこく口止めしていたらしいから。何で真相が明らかにならなかったのか不思議。神奈川県、湯河原の〇〇って宿。あんな詐欺師みたいな事をして未だに芸能界にいるなんて有り得ない。
件のアイドル崩れの場合は、捕まるのが嫌で逃げた。
比較することに無理があると思います。
もう彼女のことは、取り上げない方が良いと思う。
それ程、人格的に悪意を感じる。
眼科の待合室にいたけど、病院のテレビのニュース速報にその場にいた患者が皆釘付けww
私もすごい心配してたから、まさかの逮捕という文字にドびっくりした。
本人は一度捕まったからもういいと思っているだろうが、一度やったらもう人生終わりそう思って一般人として生きて行けば良いのだ。
結構したたかで曲者。
表向きで判断するのは甘い。
目の奥は冷めている。
可愛い子ぶっていて実は恐ろしい気配がする。
一生消えそうも無い。
当時はだんなの逮捕のショックで逃避したのが初めで「かわいそう」「気の毒」等の論調で自分もそう思ったが、だんだんと怪しいというコメントが増えていったのは覚えている。
警察は逃げ得はゆるさないとテレビなどで豪語してるくせに、この人は薬が抜けるまで逃げて逃げ得を許してしまった。どちらも最低。
あの逃亡には驚かされた。弱々しいのりピーのことだからメディアは自殺まで考えいるのではと心配しながら報道していたので、平然と出頭してきたときには唖然としたよ。やっぱり芸能人だけに見た目より図太い神経を持っているようだ。
行方不明になって、メチャクチヤ心配して
「お願い！のりピー死なないで。。」とか祈ったもん（笑）そしたら、テレビに速報が出て「酒井法子を 覚せい剤取締法違反で指名手配」って出て。。。、え〜〜〜〜〜〜っ！！！
もう、しばらく放心状態だったよね。
理解するのに時間掛かった。
薬で捕まっても 芸能界復帰して、普通に活躍してる人もいるけど、のりピーはイメージとのギャップが大き過ぎて、日本での完全復活を難しくしてるね。
のリピーの失踪の第一報は、ニュースZEROで知り、驚きました。お塩の事件の話で騒然としていた頃でしたね。その時はまさか、あんなプロ級の薬物抜き逃亡をして揚げ句逮捕されるとは考えもしませんでした。恐ろしい女だなと心底思いました。
↑この逃亡劇の時ＪＲ身延駅前と身延山周辺はたくさんの報道陣ですごかった‥。
子供をママ友に預けて逃げる‥罪は償ったとしてもその時に受けた子供の心の傷を考えたら今でも許せない。
知らない人は性格良さそうに見えて好感度高かったのりP
実際は性格もきつかったみたいだけど
警察署から出てきた時、介護のための学校入学、パチンコ、ボートレースの営業
すべて笑顔でやってのけて鋼メンタルは凄いと思う
クスリやってても、あれだけ美貌保ってるのはこの人ぐらいだなぁと思う
酒井もゴーンも、親と結びつけて決めつけるのは良くないと思う。橋下徹の時もそうだったけど、子供は親を選べない。親の罪は子供も罪ではないはず。
清原にもこれくらいの図太さがあれば逆にシャブなんてやらなくて済んだんじゃないか。
直接、酒井さんにお会いしたことがないのですが、ただ介護業界に転職すると言っておきながら結局現在は介護業界に身を置いてないから、嫌いになりました。過去はどうであれ継続してアプローチをかけてあるのでしたらと思いましたが、残念としか言えません。
確かに逃亡した際の建設会社社長だの断片的なことは覚えているか、足取りとなるとあまり覚えてないですね。それこそ「仰天ニュース」あたりでこの逃亡劇を再現ＶＴＲでやって欲しい気も（もうやっているかも!?）
押尾の方が先か酒井法子の方が先かどっちだったかは覚えていないが、2日連続だった記憶はすごく残っている。
それよりも関連して逮捕直後に放送したフジの「お笑い芸人歌へた王座決定戦」で優勝したオードリー若林の優勝賞品が酒井夫婦の別荘だったシャブハウス（のちに放火される）だった（まぁネタなんだろうけど）のが、2008年Ｍ－１準優勝後のオードリー活躍もあってすごい記憶に残っている。
いくら清純派を装っていても、この逃亡劇で彼女の素性が世間に知られてしまいましたね。
あの逃走劇は最早見事としか言いようがなかった。
何かマニュアルでもあるかのような寸分の無駄のない行動だった。そして復帰のための奉仕活動まで含めれば完璧な復活を遂げるだけの道筋があった。
この人の場合を考えればあちらの世界に通じていればこのマニュアルが使えるのではないだろうか、そのマニュアルを使って儲ける人もいれば法を掻い潜って生き延びる奴もいるのだろうな
東大和はアッチ系の人たちが密かに潜伏するエリアだと地元ではあまりに有名だった。
その後、防犯モデル地域としていっつぁん最初に至る所に監視カメラが導入されたのも然り。
関◯連合関係者もチラホラ東大和には来ていたしな。
そもそもK君がハメたワケだからね、酒井法子を…２つの意味で。
この人は、マンモスうれぴーからのマンモスしゃぶピーになっただけで基本、自身の人生にしか影響与えてないから逃亡しようが然程興味すらない。ただゴーンは別で、数万人のリストラをした平成の首斬りであり、それで持ち直して評価はされど、結果年間10億の他に公私混同に更に私腹を肥やしていた人間であり、多くの人へ影響を与えた観点からするとやはりより悪質でしょうね。
そんなタマでは無かったですよね。
アイドルだったころは好きでコンサートとかもよく行っていたのでかなりの衝撃だったけど、うちの親なんかもファンだっていう事は知ってたので、この事件が報道されているころ、親と一緒にテレビ観ていて本当に嫌な気分になった。
東出のファンだった人も同じ気持ちでいるのかなと思うと、ファンの気持ちも考えて行動しろよって思うけど、あちらにしてみれば勝手にファンやってるだけだろ？って思ってんだろうなー。
その目隠しとして執拗に動向が流された面はある。
だから自民党が負けた後はより悪質でスキャンダル性の強い押尾ルートが取り上げられた。
だから、のりぴー逮捕で 工藤静香夫妻も逮捕されるんぢゃなかろうか…と思っていたのを思い出した…
押尾学の方も、当時ジャニーズタレントだった人物が 押尾学と親交が深いと言われてたから その人も合わせて ジャニタレ 2人逮捕？ッとか 思ってた…
「しくじり先生」からは、おそらくオファーが来ている筈なのに、最後の切り札として考えているのか、未だに出演していない。出演して、赤裸々に話せば、禊として今後は、ドラマにも出られるかもしれないのに。今後、「福田和子」が再びドラマ化されるのならば、是非酒井さんに。自転車での逃亡劇は、迫真に迫れそう。
全然違う年だと思ってた。
今みたいにSNSが発達してたら凄いことになってたよね。
酒井は法務省の薬物裁判劇に出演していたし、ひき逃げの吉澤は一日警察署長で交通安全運動を呼び掛けていた。どちらも世間には真面目な法律を守る社会人と信じていたが、実際はただの演出上のイメージだけでネタとしてはインパクトが強かった。しかしより最悪なのは自民党国会議員の汚職逮捕であり、会社内トラブルとか運転手のひき逃げなどは日常茶飯事の小さな事件でしかなく衝撃的というのはいささかオーバーな見出し。